「アリストテレス」の検索結果

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ゼンナート ぜんなーと Daniel Sennert (1572―1637)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの医師、化学者。ブレスラウ(現、ポーランドのブロツワフ)に生まれ、1602年ウィッテンベルク大学医学教授となった。生命現象を化学作用とと…

一元論・多元論 いちげんろん・たげんろん monism, pluralism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
世界の根拠ないし実体を唯一の究極的原理に還元して考えようとする一元論に対し,2つ以上の実体を考えるものを多元論という。多元論の場合特に顕著な…

ニコマコス倫理学 ニコマコスりんりがく Ethica Nikomachea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アリストテレスの実践学すなわち人間のなす事柄に関する哲学のうち,エートスを対象とした倫理学に属する著作の一つ。『大道徳学』や『エウデモス倫…

エックハルト Eckhart, Meister Johannes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1260頃.ホッホハイム[没]1328頃.アビニョンドミニコ会士。 14世紀ドイツ神秘主義の最高峰をなす哲学者。 1293年パリに学び,1304年ドミニコ会ザ…

体液病理学 たいえきびょうりがく humoral pathology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アリストテレスの説をヒポクラテスが拡大し,ガレノスが踏襲したもので,血液,粘液,黄色胆汁,黒色胆汁を四大体液とし,その調和状態を健康の,ま…

エラン・ビタール élan vital

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「生命の飛躍」の意。『創造的進化』に用いられたベルグソンの自然哲学の主要概念であり,「精神的エネルギー」の語も同義。 1824年 S.カルノーが発…

ボイル

百科事典マイペディア
英国の物理学者,化学者。貴族の出で,イートン校に学んだのちジュネーブで勉学,1644年帰国。私費で実験室を建て,生涯実験を行った。真空ポンプを…

科学革命(かがくかくめい) scientific revolution

山川 世界史小辞典 改訂新版
人類の,自然科学,技術,美学に対する態度や考え方の大きな変更のこと。一般には,17世紀のヨーロッパに生じ,近代の科学技術を産み出すもととなっ…

実念論 (じつねんろん) realism

改訂新版 世界大百科事典
実在論の最初の中世的形態。概念実在論ともいい,普遍的概念の実在性を主張する。類,種,種差などの〈普遍universalia〉は,個物から独立し,〈個物…

石橋忍月

朝日日本歴史人物事典
没年:昭和1.2.1(1926) 生年:慶応1.9.1(1865.10.20) 明治大正期の評論家,小説家。本名友吉,別号気取半之丞など。筑後国(福岡県)上妻郡の生まれ。帝…

作用心理学 さようしんりがく Aktpsychologie ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
ブレンターノが主張した心理学で、アリストテレスおよびスコラ哲学の影響がみられる。心理現象を内容と作用に分け、内容を研究するのが現象学で、作…

常識 じょうしき common sense

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一般に学問的知識とは異なり,普通人が社会生活を営むためにもち,またもつべき意見,行動様式の総体をいう。これは経験の集積からなることが多く,…

形式 けいしき forma; form

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
哲学上,内容あるいは質料に対する重要概念。質料に対する場合は特に形相と訳され,ギリシア語の eidosに由来する。アリストテレスおよびそれを受継…

アンチオキア Antiocheia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代シリア,オロンテス川の南側にあった町。今日のトルコ南部アンタキア Antakya。前4世紀末にセレウコス朝シリアの始祖セレウコス1世によって建設…

ユスティノス Justinos 生没年:?-163か167

改訂新版 世界大百科事典
最も初期のキリスト教護教家。生涯の詳細は不明であるが,サマリア近郊のフラウィア・ネアポリスに生まれ,当時のストア,アリストテレス,ピタゴラ…

バルテルミ・サンティレール Barthélemy Saint-Hilaire, Jules

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1805.8.19. パリ[没]1895.11.24. パリフランスの哲学者,政治家。 1825~28年大蔵省に勤務し,その後ジャーナリストを経てアリストテレス全集の…

べんしょう‐ほう〔‐ハフ〕【弁証法】

デジタル大辞泉
《〈ギリシャ〉dialektikē/〈ドイツ〉Dialektik》対話・弁論の技術の意。ソクラテスやプラトンでは、事物の本質を概念的に把握するための方法とされ…

