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霧島市 きりしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

霧島〔市〕
きりしま

鹿児島県中部,霧島山の南西麓にある市。南部は鹿児島湾の最奥部に臨み,北東で宮崎県に接する。2005年国分市,溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,隼人町,福山町の 1市 6町が合体。中心市街地の国分には奈良時代中期に大隅国の国分寺(大隅国分寺跡は国指定史跡)が建てられ,のち国府も設置。慶長9(1604)年島津義久が築城。当時の京都風町づくりが現存する。江戸時代は薩摩藩集落の一つ。市の中・北部を中心にシラス台地が点在し,サツマイモ,チャ(茶),野菜の栽培,ウシやブタの飼育が盛ん。古くからのタバコ(国分たばこ)栽培も有名。南部の沖積地などでは米作が行なわれる。国分隼人テクノポリス地域の指定を受ける南西部には,企業や大学の進出が目立つ。北東部の霧島山麓は韓国岳大浪池高千穂峰などの景勝および国指定重要文化財の霧島神宮霧島温泉郷があり,観光地としてにぎわう。南西部の天降川(あもりがわ)沿いにも温泉が多く,日当山温泉はその中心。付近一帯は古代部族,隼人の居住地といわれ,国指定史跡の隼人塚がある。縄文時代の住居跡などが出土した上野原遺跡は国の史跡に指定され,土器などの出土品は国指定重要文化財。宮崎県との県境にあるえびの高原には国指定天然記念物のノカイドウ自生地がある。市域北東部は霧島錦江湾国立公園に属する。北西部に鹿児島空港があり,JR日豊本線と肥薩線が隼人駅で接続。九州縦貫自動車道,東九州自動車道,国道10号線,220号線,223号線,504号線が通る。面積 603.18km2。人口 12万5857(2015)。

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