断熱反応操作 ダンネツハンノウソウサ adiabatic reaction process
- 化学辞典 第2版
- 化学反応器の温度を制御する操作の一つで,外部とは完全に断熱され,反応熱はそのまま反応流体の温度変化となる.反応装置では,温度が適当な操作範…
高隈山地 たかくまさんち
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鹿児島県大隅半島(おおすみはんとう)の骨格をなす古い山地。鹿児島湾沿いに南北に連なり、北は霧島(きりしま)市福山町付近から南は鹿屋(かのや)市古…
鯨肉【げいにく】
- 百科事典マイペディア
- セミクジラ,イワシクジラ,ナガスクジラなどの肉を用いる。一般に背の部分の赤肉を食べるが,特に尾羽毛(おばけ)は美味で刺身にもなる。赤肉は特異…
硫酸塩鉱物 (りゅうさんえんこうぶつ) sulfate mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 硫酸基SO42⁻を含有する鉱物。無水塩および含水塩が存在する。結晶構造はS原子を中心にして4個のO原子がこれをとりかこむSO4の四面体が基本構造となり…
寒霞渓 (かんかけい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 香川県小豆(しようど)島北東部,小豆(しようず)郡小豆島町の旧内海町にある景勝地。瀬戸内海国立公園の一部で,国の名勝。島最高峰の星ヶ城(817…
物質と記憶 ぶっしつときおく Matière et mémoire
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベルクソンの第二主要著作。1896年刊。デカルト以来の精神‐物質二元論を継承し、両者の関係を独自の時間的視角から解明した書。心的実在には持続の緊…
芋子石(いもごせき) いもごせき imogolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1962年(昭和37)吉永長則(ながのり)、青峰重範(しげのり)によって発見された粘土鉱物の一つ。アロフェンに似てはいるが、X線粉末回折線の現れ方、熱…
有度山 うどやま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 静岡市にある丘陵性の山。標高307メートル。「うどさん」ともいう。山地は更新世(洪積世)に堆積(たいせき)したかつての安倍(あべ)川の砂礫(されき)…
ツンドラ土 つんどらど tundra soil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シベリア、アラスカ、カナダの北極圏内に広く分布するツンドラ(永久凍結層――永久凍土ともいう)は、年間を通じ地表または地表直下が凍結しているの…
被官 ひかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本来は被管と書き、管轄を受けることをいった。(1)令(りょう)制では、上級官庁に直属する下級官庁、たとえば省に属する職(しき)、寮(りょう)、司(…
クオリティ・ペーパー くおりてぃぺーぱー quality paper
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高級紙のこと。クオリティ・プレスquality pressともいう。ポピュラー・ペーパーpopular paper(大衆紙)に対する新聞として、イギリスで始まった。1…
о́бществ|о [オープシストヴァ]
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [オープシストヴァ][中1]〔society〕①社会челове́ческое //о́бщество|人間社会совреме́нное [информацио́нное] //о́бщество|現代[情報化]…
土浮貝塚どぶかいづか
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:角田市小坂村土浮貝塚[現]角田市小坂 土浮・熊野前角田市の北端、阿武隈川と白石(しろいし)川の合流点から約三キロさかのぼった阿武隈川…
二屋敷遺跡にやしきいせき
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:刈田郡蔵王町宮村二屋敷遺跡[現]蔵王町宮 二屋敷国道四号と宮(みや)の町に向かう県道との分岐点から北二キロの地点にあり、標高六〇メー…
下峰遺跡しもはぎみねいせき
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:西之表市現和村下峰遺跡[現]西之表市現和標高約四二メートルの台地上に立地する。鬼界(かい)カルデラ起源のアカホヤ火山灰層(約六千…
大瀬洞穴おおせどうけつ
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:球磨郡球磨村大瀬谷村大瀬洞穴[現]球磨村大瀬球磨川の中流、槍倒(やりたおし)の瀬の断崖に開口する洞穴。石灰岩鍾乳洞で球泉(きゆうせ…
冷媒 れいばい refrigerant