ウルリヒ[シュトラスブルク] Ulrich von Strassburg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1248頃[没]1278頃ドイツのスコラ哲学者,神学者。エンゲルベルト Engelbertともいう。ドミニコ会士。トマス・アクィナスとともにアルベルツス・…

矛盾 むじゅん contradiction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2つの名辞や命題間で,同一の要素を同一の観点からみた場合,同時に一方が肯定し他方が否定するとき,この両者の関係をいう。特に伝統的論理学では,…

òrgano

伊和中辞典 2版
[名](男) 1 (動植物の)器官;臓器 ~ dell'udito|聴覚器官. 2 機械の構成要素, 装置, 機構 ~ di presa|集電装置 ~ di trasmissione|伝動装置.…

ラテン・アベロイズム latin averroism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アラビアの哲学者アベロエス (イブン・ルシュド ) のアリストテレス解釈に準拠した西欧の哲学的・神学的学派,およびその学説。主として 13世紀後半…

ピタゴラス主義 ピタゴラスしゅぎ pythagoreanism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ピタゴラス学派の教説。学派の創設者ピタゴラスや初期の学徒は,霊魂の輪廻転生と浄化の思想を基調とするオルフェウス教を背景に,宇宙と人生の最高…

ハンブルク演劇論 はんぶるくえんげきろん Hamburgische Dramaturgie

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの劇作家レッシングの演劇評論集。1767年4月に創設されたハンブルク国民劇場の文芸部員となったレッシングが、同年5月~69年3月に発表。全104…

李之藻 りしそう (1565―1631)

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国、明(みん)末の学者。字(あざな)は振之、我存。号は存園寄叟や洗礼名レオンにちなむ凉菴など。マテオ・リッチに師事し、1610年洗礼を受けた。159…

ベルナール(シャルトルの) Bernard 生没年:?-1130ころ

改訂新版 世界大百科事典
初期スコラの哲学者,文法家。ラテン名はベルナルドゥスBernardus。シャルトル学派の指導者の一人。ブルターニュに生まれ,1114年以後シャルトル大聖…

ソフィア sophia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「知恵」の意。ギリシア語 sophiaには職人の技術知という意味もあったが,ヘロドトス頃までに理論的知識の意が含まれるようになった。ヘラクレイトス…

心身問題 しんしんもんだい mind-body problem 英語 Leib-Seele-Problem ドイツ語 problème de l'union de l'âme et du corps フランス語

日本大百科全書(ニッポニカ)
心と身体とが人間のなかでどのように結び付いて人間を構成しているか、また両者はどのように影響を及ぼし合うかという問題。哲学上の古来の問題の一…

アレクサンドリア学派 (アレクサンドリアがくは)

改訂新版 世界大百科事典
(1)前3世紀から前2世紀前半にかけての,エジプトのアレクサンドリアの図書館を中心とする文献学上の学統。エフェソスのゼノドトス,ロドスのアポロ…

デウス・エクス・マキナ でうすえくすまきな deus ex machina ラテン語

日本大百科全書(ニッポニカ)
「機械仕掛けの神」という意味の演劇・文芸用語。本来はエウリピデスの案出した技法で、実際に仕掛けを用いて、神に扮(ふん)する俳優をギリシアの劇…

存在論 そんざいろん

日本大百科全書(ニッポニカ)
哲学の一部門で、存在または存在者を扱う。存在学ともいう。ラテン語ではオントロギアontologiaというが、これは、ギリシア語のon(存在者)とlogos…

出世の道 (しゅっせのみち) Moyen de parvenir

改訂新版 世界大百科事典
16世紀末の作家ベロアルド・ド・ベルビルBéroalde de Verville(1556-1612?)の小話集。1610年刊。アリストテレスやカエサルから,エラスムスやロン…

イブン・シーナー Ibn Sīnā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]980. トルキスタン,ブハラ[没]1037. ハマダンペルシアの哲学者,医師。ラテン名アビセンナ Avicenna。 18歳にして万学をきわめ,医師としての名…

