精選版 日本国語大辞典 「長歌・長唄」の意味・読み・例文・類語
なが‐うた【長歌・長唄】
〘名〙
① 和歌の一体。五音、七音の二句を三回以上続け、最後に七音を添えるもの。ちょうか。
※古今(905‐914)雑体・一〇〇二・詞書「ふるうたたてまつりし時のもくろくのそのなかうた」
② 短歌のこと。ちょうか。
※古来風体抄(1197)上「三十一字の歌は、詠ずるにながく詠ぜらるるなり。よりて詠のこゑにつきて、短歌といひ、ながうたとも申なるべし」
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