デジタル大辞泉 「穂」の意味・読み・例文・類語
ほ【穂】
2 槍・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の
3 接ぎ木・挿し木に使う芽のついた小枝。挿し穂。接ぎ穂。
[下接語]稲穂・刈り穂・挿し穂・垂り穂・接ぎ穂・出穂・波の穂・抜き穂・初穂・
[類語]稲穂・初穂・落ち穂・穂先・穂波・穂並み・瑞穂・垂り穂

 

(すい)に作り、爪+禾(か)。禾穂を摘み采る意。〔説文〕七上に「禾
りて秀あり。人の收むる
以(ゆゑん)なり。爪禾に從ふ」とし、また穗の字形をあげて惠(恵)声とするが、声が合わない。〔慧琳音義〕に引く〔倉頡
〕に穗・
を同訓としており、
・穗・
は同字異文と考えられる。惠に三隅矛(みつめぼこ)の意があり、禾麦の穗がそのような形に出ていることを、惠の字形によって示したものであろう。金文の惠の字に、上を三穂の形に作るものがあり、
縛の
(縛)も、古くは上部に三本の紐が出ている形であった。
・
に作る。
・
ziu
tは同声。
は会意。穗は三隅矛のような惠の上部の形をとり、
は声による字である。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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