見るから(読み)ミルカラ

デジタル大辞泉 「見るから」の意味・読み・例文・類語

みる‐から【見るから】

[副]ちょっと見ただけで、いかにもそういう感じがするさま。一目ひとめ見て。「見るからうまそうな料理」「見るからに高級な品」
[類語]明瞭明快平明簡明明晰明白明明白白端的はっきりくっきりありありまざまざしか明らかきわやか定かさやか鮮やかめっきり浮き彫りクリア鮮明分明顕著顕然歴然歴歴瞭然りょうぜん亮然りょうぜん判然画然かくぜん截然せつぜん明確明解自明彷彿鮮烈一目瞭然手に取るようたなごころを指すまがう方ない隠れもない火を見るよりも明らか目に見える言わずと知れた紛れもない

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精選版 日本国語大辞典 「見るから」の意味・読み・例文・類語

みる‐から【見から】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「に」を伴っても用いる ) ちょっと見るだけで。いかにもそれらしく。一見して。
    1. [初出の実例]「見るからにおもひますたの池におふるあざさの浮きて世をばへよとや」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)六)

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