フィランソロピー
- 大学事典
- ギリシア語では人類愛を意味するが,大学との関連では篤志家や財団等による寄付,とくに19世紀最後の4半世紀のアメリカ合衆国で大学新設に向けて巨額…
歴史と階級意識 れきしとかいきゅういしき Geschichte und Klassenbewußtsein
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ハンガリーのマルクス主義哲学者 G.ルカーチが 1923年に発表した書物。当時マルクス主義は硬直した素朴唯物論と教条主義に堕落しており,ルカーチは…
lèse-
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [接頭] 「…を冒涜(ぼうとく)する」の意.crime de lèse-société|反社会的行為crime de lèse-humanité|人間性の冒涜.
快 かい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 不快とともに感情においてもっとも基本的な傾向をなすものと考えられ、その起源は古代ギリシアにまでさかのぼることができる。アリストテレスは、感…
荀子 じゅんし Xun-zi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,戦国時代末の儒家。趙の人。名は況。尊称は荀 (孫) 卿。一時斉の「稷下の学」に属したがのち楚に行き,蘭陵で小吏となりそこで客死した。著書…
前兆 ぜんちょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 未来に関する情報を与えると信じられている事象。予兆ともいう。ただし現在や過去のできごとを示す兆(しるし)もあり、この場合、現在や過去の秘めら…
家族関係 かぞくかんけい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 親子関係,夫婦関係,兄弟関係などの家族構成員間の人間関係をいう。家族構成員の間では直接的な接触 (対面接触) が行われ相互影響が大であり,また…
たん‐そ【炭×疽】
- デジタル大辞泉
- 1 炭疽菌の感染によって起こる人畜共通の感染症。血液の中で菌が増殖し、敗血症を起こす。主に牛・馬・羊・豚に伝染し、人に感染することもある。日…
ネメシス Nemesis
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア神話で,人間の分をわきまえぬ思い上がった言動(ヒュブリス)に対する神の怒りと罰を擬人化した女神。その名は〈配分者〉の意。彼女の最も…
事件の核心 じけんのかくしん The Heart of the Matter
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの作家グレアム・グリーンの長編小説。1948年刊。第二次世界大戦中のイギリス領西アフリカ植民地が舞台。良心的な警察副署長スコービーは他…
ムーディ(William Vaughn Moody) むーでぃ William Vaughn Moody (1869―1910)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの詩人、劇作家。ハーバード大学卒業。シカゴ大学で教鞭(きょうべん)をとったのち創作に専念。早世したため寡作だが、当時流行のメロドラマ…
生命科学 せいめいかがく life science
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 第2次世界大戦後に起り急速に発展した分子生物学を中心とする,生命探究のための新しい学問領域。観察・記載を主とした古典的な生物学と異なるのは,…
ピエール ダニノス Pierre Daninos
- 20世紀西洋人名事典
- 1913 - フランスの小説家。 パリ生まれ。 ジャーナリストを経て、第二次世界大戦中に処女作「人間の血」を発表。戦後の’47年「神様の手帳」でアン…
たいが‐しょうせつ(‥セウセツ)【大河小説】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間の成長の歴史を時代の流れとの関連で発展的にとらえていこうとする小説。主として二〇世紀前半のフランスにおいて行なわれた。代表的…
とん‐コレラ【豚コレラ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( コレラは[オランダ語] cholera ) ブタの急性伝染病の一つで法定伝染病。「コレラ」というが、実は英語で swine fever とよぶ病気のこと…
ギニョール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] guignol )① あやつり人形の一種。人形の胴体の中に手をいれて指であやつるもの。手人形。[初出の実例]「いろいろな人間の…
かっぱ【河童】 の 屁((へ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 物事がたやすくできること、取るに足りないことをいうたとえ。屁の河童。〔俚言集覧(1797頃)〕[初出の実例]「あの位なものは何でもねい〈略〉河…
