総裁 そうさい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般には組織の長の名称の一つ。日本銀行,自由民主党の長などはこれを名のるが,歴史的には慶応3 (1867) 年 12月9日の王政復古の大号令とともに摂関…
関東進止所領 かんとうしんししょりょう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 鎌倉時代,関東御領以外で幕府が御家人を地頭職や荘官職に任じた所領。狭義の関東御成敗地にあたる。源頼朝は挙兵以後,敵対した武士の所領を没収,…
ちゅうぐう【中宮】 の 宮主((みやじ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 中宮職に属した宮主。宮主は神祇官の職員で卜占を職務とする。宣旨によって神祇官の宮主が中宮職に出向する。中宮職の宮主。[初出の実例]「中宮宮主…
本康親王 (もとやすしんのう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-902* 平安時代前期,仁明(にんみょう)天皇の第5皇子。母は滋野縄子(しげのの-つなこ)。承和(じょうわ)15年(848)元服。兵部卿(ひょうぶきょう)とな…
赤染衛門 あかぞめえもん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 生没年不詳平安中期の女流歌人右衛門尉 (じよう) 赤染時用 (ときもち) の娘とも平兼盛 (かねもり) の娘ともいわれる。藤原道長の妻倫子 (りんし) ,…
弁官 べんかん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 律令制における太政官の要職太政官と諸官司・諸国との連絡は弁官を経由して行われた。左弁官と右弁官に分かれ,大・中・少弁各1名とその下に大・小…
猫啼温泉 ねこなきおんせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 福島県中通り南部、石川郡石川町にある温泉。今出川(いまでがわ)に臨み、国道118号沿いにある。ラジウムを含む放射能泉で、周辺の母畑(ぼばた)、片倉…
芝祐夏 (しば-すけなつ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1859-1928 明治-大正時代の雅楽家。安政6年4月19日生まれ。芝祐泰(すけひろ)の父。明治4年から式部寮雅楽課につとめる。洋楽の研究にも従事し,大正…
玉井幸助 (たまい-こうすけ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1882-1969 大正-昭和時代の国文学者。明治15年10月15日生まれ。大正14年母校東京高師の教授。昭和37年昭和女子大学長となる。日記文学の研究につと…
朝野鹿取 (あさののかとり) 生没年:774-843(宝亀5-承和10)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平安初期の貴族,文人。もと大和国人で,正六位上忍海原鷹取の子。叔父従六位上朝野道長の子として出身した。大学に学び,文章生となる。遣唐准録事…
狭衣物語【さごろもものがたり】
- 百科事典マイペディア
- 平安後期の物語。4巻。1100年ごろ成立。作者は紫式部の娘大弐三位説があったが,今は六条斎院【ばい】子内親王宣旨(女房の名)の説が有力である。…
松室松峡 (まつむろ-しょうこう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1692-1747 江戸時代中期の神職,儒者。元禄(げんろく)5年1月8日生まれ。京都松尾社の月読社の禰宜(ねぎ)。伊藤東涯にまなぶ。神職のかたわら儒学を…
東久世通積 (ひがしくぜ-みちつむ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1708-1764 江戸時代中期の公卿(くぎょう)。宝永5年9月6日生まれ。東久世博高(ひろたか)の子。桃園天皇につかえ,従二位,権(ごんの)中納言となる。竹…
神様
- デジタル大辞泉プラス
- 川上弘美の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、1994年に第1回パスカル短編文学新人賞で大賞を受賞した、著者のデビュー作。作品集は…
よみ‐はな【宿花】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 返り咲きの花。かえりばな。[初出の実例]「よみはなのさきたるを見て かへらぬはよはひなりけりとしのうちにいかなる花かふたたびは咲」(…
まし【猿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さる(猿)」の異名。[初出の実例]「ましも猶をち方人の声かはせ我れ越しわぶるたこのよひ坂」(出典:紫式部集(1012‐17頃))猿の補助…
拝師村はいしむら
- 日本歴史地名大系
- 京都府:福知山市拝師村[現]福知山市字拝師福知山城下の西方、和久(わく)川の中流域に川を挟んで南北に立地する。西は榎原(えばら)村、北は大…
坂下村さかのしたむら
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:玉名郡南関町坂下村[現]南関町上坂下(かみさかした)・下坂下(しもさかした)内田(うちだ)川の最上流域に位置し、東は久井原(ひさい…
大夫 たいふ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- もと中国古代の官位名。その後広く有位高官の者をいった。日本では,律令制下,中宮職,春宮 (とうぐう) 職,その他の各職の長官名をいい,「だいぶ…
御前浜村ごぜんはまむら
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:下益城郡砥用町御前浜村[現]砥用町永富(ながとみ) 御前浜原町(はらまち)村の西隣にあり、南を津留(つる)川が、西から北を支流大窪(…
