弘井庄ひろいのしよう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:西宮市弘井庄武庫(むこ)川下流右岸、武庫郡西条条里の四条から五条の南辺に八松(やつまつ)・野田(のだ)・今津(いまづ)・船江(ふな…
大朝新庄おおあさしんじよう
- 日本歴史地名大系
- 広島県:山県郡大朝町新庄村大朝新庄大朝本庄に続いて成立した荘園と思われるが、正和二年(一三一三)頃の吉川氏来住当時、すでに本庄とは区別され…
畠山氏【はたけやまうじ】
- 百科事典マイペディア
- (1)桓武平氏。平安末期に秩父氏の一族が武蔵国畠山荘の荘司となり,畠山氏を称した。重忠は源頼朝に従い有力御家人となったが,北条氏のために滅…
余戸郷あまるべごう
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:伊予国伊予郡余戸郷「和名抄」流布本にのみ「余戸」とある。東は味酒(まさけ)郷、西および北は温泉(おんせん)郡の埴生(はにゆう)郷、…
細川頼之 ほそかわよりゆき
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1329~92.3.2南北朝期の武将。頼春の嫡子。弥九郎・右馬助。右馬頭・武蔵守。法名常久。父の戦死後阿波国守護を継承,のち伊予国守護も兼任。1356年(…
石塔頼房 (いしどう-よりふさ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝時代の武将。石塔義房の子。父とともに足利尊氏の挙兵に応じて功をたて,貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年(1349)伊勢(いせ)(三重県)…
ほりこし‐ごしょ【堀越御所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町時代、伊豆国堀越(静岡県伊豆の国市)にあった関東公方足利政知のやかた。また、堀越公方をいう。鎌倉公方の足利成氏が、幕府にそむいて下総古…
小松庄こまつのしよう
- 日本歴史地名大系
- 香川県:仲多度郡小松庄「和名抄」那珂(なか)郡子松(こまつ)郷の郷名を継ぐ。九条家領。遺称地は不明。同郷は上櫛梨(かみくしなし)・下櫛梨を…
上杉憲実 うえすぎのりざね
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1410〜66室町中期の武将。関東管領1438年,鎌倉公方足利持氏と不和になり上野 (こうずけ) (群馬県)に退去。持氏はこれを討とうとしたが,将軍足利…
落合村おちあいむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:下田市落合村[現]下田市落合河内(こうち)村の北、東流する稲生沢(いのうざわ)川が大きく南に向きを変え、東から落合川が合流する地点…
立阿弥 (りゅうあみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の華道家。同朋衆(どうぼうしゅう)として8代将軍足利義政につかえ,立花(りっか)の御用をつとめた。文明18年(1486)立花の名人技を披露…
安芸守家 (あき-もりいえ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の医師。安芸貞守の子。父とおなじく婦人科医として知られ,大膳亮(だいぜんのすけ),刑部少輔(ぎょうぶのしょう)を歴任。永享年間(1429…
ほそかわ‐たかくに【細川高国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町後期の武将。政元の養子。家督相続をめぐり同じく政元の養子である澄元と対立。前将軍足利義稙(よしたね)を将軍職に復帰させ、管領となったが、…
文明一統記 ぶんめいいっとうき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 教訓書。1巻。一条兼良著。成立年未詳。足利義尚の求めに応じて政治上の戒めを述べたもの。八幡大菩薩に祈念すべきこと,孝行,正直,慈悲,芸能をた…
一乗滝 いちじょうだき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 福井県北部,福井市の南東部にある滝。足羽 (あすわ) 川の支流一乗川の上流にあり,高さ 12m。足利義昭を歓待したといわれる滝殿の跡がある。付近の…
山名煕貴 (やまな-ひろたか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1441 室町時代の武将。山名氏家の子。石見(いわみ)守護。嘉吉(かきつ)元年6月24日将軍足利義教(よしのり)が赤松満祐(みつすけ)に暗殺された際,同…