いんよう‐せつ(インヤウ‥)【陰陽説】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰陽二気が互いに消長し調和することによって自然界の秩序が保たれているように、政治、道徳、日常生活など人間のあらゆる営みは全て陰陽…
ダブルフォールドテスト
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 紙の資料の劣化の程度を調べる方法の一つ.本文紙の端を前後に折り曲げて,折れたり,切れたりするかどうかで劣化の様子を,人間の感覚により評価す…
ナレッジマネジメント
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 人間の頭の中に存在する知識,知恵,ノウハウ情報などの暗黙知を,組織として共有できる形式知として集結し,新しい情報技術を導入して組織内ではい…
グレーグ ぐれーぐ Fernand Gregh (1873―1960)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの詩人。『幼時の家』(1896)でデビューしたのち、1902年ユマニスムへの回帰を説く宣言を『フィガロ』紙に発表、象徴主義からの脱却を図っ…
楊慈湖 ようじこ Yang Ci-hu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]紹興11(1141)[没]宝慶2(1226)中国,宋の儒者。浙江省の人。名は簡。字は敬仲。慈湖先生と称された。乾道年間 (1165~74) の進士。陸象山に学んで…
知識集約化 ちしきしゅうやくか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 研究開発,デザイン,専門的判断および経験・知識,ソフトウエアなど人間の知的活動が製品やサービスに付加されることを指す。これによって単純労働…
悪魔主義 あくましゅぎ diabolism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- すべてを破壊し否定する悪魔的精神により,人間の暗黒面を追求,その表現に美を見出そうとする文学上の傾向。世紀末のデカダンスはその顕著な実例で…
体育生理学 たいいくせいりがく physiology of exercise
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 身体運動が人間の心身に与える影響を,生理学的側面から研究する体育学の一分野。主として,筋力やスピードの発達の機序とそのために必要な適刺激の…
聖化運動 せいかうんどう Heiligungsbewegung
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- J.ウェスリーの「キリスト者の完全」に出発点をもつリバイバル運動。義認に対して,第2の恵みとして,罪に勝利した聖潔を実生活に実現していく聖化を…
セケル Seker
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代エジプトの神。もともとは植物神で,のちにメンフィスの地下墓地の死者たちの神となった。3つの人間の頭をもち,強い翼をもったへびの身体をした…
装甲列車14-69 そうこうれっしゃいちよんろくきゅう Bronepoezd No.14-69
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ソ連の作家 V.イワーノフの小説。 1921~22年発表。 A.ファジェーエフの『壊滅』と並んで,反革命軍と英雄的に戦ったパルチザンの闘争を描いた代表的…
ウルドの泉 うるどのいずみ Urðar-brunnr
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北欧神話に現れる泉の名。『エッダ』とアイスランドの学者スノッリ・スツルソンによれば、大樹イグドラシルのそばに湧(わ)く泉で、その名はそこに集…
天【てん】
- 百科事典マイペディア
- 天(あめ),空(そら),天空。漢字〈天〉は,人間の正面形を表す大に頭部を示す円を加えた形という(白川静《字統》1984年)。天ないし天空を神的存在…
館山一子 (たてやま-かずこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1896-1967 大正-昭和時代の歌人。明治29年3月21日生まれ。窪田空穂(くぼた-うつぼ)に師事。昭和2年夫の田辺駿一(のち離婚)と「黎明」を創刊。口語…
ごうり‐せつ(ガフリ‥)【合理説】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 道徳のもとを理性にもとめた説。理性にぴったりかなうものだけを認め、そのように生活する考え。理性論。[初出の実例]「一つは理性を本…
観念 かんねん idea
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元来は仏教の用語で,真理または仏を観察思念するという意味。今日ではギリシア語のイデアの訳語として,いろいろな意味に用いられる。古代ギリシア…
徐廷柱 (じょていちゅう) Sǒ Chǒn-gju 生没年:1915-2000
- 改訂新版 世界大百科事典
- 韓国の詩人。号は未堂。全羅北道高敞生れ。ソウル中央仏教専門学校を卒業,1936年詩同人誌《詩人部落》を発刊して詩壇に登場。解放後ソラボル芸術大…
