タンクローリー車 (タンクローリーしゃ) tank lorry tank truck
- 改訂新版 世界大百科事典
- 液状貨物の運搬に用いる自動車。タンク車,タンクローリーとも呼ばれる。タンクの形状は重心を低くするために楕円形の断面にするのがふつうであるが…
塵袋 (ちりぶくろ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉時代後期,文永~弘安(1264-88)ころの成立といわれる書。11巻。観勝寺の釈良胤(号,大円)の著かというが不明。和漢の故事620条について起源…
ガスペ半島 (ガスペはんとう) Gaspé Peninsula
- 改訂新版 世界大百科事典
- カナダ,ケベック州南東端の半島。面積約2万9000km2。セント・ローレンス川の巨大な河口の南側にある丘陵性の半島で,シック・ショック山地があり,…
採掘址 (さいくつし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石材や鉱物を得るために採掘をした痕跡の残る遺跡。道具類などの遺物を包含したり,周辺に工房址やこれに携わった人たちの居住址があることが多い。…
シエラ・ネバダ[山脈] Sierra Nevada
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカ合衆国西部,カリフォルニア州東部にある山脈。名称はスペイン語で〈雪の山脈〉を意味する。北側に続くカスケード山脈とともに,北アメリカ…
ナイアガラ滝 (ナイアガラたき) Niagara Falls
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカ合衆国とカナダとの国境にある巨大な滝。五大湖のエリー湖とオンタリオ湖を結ぶナイアガラ川にあり,川中島のゴート島(アメリカ領)により…
児島善三郎 (こじまぜんざぶろう) 生没年:1893-1962(明治26-昭和37)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 洋画家。福岡市の出身。1913年に上京,東京美術学校受験のため,岡田三郎助の指導する本郷洋画研究所に2ヵ月ほど籍を置いたが受験に失敗し,以後独学…
金井 紫雲 カナイ シウン
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の美術記者 生年明治20(1887)年1月2日 没年昭和29(1954)年1月19日 出身地群馬県 本名金井 泰三郎 経歴明治35年上京、独学で研鑽、こ…
硫酸アンモニウム りゅうさんあんもにうむ ammonium sulfate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硫酸のアンモニウム塩。硫安ともいう。窒素肥料としてもっとも重要なものの一つ。工業的には、硫酸にアンモニアを吸収させるなどの方法によって大規…
ルイ(7世) るい Louis Ⅶ (1121ころ―1180)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カペー朝第6代のフランス王(在位1137~80)。父王ルイ6世の政策を継ぎ、イル・ド・フランスの聖俗諸侯権力の除去あるいは服属に努め、カペー直轄領…
地業 (じぎょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 建造物を安全に支えるため,あるいは構築上の必要から地盤に施される基礎工事部分の総称。〈ちぎょう〉ともいう。地盤がじょうぶでそれ自体で建造物…
極限強さ (きょくげんつよさ) ultimate strength
- 改訂新版 世界大百科事典
- 通常,材料や構造物は使用の際に発生する応力が,応力集中部などの局部を除けば材料の降伏点以下となるように設計される。しかし,一般部の応力が降…
遵式 じゅんしき (964―1032)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、宋(そう)代、天台宗山家(さんげ)派の僧、浄土教家。慈雲(じうん)遵式、慈雲尊者、天竺懺主(てんじくせんしゅ)ともいう。台州の人。姓は葉氏、…
石子 順造 イシコ ジュンゾウ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の美術評論家,漫画評論家 生年昭和4(1929)年10月12日 没年昭和52(1977)年7月21日 出生地東京 本名木村 泰典 学歴〔年〕東京大学経済学部〔…
ニッケル にっける nickel
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第10族に属し、鉄族元素の一つ。歴史ニッケルの合金は、2000年以上も前に中国で知られていたが、金属として単離されたのは200年ほど前のことに…
コバルト こばると cobalt
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周期表第9族に属し、鉄族元素の一つ。コバルトの鉱石は古代からエジプトや中国でガラスや陶磁器を青く彩色するのに用いられていた。これらの鉱石が存…
ケイ酸ナトリウム けいさんなとりうむ sodium silicate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ケイ酸のナトリウム塩の総称。多くの種類がある。普通には、メタケイ酸ナトリウムNa2SiO3をさす。二酸化ケイ素と炭酸ナトリウムを1対1のモル比で混合…
さらし粉 さらしこ / 晒粉 bleaching powder