持政 (もちまさ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の連歌師。応永24年(1417)朝山梵灯庵(ぼんとうあん)に連歌について質問し,「梵灯庵主返答書」をあたえられる。永享5年の「北野社万句…
狩野正信【かのうまさのぶ】
- 百科事典マイペディア
- 室町時代の画家。狩野派の祖。室町幕府の御用絵師として重用され,1483年将軍足利義政の東山山荘の襖絵(ふすまえ)を制作。漢画様式を武家社会の好み…
じょうみょう‐じ〔ジヤウメウ‐〕【浄妙寺】
- デジタル大辞泉
- 神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺。山号は稲荷山。開創は文治4年(1188)、開基は足利義兼、開山は退耕行勇。鎌倉五山の第五位。初め極楽寺と…
いまい‐そうきゅう【今井宗久】
- 精選版 日本国語大辞典
- 安土桃山時代の茶人。堺の人。名は久秀。通称彦八郎、彦右衛門。宗久と号す。武野紹鴎に茶を学び、その女婿となる。一五代将軍足利義昭、織田信長、…
慈照寺 銀閣 じしょうじぎんかく
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 将軍足利義政が東山に設けた山荘東山殿の観音殿。銀閣は金閣に対する俗称。1489年(延徳元)建立。2層からなり,長方形平面をもち,正面8.2m,奥行7.0m…
どんげ‐いん(‥ヰン)【曇華院】
- 精選版 日本国語大辞典
- 京都市右京区嵯峨北堀町にある臨済系単立尼院。暦応年間(一三三八‐四二)足利義詮の夫人良子の母智泉尼の開創。もと天龍寺の塔頭(たっちゅう)の一つ…
右衛門尉国久
- 朝日日本歴史人物事典
- 室町時代に幕府将軍足利義政の寵愛を受け,小川殿や東山殿の造営に関与して権勢を振るった御大工。ここから発して,衛門(右衛門)が幕府方番匠の棟梁頭…
そうあみ〔サウアミ〕【相阿弥】
- デジタル大辞泉
- [?~1525]室町後期の画家。真相とも称した。号、松雪斎・鑑岳。能阿弥の孫、芸阿弥の子で、同じく足利義政の同朋衆となり、「君台観左右帳記くんだ…
佐味庄さみのしよう
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:中頸城郡佐味庄現柿崎(かきざき)町・吉川(よしかわ)町を流れる柿崎川とその支流吉川・大出口(おおでぐち)川の流域に展開した庄園。庄…
若松庄わかまつのしよう
- 日本歴史地名大系
- 石川県:金沢市旧河北郡地区若松村若松庄庄域は現金沢市若松町を中心とする浅野川中流東岸一帯に比定される。文和三年(一三五四)一二月九日の足利…
社庄やしろのしよう
- 日本歴史地名大系
- 福井県:福井市旧足羽郡地区社庄足羽郡に成立した京都北野神社領の荘園。応永五年(一三九八)五月二日付の足利義満御判御教書(北野神社文書)によ…
足保村あしぼむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:沼津市旧君沢郡地区足保村[現]沼津市西浦足保(にしうらあしぼ)古宇(こう)村の西にある。北は海(内浦湾)に面し、西は久料(くりよう…
ほそかわ‐ゆうさい〔ほそかはイウサイ〕【細川幽斎】
- デジタル大辞泉
- [1534~1610]安土桃山時代の武将・歌人。名は藤孝。足利義晴・義輝・義昭に仕え、のち織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に重用された。歌人としても有…
つかはら‐ぼくでん【塚原卜伝】
- デジタル大辞泉
- [1489~1571]室町後期の剣客。常陸ひたちの人。卜伝流(新当流)の祖。上泉伊勢守に新陰流を学び、流派を成したのち諸国を歴遊してその弘布に努め…
新続古今和歌集 しんぞくこきんわかしゅう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 室町中期,最後の勅撰和歌集1439年成立。20巻。歌数2144首。後花園天皇の命で飛鳥井雅世 (あすかいまさよ) 撰。鎌倉時代以後の勅撰集が二条家流・京…
えんとく【延徳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町時代、後土御門天皇の代の年号。天変や疫病の流行により、長享三年(一四八九)八月二一日改元。延徳四年(一四九二)七月一九日に至り、次の明…
まなせ‐どうさん【曲直瀬道三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 安土桃山時代の医者。京都の人。本名堀部正盛。田代三喜の門人。正親町(おおぎまち)天皇、一三代将軍足利義輝、豊臣・徳川氏らに用いられ、日本医学…
北猪飼村きたいかいむら
- 日本歴史地名大系
- 三重県:桑名郡多度町北猪飼村[現]多度町北猪飼猪飼村の北、水田を隔てた谷間の集落で、多度神社に通ずる街道が通る。天保郷帳によれば、猪飼村の…