択里志 (たくりし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 朝鮮,李朝後期の実学者李重煥が著した地誌。1714年成立。写本,不分巻。《択里志》という名称は後世の人が付けたもので,《八域卜居志》《八域志》…
バザレリー Victor Vasarely 生没年:1908-97
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハンガリー出身のフランスの画家。ブタペストの通称〈ブダペスト・バウハウス〉に学んだのち,1930年からパリに住む。〈視覚芸術探求グループGroupe …
マダーチ Madách Imre 生没年:1823-64
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハンガリーの詩人,劇作家。由緒ある名門の出で,郷土の政界で活躍する。1848年の独立戦争で弟,妹夫婦を失い,自身も1年拘禁生活を送る。その間結婚…
にん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【人形】
- デジタル大辞泉
- 1 木や紙、土などで人間の形をまねて作ったもの。古くは信仰の対象であったが、中世以後は愛玩・観賞用として発達。演劇にも用いられる。2 自分の…
尾崎士郎 (おざき-しろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1898-1964 大正-昭和時代の小説家。明治31年2月5日生まれ。早大を中退,左翼運動にはいるが,やがて離脱。昭和8年「都新聞」に連載の青春小説「人生…
ドロルム Delolme, Jean Louis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1740. ジュネーブ[没]1806.7.16. セーウェンスイスの憲法学者。イギリスに亡命中,『イギリス憲法論』 Constitution de Angliterre (1771) を著…
内丹・外丹 ないたん・がいたん nei-dan wai-dan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 道教の仙薬,およびその製造法。道教では,不老長生の薬を丹と呼んで,それを練り,つくりだすことに道士は熱中した。しかし,現実に化学的にはそれ…
汝自身を知れ なんじじしんをしれ gnōthi sauton
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- デルフォイの神殿に刻まれていたといわれる有名な格言。ディオゲネス・ラエルティオスはこれをギリシア七賢人の一人タレスに帰すが,同じ七賢人の一…
生命霊 せいめいれい Lebensseele
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 霊魂観念の一形態で,人間の生命を存在させている原理として想定される観念。イギリスの人類学者 E.タイラーによれば,生命霊の起源は,原始人が,夢…
絶望 ぜつぼう despair
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般にはある不在の善を獲得し,あるいは現存する悪を排除する可能性がまったくなくなった場合の精神状態。キルケゴールは,その著『死にいたる病』…
第1次集団 だいいちじしゅうだん primary group
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1次的集団。家族,仲間集団,遊戯集団など比較的小規模で,成員の間に直接的な接触 (対面接触) がもたれている集団。このような集団においては,成員…
どう‐ぎり【胴切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 動物や人間の胴を横に切ること。また、その切ったもの。つつぎり。わぎり。[初出の実例]「猶も奴原を浜面へ追出して、弓手・馬手に相付…
なき‐がら【亡骸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 死んで魂のぬけてしまった肉体。死んだ人間のからだ。しかばね。死骸。死体。現代では死体や遺骨を敬っていう。[初出の実例]「ひとりね…
しょう‐こう(セウコフ)【小劫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。人間の寿命が八万歳から一〇〇年ごとに一歳ずつ減っていき、一〇歳になるまでの間。また、一〇歳から百年ごとに一歳ずつ増えていき…
ジェームス・サムエル コールマン James Samuel Coleman
- 20世紀西洋人名事典
- 1926 - 米国の社会学者。 シカゴ大学教授。 パーデュー大学卒業後、ジョンズ・ホプキンズ大学を経て、1973年以降シカゴ大学教授。著書の「数理社会…
ボイート ぼいーと Arrigo Boito (1842―1918)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアの詩人、作曲家。ミラノ音楽院を卒業。詩集『熊王』(1865)、『詩の本』(1877)などは、いずれも人間の内面に潜む神的な部分と悪魔的な部…