コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 ハク

5件 の用語解説(箔の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

はく【×箔】

金属をごく薄く打ち延ばしたもの。金箔・銀箔・錫箔など。「を押す」
人が重んじるように外面的に付加されたもの。値打ち。貫禄。「が落ちる」

はく【箔】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ハク(漢)
すだれ。「珠箔」
すだれ状のすのこ。「蚕箔
のべがね。「金箔銀箔

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

はく【箔】

金属をたたいて薄くのばしたもの。金箔・銀箔など。 「 -を押す」
[0] 値打ち。貫禄。 「自分の-が落ちて、甚ひどく安く見られたやうで/青春 風葉
[句項目]

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


はく

金属の薄片のこと。金属の展延性を利用してごく薄く打ち延ばし、適当な大きさに切って美術・工芸品の装飾に使用する。古くは金、銀、錫(すず)などでつくられ、現在ではプラチナ、アルミニウム、銅、真鍮(しんちゅう)なども用いられる。奈良時代の『内匠式(たくみしき)』に「白鑞工」の名がみえ、白鑞(しろめ)すなわちいまの錫箔を打つ専門工人が当時すでにいたことがうかがわれる。箔の大きさは時代によって異なり、現在は金が11~12センチメートル四方、銀が11センチメートル四方が普通とされているが、古くは6センチメートル四方の金箔もあり、『内匠式』には白鑞箔が方八寸(約24センチメートル)と記されている。
 日本では金・銀箔の古い使用例として高松塚古墳の石室壁画がある。また木彫仏像や仏画などの装飾、屏風(びょうぶ)下地としての箔押し、料紙装飾として細かく切った切箔(きりはく)や糸のような野毛(のげ)など、古くからさまざまに利用されている。そのほか金工品では銅製品に金箔を張って鍍金(ときん)(めっき)と同じような効果を出したり、漆(うるし)工芸でも箔絵(はくえ)に、染織では摺箔(すりはく)、縫箔(ぬいはく)、金糸(きんし)、銀糸(ぎんし)などに広く用いられている。[原田一敏]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のの言及

【日本画】より

…ほかに合成絵具,棒絵具,泥絵具,顔彩などがある。絵具
[箔,泥,砂子]
 箔(はく)には金,銀をはじめとし,プラチナなどが用いられる。金箔には厚さの違いと,銀や銅との合金による色の差があり,純金箔,山吹,青金(あおきん),水金などと呼ばれる。…

※「箔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

箔の関連キーワード鎚起打ち鮑打ち出で打ち延ふ金紙銀葉金葉延板延金延棒

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

箔の関連情報