安国寺あんこくじ
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:壱岐郡芦辺町深江村安国寺[現]芦辺町深江栄触(さかえふれ)にある臨済宗大徳寺派寺院。境内は壱岐国安国寺跡として県指定史跡。老松山と…
桃井氏 もものいうじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 清和源氏,足利氏の一族。足利義兼の子義胤が上野国桃井郡を領したことに始る。南北朝時代,直常 (ただつね) は足利氏に従い,伊賀,若狭,越中守護…
同仁斎 どうじんさい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 京都市左京区銀閣寺町慈照寺にある東求堂の一間で,仏間の東北についている北向きの書院をいう。4畳半,付書院と違い棚がある。古来4畳半茶室の濫觴 …
えけい(ヱケイ)【恵瓊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 安土桃山時代の僧。安芸国安国寺の開山。毛利輝元に用いられ、織田信長と足利義昭、さらに輝元と豊臣秀吉の和睦をはかる。還俗して秀吉より伊予六万…
ゆきおんなごまいはごいた(ゆきをんな‥)【雪女五枚羽子板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 浄瑠璃。時代物。三段。近松門左衛門作。宝永五年(一七〇八)大坂竹本座初演と推定される。嘉吉元年(一四四一)赤松満祐が将軍足利義教を自宅に招…
かかいしょう(カカイセウ)【河海抄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 「源氏物語」の注釈書。二〇巻。四辻善成著。貞治元年(一三六二)頃の成立とされる。祖師善行、先師丹波忠守の説を基礎に旧説を集め、語句の解釈に…
ほそかわ‐はるもと【細川晴元】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町後期の武将。細川澄元の子。将軍足利義晴を奉じて近江国に走った細川高国と戦い、享祿四年(一五三一)これを敗死に追いやり、京都を支配した。…
ちょうろく(チャウロク)【長祿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町時代、後花園天皇の代の年号。康正三年(一四五七)九月二八日に病患炎旱などのため改元、長祿四年(一四六〇)一二月二一日に寛正(かんしょう)…
猪淵村いぶちむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:川辺郡猪名川町猪淵村[現]猪名川町猪渕(いぶち)広根(ひろね)村の南、下肝川(しもきもがわ)村の北に位置し、北東から南西へ北畑(き…
じくうん‐とうれん(ヂクウン‥)【竺雲等連】
- 精選版 日本国語大辞典
- 足利義教の尊信を得た室町時代の臨済宗の僧。自彊、小朶子と号する。朱子学に明るい五山文学者。相国寺・南禅寺などに住す。「周易」「漢書」などに…
松山保まつのやまほ
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:東頸城郡松山保現東頸城郡東部に所在した保。東頸城丘陵を流れる渋海(しぶみ)川の狭く雪深い谷々からなる。謡曲「松山鏡」の舞台で「越後…
おがさわら‐りゅう(をがさはらリウ)【小笠原流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 武家礼式の一派。足利義満のとき、小笠原長秀の定めたもので、以後、武家礼式の大宗として、室町、江戸幕府や諸侯はこれに従った。明治…
大中寺だいちゆうじ
- 日本歴史地名大系
- 栃木県:下都賀郡大平町東水代村大中寺[現]大平町榎本榎本(えのもと)城跡の南西にある曹洞宗寺院。太平山華林妙吉祥院と号し、釈迦如来を本尊と…
祓戸王子跡はらいどおうじあと
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:東牟婁郡本宮町本宮村祓戸王子跡[現]本宮町本宮熊野本宮大社のすぐ裏手にあり、杉やウバメガシの大樹の陰に小祠が祀られている。県指定…
後南朝 (ごなんちょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1392年(元中9・明徳3)の南北両朝合一後に興った南朝系(大覚寺統)の朝廷。合一の条件〈両統の迭立(てつりつ)〉を北朝側(持明院統)の後小松天…
細川氏綱
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:永禄6.12.20(1564.1.4) 生年:生年不詳 戦国時代の武将,室町幕府最後の管領。右京大夫。通称二郎。尹賢の子。細川高国の嫡子稙国が早世したた…