うん(読み)ウン

デジタル大辞泉 「うん」の意味・読み・例文・類語

うん

[感]
1 相手の言ったことに同意するときなどに発する声。親しい人に対して用い、「はい」「ええ」よりも丁寧さが低い。「『一緒に帰ろうか』『うんいいよ』」
2 力を入れて動作をするときに思わず発する声。「うんとばかりに踏んづける」
[類語](1)ほいほい・ほい・はい・はいはい・はあ・はっ・うんうん・ええ

うん【】[漢字項目]

[音]ウン(呉)(漢)
1 香草の名。ヘンルーダ。「香」
2 昔、1を本にはさんで防虫に用いたところから、書籍のこと。「閣・窓・台」
[補説]「芸げい」は別字。

うん

その数が不明であるか、またはわざと示さない場合に代わりに用いる語。「うん万円」「二十うん歳」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うん」の意味・読み・例文・類語

うん

  1. [ 1 ] 〘 感動詞 〙
    1. ① 相手の意向を了解、あるいは承諾したことを表わすことば。〔日葡辞書(1603‐04)〕
      1. [初出の実例]「うんと言いなうんと言いな。承知か承知か」(出典:浄瑠璃・伽羅先代萩(1785)道行)
    2. ② 何かを思い出したときや、あいまいに相手に答えるときに出すことば。
      1. [初出の実例]「『差向(さしむき)十万円もありますれば』『ウン僅か夫れ位のことか』」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上)
    3. ③ 相手の意向を問いただすときに言うことば。
      1. [初出の実例]「斎藤は怒った調子を明から様に出して、『うん?』と、うながした」(出典:一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉七)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 多く、「と」を伴って用いる )
    1. ① 苦しがってうなるさまを表わす語。うんうん。
      1. [初出の実例]「膝を抑へて唯一声、うんとばかりを後事(のちごと)にして」(出典:義経記(室町中か)五)
    2. ② 動作に力を入れるときに発することば。
      1. [初出の実例]「うんとばかりにかっぱと伏し」(出典:浄瑠璃・卯月の潤色(1707頃)中)

うん

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「うぬ(汝)」の変化した語 )
  2. ① 自称。おれ。
    1. [初出の実例]「うんどもは長さきのもんじゃが」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)六)
  3. ② 対称。おまえ。
    1. [初出の実例]「生れはながさき国なまり、『コリャうんたち。まだ市五郎・三蔵が舟は見へいろ』」(出典:浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)上)

ウン

  1. 〘 名詞 〙 ( [ポルトガル語] un 「一」の意 ) ウンスンカルタの組札の一つ。布袋(ほてい)、福祿寿、大黒、恵比寿、達磨を一枚ずつ計五枚からなる高位の札。

うん

  1. 〘 接頭語 〙 ナ行音で始まる動詞の上に付いて、勢いよく、無理に、などの感じを添える。江戸時代の関東の口語的な用法。「うん寝る」「うん飲む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む