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遷移(せんい) せんい succession

翻訳|succession

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知恵蔵2015の解説

遷移(せんい)

一定の場所における生物群集が時間の経過とともに変わっていくことで、最終的に極相に達して安定する。主として植物についていわれるが、当然そこに生息する動物相も変化する。F.E.クレメンツ集大成した概念で、生物の営みによって環境が改変されるのが主たる要因。火山跡のような裸地から始まるものを乾性遷移と呼び、たとえば地衣類→草地→低木林→陽樹林→常緑広葉樹林を経て、極相のタブ林となる。湖沼や湿地を出発点とするものは湿性遷移と呼ばれ、水が浅くなるにつれて、たとえば藻類→ヒシなどの浮水植物群落→ヨシ原→ヤナギなどの陽樹→極相林といった遷移系列をたどる。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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