ひ‐きょう(‥ケウ)【秘教】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 仏語。深遠秘奥で知り尽くすことのできない教え。密教をいう。[初出の実例]「法花止観、談二秘教不能伝一」(出典:性霊集‐九(1079)高…

タレス Thalēs

改訂新版 世界大百科事典
前580年ころ活躍したギリシアの哲学者。生没年不詳。タレス,アナクシマンドロス,アナクシメネスと続くとされる,いわゆるイオニア(ミレトス)学派…

ノウム・オルガヌム のうむおるがぬむ Novum Organum

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスのルネサンス期最大の思想家F・ベーコンの主著の一冊。『学問の大革新』全六部として予定されていた書の第二部にあたる。1620年刊。「新機関…

ヌース nous

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「心」「精神」「理性」「知性」を意味するギリシア語。アナクサゴラスは,無秩序な質料に秩序を与えて世界を形成し,合目的的に行為する作動因とし…

ディアレクティケ dialektikē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
問答法ないし弁証法を意味するギリシア語。ディアレクティケの創始者はエレア派のゼノンとされ,その方法は相手の主張を仮説として認め,その仮説が…

中世科学 (ちゅうせいかがく)

改訂新版 世界大百科事典
ここにいう中世科学とは〈ヨーロッパ中世科学〉の謂であり,3世紀から14世紀にかけて西欧キリスト教世界を背景として発達し,ラテン語により記録され…

ザバレラ Zabarella, Jacopo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1533.9.5. パドバ[没]1589.10.15. パドバイタリアの論理学者,自然哲学者。 1564年パドバ大学教授。アリストテレス解釈ではアベロエス派およびア…

ブルーニ(Leonardo Bruni) ぶるーに Leonardo Bruni (1370―1444)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イタリアの人文主義者、歴史家、政治家。アレッツォに生まれる。ギリシア語をはじめ豊かな教養を身につけて、1417年から生涯フィレンツェ共和国の書…

唯名論 ゆいめいろん nominalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
普遍者は名辞にすぎないとし,その実在を否定する哲学上の立場。実在するのは個体だけであり,たとえば赤という普遍概念は多くの赤いもののもつ赤と…

認識論【にんしきろん】

百科事典マイペディア
英語epistemology,ドイツ語Erkenntnistheorieなどの訳で,〈知識論〉〈知識哲学〉とも。知識・認識の本質・起源・根拠などを究明する哲学の一部門。…

マルピーギ Malpighi, Marcello

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1628.3.10. ボローニャ,クレバルクオレ[没]1694.11.30. ローマイタリアの医師,生物学者。顕微鏡を用いての生体の微細構造研究の先駆者。ボロー…

ゲルハルト Gerhardt, Johann

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1582.10.17.[没]1637.8.17.ドイツのルター派神学者。ヘルトブルクの監督,コーブルクの総監督を経てイェナ大学神学教授 (1616~37) 。アリストテ…

形成 けいせい Gestaltung; formation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
人格形成,世界形成,文化形成などの用語にみられるように,一般的には,あるものを形づくること。哲学的には,既存の要素から新しい存在者をつくる…

区別 くべつ distinction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
事象の間にある差異を識別し,認定すること。理性の本質的機能の一つであり,科学的営為の基本。類と種差による定義に立脚するアリストテレス的方法…

政治学 (せいじがく) Politika

改訂新版 世界大百科事典
アリストテレスの著書。この書はギリシア政治思想の結晶として,またその後への影響の大きさにおいて,政治思想上の古典中の古典である。全体は8巻か…

パトリッツィ Patrizzi, Francesco

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1529. ダルマチア[没]1597. ローマイタリアの哲学者。ラテン名 Franciscus Patritius。パドバ大学に学び M.フィチーノの影響下にプラトン主義者…

ダイイ Pierre D'Ailly 生没年:1350-1420

改訂新版 世界大百科事典
フランスの神学者,作家。ラテン名ペトルス・デ・アリアコPetrus de Alliaco。パリのナバール神学校教授,パリ大学とノートル・ダム大聖堂の協議官を…

昆虫学 こんちゅうがく entomology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
昆虫を対象とする生物学の一分科。昆虫は動物界最大の綱で,現在およそ 80万種が知られているが,おそらく 200万種はいると考えられている。このよう…

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