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 消石灰(水酸化カルシウム)に塩素を吸収させて製造される漂白剤で、1799年イギリスのC・テナントにより発明された。カルキ、クロロカルキ、クロロ石…
ロロ ろろ Rollo (Rollon) (860―933)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 初代ノルマンディー公(在位911~927)。ルーアン伯ともいわれる。ノルウェーのバイキングの一首領。イギリス、フリースラント、北フランスの北海沿…
マッキンリー[山] Mount McKinley
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北アメリカの最高峰。標高6194m。アメリカ合衆国アラスカ州中南部,アラスカ山脈の主峰で,大規模な山岳氷河景観が見られる。インディアンの言葉で〈…
松野 友 マツノ トモ
- 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
- 肩書元・穂積町(岐阜県)町長 生年月日明治45年7月7日 出身地岐阜県大垣市 学歴岐阜女子師範卒 経歴3年間小学校の教諭を務めたのち、昭和22年4月公職…
ロンドン London
- 改訂新版 世界大百科事典
- カナダ,オンタリオ州の都市。大都市域人口46万4304(2005)。肥沃なオンタリオ半島の中央部にあり,酪農製品,トウモロコシ,果物などの集散地。ト…
奈川 ながわ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 長野県中西部、南安曇郡(みなみあずみぐん)にあった旧村名(奈川村(むら))。現在は松本(まつもと)市の南西部を占める。旧奈川村は1948年(昭和23)…
炭酸バリウム たんさんばりうむ barium carbonate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭酸のバリウム塩。天然には毒重石(どくじゅうせき)として産する。水酸化バリウムの水溶液に二酸化炭素を通じるか、バリウム塩の水溶液に炭酸アルカ…
十分の一税 じゅうぶんのいちぜい tithe 英語 Zehnten ドイツ語 dîme フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 西欧封建社会で広く教会によって実施された収益一定分の課税。初めはキリスト教徒の自発的慣行であったが、4世紀ごろから義務的になっていった。その…
カルシウムシアナミド かるしうむしあなみど calcium cyanamide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石灰窒素の主成分。炭酸カルシウムまたは酸化カルシウムに、600~850℃でアンモニアと一酸化炭素とを反応させると得られる。工業的には、細粒ないし粉…
リン酸ナトリウム りんさんなとりうむ sodium phosphate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リン酸の三ナトリウム塩。リン酸三ナトリウムとも、第三リン酸ナトリウムともいう。リン酸水素二ナトリウムの水溶液に当量の水酸化ナトリウムを加え…
シャテルニー しゃてるにー châtellenie フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 西欧封建社会における城主の軍事、裁判、行政上の支配権と、この支配権(バン領主権)に服する多くの村々からなる所領の総体。城は、イスラム教徒や…
今庄 いまじょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 福井県中南部、南条郡にあった旧町名(今庄町(ちょう))。現在は南越前(みなみえちぜん)町の中・南部を占める地域。1955年(昭和30)湯尾(ゆのお)、…
独断論 どくだんろん dogmatism 英語 Dogmatismus ドイツ語 dogmatisme フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哲学用語。ドグマとは、もともとギリシア原語では意見、定説を意味していて、ギリシアの懐疑論者が、積極的に自然に関して主張する哲学者をドグマテ…
無水炭酸ナトリウム むすいたんさんなとりうむ anhydrous sodium carbonate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭酸ナトリウムの無水和物Na2CO3のことであるが、工業的にはソーダ灰の名でよばれ、ソーダ工業における主要な原料物質である。現在日本ではほとんど…
西フランク王国 にしふらんくおうこく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス王国の旧称。ベルダン条約(843)によってカロリング朝フランク王国の統一は破れ、領土は3分割されたが、カール2世(禿頭(とくとう)王、在位…
硫酸カリウム りゅうさんかりうむ potassium sulfate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硫酸のカリウム塩。硫酸カリともいう。天然にはアルカナイトとして産出する。工業的には、カイナイトMgSO4・KCl・3H2O、ピクロメライトMgSO4・K2SO4…
