共同通信ニュース用語解説 「55年体制」の解説
55年体制
1993年に非自民8党会派による細川内閣が誕生するまで続いた自民党一党支配体制。55年に社会党右派と左派が統一し、保守合同による自民党も発足して両党の「保革対決」が長く続いたことから名付けられた。両党の議席割合はおおむね2対1と隔たりが大きいため社会党による政権交代は望めず「なれ合い」の政治構造とも指摘された。
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1993年に非自民8党会派による細川内閣が誕生するまで続いた自民党一党支配体制。55年に社会党右派と左派が統一し、保守合同による自民党も発足して両党の「保革対決」が長く続いたことから名付けられた。両党の議席割合はおおむね2対1と隔たりが大きいため社会党による政権交代は望めず「なれ合い」の政治構造とも指摘された。
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(星浩 朝日新聞記者 / 2007年)
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1955年(昭和30)秋の左右両派統一がなった社会党と,日本民主党と自由党の保守合同によって成立した自民党の2党を中心とする政治体制。自民党は安定的に長期政権を維持できるが,同時に社会党も改憲阻止に必要な約3分の1の議席数を保持しつづけるという均衡構造がつづいた。93年(平成5)8月細川内閣の成立によって,38年間の自民党単独支配が崩れ,55年体制も崩壊した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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