改質法【かいしつほう】
- 百科事典マイペディア
- リフォーミングとも。石油精製工程の一つ。石油成分の炭化水素を熱や触媒の作用で変化させて組成や構造を変える操作。700〜900℃で触媒を用いて水蒸気…
セラミックコーティング ceramic coating
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 耐熱性をよくするために,軟鋼,耐熱鋼,耐熱合金,モリブデン,サーメットなどの表面にセラミックスを被覆すること。普通,釉 (うわぐすり) を表面…
エリオシトリン【eriocitrin】
- 漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
- レモンやライムの皮に多く含まれる黄色色素。レモン、ライムに多く存在し、同じ柑橘類でもオレンジ、グレープフルーツにはほとんど含まれていない成…
カニンゲン岩
- 岩石学辞典
- 橄欖(かんらん)石玄武岩の優白質のもので,灰長岩の噴出型と考えられる.岩石はラブラドライト(73%),オージャイト,蛇紋石化した橄欖石,および…
ポテンシャル potential
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 位置エネルギーは保存力場内にある質点の仕事をする能力を表わすが,この能力を保存力場そのものが潜在的にもつと考えるときに,位置エネルギーを力…
発酵
- 知恵蔵
- 微生物が糖などの炭水化物を酸素なしに分解し、エネルギーを獲得する反応。分解産物の違いによってアルコール発酵、乳酸発酵、酢酸発酵、酪酸発酵な…
キンヒドロン キンヒドロン quinhydrone
- 化学辞典 第2版
- キノンとヒドロキノンとの1:1分子化合物の一般名.狭義では,p-ベンゾキノンとヒドロキノンとから構成される図の化合物をいう.キノンを還元,また…
リン酸トリ-p-トリル リンサントリトリル tri-p-tolyl phosphate
- 化学辞典 第2版
- phosphoric acid tris(4-methylphenyl)ester.C21H21O4P(368.37).リン酸トリクレシルともいう.塩化ホスホリルPOCl3とp-クレゾールとを塩化亜鉛の触…
コバルトブルー コバルトブルー cobalt blue
- 化学辞典 第2版
- 青色の顔料.テナールブルー(Thénard's blue)ともいう.CoO・nAl2O3(n = 2~3)固溶体で,スピネル型構造をもつ.Al2O3とCo塩,または両者の硝酸塩を…
放射線増感剤 ほうしゃせんぞうかんざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 悪性腫瘍(しゅよう)の放射線療法に用いられる薬剤で、腫瘍の放射線感受性を選択的に増強して放射線による治療効果を高めるものをいう。製品にはブロ…
非化学量論的化合物 (ひかがくりょうろんてきかごうぶつ) non-stoichiometric compound
- 改訂新版 世界大百科事典
- 定比例の法則にしたがわない化合物。不定比化合物,ベルトライド化合物berthollide compoundなどともいう。化合物は多くの場合定比例の法則にしたが…
タンポポ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 西洋では第一級の薬草とされているタンポポ。わが国には西洋種、在来種を含めて30種近くがあります。黄色い花が上…
化学探査 かがくたんさ geochemical exploration
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地表の自然水、河川堆積(たいせき)物、氷河堆積物、土壌、岩石、植物および土壌ガス・蒸気などの分析を行って地下に存在する鉱床に由来すると考えら…
アラビアゴム あらびあごむ gum arabic
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アフリカ産のマメ科(APG分類:マメ科)アカシア属の植物アラビアゴムノキ(学名はAcacia senegal)、またはその同属や近縁の植物の幹に傷をつけて採…
ストロンチウム鉱物 (ストロンチウムこうぶつ) strontium mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- ストロンチウムを含む鉱物の総称。代表的な鉱物として天青石とストロンチアン石strontianiteがあり,それぞれストロンチウムの原料鉱物である。いず…
草木灰 そうもくばい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 藁(わら)や落ち葉、枯れ草などを焼いてつくった灰で、古くから肥料として使用されてきた代表的自給肥料である。最近では化学肥料の使用や藁類の不足…