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 圧縮(高圧・高温)→冷却・液化(高温域での環境への放熱)→膨張(低圧・低温)→気化(低温域での吸熱)の過程を繰り返して、低温を得る熱力学過程を…
赤外線写真 せきがいせんしゃしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 可視光より長い700ナノメートル以上の赤外線により撮影する写真で、赤外フィルムに赤外撮影用フィルターを併用する方法が一般的である。750ナノメー…
紫平野ちくしへいや
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:総論紫平野有明海沿岸の佐賀県から福岡県にまたがる平野の総称。有明海に面した佐賀県六角(ろつかく)川流域の白石(しろいし)平野から筑…
二畳紀 (にじょうき) Permian period
- 改訂新版 世界大百科事典
- ペルム紀ともいい,地質時代区分の一つ。古生代最後の紀で,両生類時代ともされ,今から2億8600万年前から2億4800万年前までの期間をさす。1841年R.I…
胚葉 (はいよう) germ layer
- 改訂新版 世界大百科事典
- 多細胞動物の個体発生の早期に出現する三つの細胞層。受精卵の卵割によって生じた多数の細胞は,単純な上皮構造を示す胞胚を形成するが,これに続く…
フロン
- 知恵蔵
- フロンは、フルオロカーボン類の日本で命名した総称名であり、CFC、HCFC、HFC、PFCなど種々の化合物を包括する。クロロフルオロカーボン(CFC)は、天…
加曽利貝塚 かそりかいづか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 千葉市若葉区桜木町(旧字(あざ)加曽利)に所在する縄文時代前期から晩期の集落遺跡。都川(みやこがわ)支流の古山川の谷に臨む洪積台地上に長径160メ…
マンボウガイ (万宝貝) bull mouth helmet shell Cypraecassis rufa
- 改訂新版 世界大百科事典
- トウカムリガイ科の巻貝。殻は厚質堅固で倒卵形,高さ15cm,径10cmくらいになる。巻きは低くて,最後の巻きは大きい。表面は紫灰色で黒褐斑があり,…
フラスコモ Nitella
- 改訂新版 世界大百科事典
- 車軸藻植物の中で,雌性生殖器官に10個の小冠細胞をもち,節間部に皮層がなく,そして叉(さ)状に分枝する小枝をもつ仲間をフラスコモ属という。皮…
リソスフェア りそすふぇあ lithosphere
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 岩石圏のこと。もともと、気圏や水圏に対して、地球の固体部分をさすかなり漠然とした概念であったが、現在では、地球表面を覆う厚さ100キロメートル…
貯蔵根 ちょぞうこん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 肥大して、柔組織中に養分を多量に貯蔵した根をいう。養分は糖質が主で、たいていはデンプンがデンプン粒として蓄えられる。ダリアやキキョウではイ…
カヤン族 カヤンぞく Kayan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ボルネオ島の先住民。隣住するクニャー族 Kenyahと文化的類似性をもつことから,インドネシア領東カリマンタンでは両者を一つのグループとみなしてバ…
暴動 ぼうどう riot
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 群集や暴徒による自然発生的な集団的暴力。具体的には反乱,一揆,騒擾 (そうじょう) ,打ちこわしなどをいう。暴動は社会秩序を転覆し新社会秩序の…
労働社会学 ろうどうしゃかいがく sociology of labour
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 労働を規定している諸状況との関連で,労働の主体すなわち労働者の諸行為とその人間関係や組織を研究する社会学の一分野。産業社会学がもっぱら雇用…
アオサ(石蓴) アオサ Ulva; sea lettuce
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 緑藻類アオサ目アオサ科に属する海藻。藻体は葉状。2層の細胞層から成り,一端は仮根となって岩石,浮遊する木片などに着生する。日本では最も普通に…
ヤコウガイ Turbo marmoratus; great green turban shell; marble shell
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 軟体動物門腹足綱サザエ科。殻高 18.5cm,殻径 20cmに達する大型種。殻は重厚堅固,螺塔は低く,体層が非常に大きくふくらむ。また肩,周縁,殻底に…
ドウマンチャ貝塚どうまんちやかいづか
- 日本歴史地名大系
- 青森県:下北郡大間町大間村ドウマンチャ貝塚[現]大間町大間 大間平大間(おおま)崎へ向かって張出す標高約二〇メートルの低位海岸段丘上の通称ド…
羽沢貝塚はざわかいづか
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:海津郡南濃町羽根村羽沢貝塚[現]南濃町羽沢揖斐(いび)川の右岸、養老(ようろう)山地の山麓に形成された小扇状地の末端に位置する。県…
