気がある(読み)キガアル

デジタル大辞泉 「気がある」の意味・読み・例文・類語

があ・る

意志意欲がある。「本当に勉強する―・るのか」
興味関心がある。特に、恋い慕う気持ちがある。「彼は彼女に―・るらしい」
[類語]惚れる愛する恋する好くめる焦がれる思う慕う愛慕する思慕する恋慕する惚れこむれる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想けそう目尻を下げる思いを掛ける惚れっぽい多情浮気移り気気が多い熱し易く冷め易い気移り心移り色気違いマダムキラーレディーキラー好き者助平すけべい漁色女好き男好きプレーボーイ女たらし女殺し好色好色家色好み鼻下長びかちょう手が早いちゃら浮気者艶福艶福家放蕩ほうとう蕩児とうじ遊蕩ゆうとう色魔女狂い男狂い

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精選版 日本国語大辞典 「気がある」の意味・読み・例文・類語

き【気】 が ある

  1. 関心がある。心がかたむく。
    1. [初出の実例]「『一升買って来たよ。どうだ気はねえかの』『そいつはよからうよ。わっちも気(キ)があったから、鮎の魚を焼いて置いた』」(出典歌舞伎彩入御伽草おつま八郎兵衛)(1808)小平次内の場)
  2. 恋心をいだいている。
    1. [初出の実例]「モシありゃ、おまへにきがあるそふさ」(出典:洒落本・婦美車紫(1774)高輪茶屋の段)

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