次亜塩素酸カルシウム (じあえんそさんカルシウム) calcium hypochlorite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式Ca(ClO)2。水酸化カルシウム(消石灰)Ca(OH)2の粉末に塩素を吸収させると, 2Ca(OH)2+2Cl2─→Ca(ClO)2+CaCl2+2H2Oの反応で,この…
覆下栽培 (おおいしたさいばい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 野菜の覆下栽培 チャの覆下栽培作物を防寒や遮光の目的で覆いをし,その下で行う栽培方法。野菜の覆下栽培防寒のためにうねの北側によし…
もやし
- 改訂新版 世界大百科事典
- 萌,蘖と書く。《和名抄》では〈蘖〉を〈よねのもやし〉と読み,別に〈むぎのもやし〉があるとする。前者はひしお(醬)の類,後者は酒の醸造ととも…
柘榴石 ざくろいし garnet
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (Al,Fe3+)2(Mg,Fe2+,Mn,Ca)3Si3O12 。等軸晶系のケイ酸塩鉱物。名称は色や形がザクロの果実に似ていることからザクロのラテン名 granatusに由来…
ぜんそく
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 気管支(きかんし)の内側が狭くなり、肺への空気の出入りが悪くなる病気です。ぜんそくの発作(ほっさ)では、ゼーゼー、ヒューヒ…
ミツバ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 セリ科の多年草で、香り豊かな緑黄色野菜です。促成栽培された「切りミツバ」、水栽培で育て葉柄が10~15cmになっ…
ウレタンフォーム polyurethane foam
- 改訂新版 世界大百科事典
- ポリウレタンを骨格とする発泡体。ポリウレタンを合成する際,グリコール成分とジイソシアネート成分が水により反応し橋架け結合によって網状化する…
ブルースターの法則 ぶるーすたーのほうそく Brewster's law
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1815年、イギリスのブルースターによって導かれた光の反射に関連する法則。偏光していない光(自然光)が、屈折率n1の透明媒質から屈折率n2の透明媒…
成熟土 せいじゅくど mature soil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地表における風化(正しくは土壌化)生成物である土壌は、その場所の気候や植生の影響下に母材から変化したものである。母材は初期に変化を受け始め…
灰汁 あく lye
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般には植物の灰を水に浸し、その上澄み液をとったものをいう。もっとも古くから知られていたアルカリであり、その語源もアラビア語のqali(植物灰…
セルロース セルロース cellulose
- 化学辞典 第2版
- 繊維素ともいう.植物の細胞壁を構成する主成分であり,天然にもっとも豊富に産出する有機物質の一つ.セルロースは,グルコースがβ-1,4-グルコシド…
カルス(callus)
- デジタル大辞泉
- 1 植物体が傷を受けたときに、傷口をふさぐために増殖する組織。傷ホルモンの刺激によって形成される。癒傷ゆしょう組織。仮皮。2 植物の篩板しば…
アナンダミド(anandamide)
- デジタル大辞泉
- 《阿難陀、また「至福・歓喜」を意味するサンスクリット語のアーナンダと化学物質名のアミドを合わせた造語。アナンダマイドとも》内因性カンナビノ…
トケ岩
- 岩石学辞典
- 優黒質の橄欖(かんらん)石を主成分に含む玄武岩をいう.完晶質斑状で斑晶には磁鉄鉱,橄欖石,オージャイト,ラブラドライトがあり,石基は微粒状の…
ピネン
- 百科事典マイペディア
- モノテルペン炭化水素の一つC1(/0)H16。α‐,β‐の2異性体があり,またそれぞれにd‐,l‐の光学異性体がある。α‐ピネン(沸点156℃)はテレビン油の主成…
マグネシウム(magnesium)
- デジタル大辞泉
- 金属元素の一。単体は銀白色で軽く、展延性に富む金属。リボン状・粉末状にしたものは閃光せんこうを発して燃える。菱苦土石りょうくどせき・苦灰石…
家庭用品品質表示法【かていようひんひんしつひょうじほう】
- 百科事典マイペディア
- 家庭用品の品質表示を適正化して消費者の利益を保護するための法律(1962年)。繊維製品品質表示法(1955年)を拡大したもので,対象商品は,繊維製…
補償板 (ほしょうばん) compensator
- 改訂新版 世界大百科事典
- 直交する二つの直線偏光成分の間の位相差を変化させるために用いる光学素子を移相子といい,とくに位相差の可変なものを補償板という。バビネ,また…