下城遺跡しものじよういせき
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:阿蘇郡小国町下城村下城遺跡[現]小国町下城 下城杖立(つえたて)川と樅木(もみのき)川に挟まれた丘陵突端にある。「古城考」によれば阿…
誉田高田貝塚ほんだたかだかいづか
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:千葉市緑区高田村誉田高田貝塚[現]緑区高田町 中芝都(みやこ)川本谷の最奥部、小支谷に囲まれた舌状台地に立地する。標高五二メートル。…
六角氏式目 ろっかくししきもく
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 義治(よしはる)式目とも。近江国南部を領した戦国大名六角氏が1567年(永禄10)4月に定めた家法。67カ条の法度(はっと)と,三上恒安以下20人の六角氏重…
浮島ヶ原 うきしまがはら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 静岡県富士市から沼津市にかけての沿岸低湿地。かつては沼地であったが、愛鷹(あしたか)山の裾野(すその)と駿河(するが)湾奥部の砂丘との間の潟湖(せ…
屏風ヶ浦 びょうぶがうら
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 千葉県北東部、銚子市(ちょうしし)名洗(なあらい)から旭市(あさひし)刑部岬(ぎょうぶざき)に至る海食崖(がい)。高さ40~50メートルの断崖が10キロメ…
磁性インキ (じせいインキ) magnetic ink
- 改訂新版 世界大百科事典
- 印刷によって磁性記録層をつくるためのインキ。1950年代にアメリカで小切手の番号を自動読取りする目的で開発された。凸版およびオフセット印刷用の…
シロキクラゲ(白木耳) シロキクラゲ Tremella fuciformis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 担子菌類シロキクラゲ目シロキクラゲ科。夏から秋にかけて,種々の広葉樹の枝や幹に生える。その形は平らでしばしば2~3回分岐し,色は白または黄,…
小沢儀明 おざわよしあき (1899―1929)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地質学者。山梨県の出身。1923年(大正12)東京帝国大学地質学科を卒業し、助手となる。1924年講師となり、「日本二畳石炭紀石灰岩の区分について」…
茅山貝塚 かやまかいづか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神奈川県横須賀(よこすか)市佐原に所在する縄文時代早期末の貝塚。いわゆる「茅山式土器」の標式遺跡として有名である。すでに1897年(明治30)沼田…
ギアナ高地 ぎあなこうち Planalto da Guiana
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アメリカ大陸北部、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナおよびブラジルにまたがる山塊。ブランコ川とエセキボ川を結ぶ低地帯で東西…
塑造 そぞう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 塑土(そど)による造像技法で,心木に藁縄などを巻いてひっかかりを作ったうえに数層(だいたい2~3層)の塑土を粗いものから細かいものへと順に着せて…
葉 は leaf
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 植物体を構成する主要器官の一つ。平らで薄い構造で,茎から重なり合わないように側出するのが典型的な型である。主として光合成や蒸散作用などを営…
ザミーンダール ざみーんだーる Zamīndār
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルシア語で「土地所有者」を意味するが、イランの用語ではなく、ペルシア語を公用語とするインドのムスリム諸王朝、ことにムガル朝以後の北インド…
イリゴージェン Hipólito Yrigoyen 生没年:1852-1933
- 改訂新版 世界大百科事典
- アルゼンチンの政治家。大統領(1916-22,28-30)。バスク系移民の子としてブエノス・アイレス市に生まれる。母の実弟に当たるアレムLeandro Alemの…
谷津台貝塚やつだいかいづか
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:千葉市稲毛区小中台村谷津台貝塚[現]稲毛区小中台町 谷津台宮野木(みやのぎ)本谷とそこから分岐する園生(そんのう)支谷とに挟まれた舌…
赤野井湾遺跡あかのいわんいせき
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:守山市赤野井村赤野井湾遺跡[現]守山市赤野井町赤野井町地先の赤野井湾一帯に広がる湖底遺跡。昭和六〇年(一九八五)・同六一年の発掘調…