甲州街道 こうしゅうかいどう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 別称甲州道中。江戸時代の五街道の一つ。江戸日本橋を起点に内藤新宿 (新宿) を経て甲府にいたり,さらに下諏訪で中山道に合流する。本来は甲府まで…
河童 (かっぱ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芥川竜之介の短編小説。1927年(昭和2)3月《改造》に掲載。河童の世界を舞台とした寓意的物語。ある精神病患者の体験談として語られるが,河童の世…
ユーコン[川] Yukon River
- 改訂新版 世界大百科事典
- カナダのユーコン・テリトリーからアメリカ合衆国アラスカ州中部を横断する川。ユーコン・テリトリー中部でルイス川(最上流部はブリティッシュ・コ…
伝神 (でんしん) chuán shén
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国絵画における肖像画の本質をいう用語。東晋の顧愷之(こがいし)の〈論画〉にみられ,人物画の模写を論じて,形をもって神を写すとき,実対すな…
当為 とうい oughtness 英語 Sollen ドイツ語 devoir フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「あるべきこと」「まさに為(な)すべきこと」をいい、倫理的な概念とされる。その究極的なものは人間の到達すべき目標であり、したがって哲学者の最…
カルバミン酸アンモニウム かるばみんさんあんもにうむ ammonium carbamate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルバミン酸(カルバミド酸)のアンモニウム塩と考えられる化合物。アンモニアと二酸化炭素とを乾燥状態で直接反応させると得られる。アンモニアの…
定言的命令 ていげんてきめいれい categorical imperative 英語 Kategorischer Imperativ ドイツ語 impératif catégorique フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 定言命法ともいう。一般的に、道徳的命令のうち無条件的な命令を意味するが、もともとはカントが用いた語である。カントによれば、道徳法則が傾向性…
硝酸アンモニウム しょうさんあんもにうむ ammonium nitrate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硝酸のアンモニウム塩。工業部門では俗に硝安とよばれる。50~70重量%の硝酸をガス状アンモニアで中和することによって大規模に生産されている。無…
ヨウ化カリウム ようかかりうむ potassium iodide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カリウムとヨウ素の化合物。ヨウ化水素のカリウム塩である。ヨードカリJodkaliともいわれるが正しい名称ではない。水酸化カリウム水溶液にヨウ素を溶…
花背峠はなせとうげ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:左京区別所村花背峠鞍馬(くらま)より別所(べつしよ)へ抜ける若狭街道の峠。「京都府地誌」は「嶺上ヨリ四分シ東ハ本郡百井村ニ属シ、西…
酸化ベリリウム さんかべりりうむ beryllium oxide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベリリウムと酸素の化合物。ベリリウムの金属または化合物を空気中で燃焼すると得られるが、工業的には緑柱石(3BeO・Al2O3・6SiO2)より製造される…
硝酸ナトリウム しょうさんなとりうむ sodium nitrate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナトリウムの硝酸塩。硝酸ソーダともいわれる。天然には南アメリカの太平洋沿岸地帯にチリ硝石として産出する。以前はこれを直接または精製のうえ使…
関金 せきがね
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県中部、東伯郡(とうはくぐん)にあった旧町名(関金町(ちょう))。現在は倉吉市(くらよしし)の一地区。旧関金町は1953年(昭和28)矢送(やおくり…
鹿島(石川県) かしま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石川県北部、鹿島郡にあった旧町名(鹿島町(まち))。現在は鹿島郡中能登(なかのと)町の南東部を占める地域。1955年(昭和30)越路(こしじ)町と滝尾(…
結跏趺坐 (けっかふざ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 座り方の一種。仏教においてもっとも基本的な座法で,全跏趺坐(ぜんかふざ)と半跏趺坐(はんかふざ)の2通りがある。全跏趺坐は右足を左腿(ひだり…
マルチミラー望遠鏡 (マルチミラーぼうえんきょう) multiple mirror telescope
- 改訂新版 世界大百科事典
- MMTともいう。天体望遠鏡は微光の天体からの光を集める装置であり,集光力は口径の2乗に比例する。大口径望遠鏡は製作上種々の困難があるので,主鏡…
骨法 (こっぽう) gǔ fǎ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国画の用語。5世紀,南斉末の画家,謝赫(しやかく)の画の六法の第二則〈骨法用筆〉に由来する。謝赫は絵画の骨格を形成するものは用筆すなわち線…