プラセボ効果【placebo effect】
- 法則の辞典
- 「偽薬効果」ともいう.効果のないはずの成分でつくられた薬剤(偽薬)によってもたらされる効果.これの効果が存在しないことは患者には知らされな…
ゼノサーマル鉱床
- 岩石学辞典
- 高温で低圧の条件で形成された鉱床で,浅い深度に位置を占めた深成岩の急冷に伴われたもの.そのため鉱物組合せは複雑で,初期に形成された高温鉱物…
星野光 (せいやこう) integrated starlight
- 改訂新版 世界大百科事典
- 夜天光の一成分で,星の集積光。星野光の明るさは天球上の位置によって異なり,通常は空の1°四方の中のすべての星の明るさの総和を,10等星の個数(…
アガード石(データノート) あがーどせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アガード石英名agardite-(Y)化学式YCu2+6[(OH)2|AsO4]3・3H2O少量成分Ca,Bi,Al,Fe,Zn,Si,P,他のY族稀土類結晶系六方硬度未測定。筆者自身の経験では2…
カンフィールド鉱(データノート) かんふぃーるどこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カンフィールド鉱英名canfieldite化学式Ag8SnS6少量成分Fe,Cu,Ge,Te,Se。含Te種が報告されているが,別種の可能性がある結晶系斜方(直方)。擬等軸…
だだちゃ豆[豆類] だだちゃまめ
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 東北地方、山形県の地域ブランド。鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から大切に守り生産されてきた枝豆の在来種。莢が茶毛でくびれも深いため見た目…
加水分解 かすいぶんかい hydrolysis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 水の作用により分子が分解する反応。弱酸と強塩基または強酸と弱塩基から成る塩は,水によりもとの酸と塩基に分解する。有機化合物の場合は構成成分…
閃長岩 せんちょうがん syenite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中粒ないし粗粒の等粒組織を示し,構成鉱物が他形を有するアルカリ岩系の貫入岩。火山岩の粗面岩に相当する。アルカリ長石を主成分とし,斜長石の量…
しょうび‐ゆ(シャウビ‥)【薔薇油】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 バラの花から得られる香油で、特異の芳香を有し、淡黄色。香料・化粧品の原料とし、また医療上、矯味・矯臭剤とする。半開の花を早朝に摘…
アニス油 あにすゆ anis oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 精油の一つ。アニシード油aniseed oilともいう。エジプト、近東地方原産のセリ科植物の熟した果実を水蒸気蒸留すると収油率1.5~6%で得られる。これ…
イソアミルアルコール isoamyl alcohol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 (CH3)2CHCH2CH2OH 。単にアミルアルコールとも,3-メチル-1-ブタノールともいう。特有の臭いのある無色の液体。活性アミルアルコールとともに…
なめし法 ナメシホウ tanning
- 化学辞典 第2版
- 皮を革にかえる工程.革は乾燥しても,堅くも,もろくもならず,腐敗もしなくなり,耐水性になる.クロム錯塩を用いるクロムなめしは,皮を食塩と硫…
肥料 (ひりょう) fertilizer
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 歴史 欧米 日本 肥料成分 肥料の3要素 肥料成分の挙動 施肥および肥効 肥料取締法植物の必要とする養分を供給したり,土壌の条…
エナジードリンク えなじーどりんく energy drink
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 健康の保持に効果があり、覚醒(かくせい)作用があるとされる成分を含んだ清涼飲料水。成分はカフェイン、ビタミンB群、アミノ酸、炭酸水、果糖のほか…
サンショウ
- 食の医学館
- 英語でチャイニーズ・ペッパー、またはジャパニーズ・ペッパーなどと呼ばれるように、東洋を代表するスパイスの1つです。 その歴史は古く、日本で…
ペットフード
- 知恵蔵
- 伴侶動物は家族の一員という考え方が社会の中に浸透し、そのような動物の食事に対して「えさ」という言葉は使われなくなった。ペットフード、あるい…