鍋島直泰 (なべしま-なおやす)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1907-1981 昭和時代の華族。明治40年10月3日生まれ。旧佐賀藩主鍋島家13代。侯爵。昭和6年宮内省にはいり式部官兼主猟官。18年貴族院議員。佐賀育…
こと‐ざま【異様】
- デジタル大辞泉
- [名・形動ナリ]1 普通とは変わったありさま。ことよう。「かたちの―にて、うたてげに変はりて侍らば」〈源・賢木〉2 期待などに反しているか、ま…
しれい‐かん〔‐クワン〕【司令官】
- デジタル大辞泉
- 軍隊や自衛隊などで、大規模な部隊や艦隊を指揮・統率する職。また、その職にある者。[類語]将・将軍・知将・名将・勇将・闘将・驍将・参謀・軍師・…
覚任 (かくにん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1088-1152 平安時代後期の僧。寛治(かんじ)2年生まれ。持明院家行(一説には徳大寺実能)の子。真言宗仁和寺(にんなじ)大教院で覚意にまなび,同寺成…
はいり(はひり)【入・這入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「はいる(入)」の連用形の名詞化 )① はいること。はいいり。② 邸宅の入口。また、門から家までのところ。はいりぐち。はいいり。…
きた‐みなみ【北南】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 北と南。南北。[初出の実例]「北みなみのつまに御簾をかけへだてて」(出典:紫式部日記(1010頃か)一〇月一六日)② 組み分けなどをする…
めし‐い・ず(‥いづ)【召出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙① =めしいだす(召出)①[初出の実例]「この宮の御もとに兼盛まゐりけり。めしいでて物のたまひなどしけり」(出典:大和物…
すみ‐ふで【墨筆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 墨と筆。[初出の実例]「よきつきすみふでなど賜はせたり」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月)② 墨を付けて書く筆。[初出の実…
しょうかどう‐しょうじょう(ショウクヮダウセウジョウ)【松花堂昭乗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸初期の真言宗学僧。能筆家で寛永三筆のひとり。俗姓は中沼。名は式部。別号は惺々、空識。摂津国堺の人。石清水男山八幡の社僧となり、晩年は八…
ゆう‐だ・つ(ゆふ‥)【夕立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙① 夕方、風・波・雲などが起こり立つ。[初出の実例]「かき曇りゆふたつ浪の荒ければ浮きたる舟ぞしづ心なき」(出典:紫式…
ふじわら‐の‐かねすけ【藤原兼輔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。歌人清正(きよただ)の父で、紫式部の曾祖父。従三位中納言まで進み、その邸宅が賀茂川堤にあったので、堤中納言…
ふせ‐ぐみ【伏組】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 布帛や革の縫い合わせに、合わせ目を上にして左右から色糸で三組(みつぐみ)の緒を伏せたようにかぶせ縫いにすること。[初出の実例]「裳、…
じむ‐ちょう〔‐チヤウ〕【事務長】
- デジタル大辞泉
- 1 学校・病院などで、事務員を指揮し、その事務を管理する職。また、その人。2 旅客機・商船などで、事務を取り扱う職。また、その人。パーサー。
詫磨能秀
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:弘長3(1263) 生年:建久9(1198) 鎌倉初期の武士。大友能直の次男。母は高山重範の娘(風早禅尼深妙)。詫磨氏の始祖。貞応2(1223)年父より肥後国…
高崎安彦 (たかさき-やすひこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1869-1911 明治時代の華族。明治2年3月15日生まれ。高崎五六の長男。アメリカに留学。明治24年宮内省式部官となる。38年韓国に派遣される伊藤博文(…
松平康豊 (まつだいら-やすとよ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1685-1736* 江戸時代中期の大名。貞享(じょうきょう)2年生まれ。松平康郷(やすさと)の長男。松平康員(やすかず)の養子となり,宝永6年石見(いわみ)(…
だいしきょう 大司教
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘カト〙arcive̱scovo(男)(▲呼びかけるときはmonsignore(男)) ◇大司教の 大司教の だいしきょうの arcivescovile ◎大司教職[館] 大司…
censura
- 伊和中辞典 2版
- [名](女) 1 (言論に対する)検閲;検閲官の職[地位] ~ cinematografica|映画に対する検閲 incorrere nella ~|検閲に引っ掛かる, 世間の非難を…
清少納言 せいしょうなごん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]康保3(966)頃[没]万寿2(1025)頃平安時代中期の女流歌人。『枕草子』の作者。歌人の家柄に生れ,父は『後撰集』の撰者清原元輔。橘則光,藤原棟世…
とうぼう‐ざい(タウバウ‥)【逃亡罪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 もと陸海軍刑法で、軍人が正当な理由なく職役を離れたり、または職役につかなかったりするとき、あるいは敵方についたときに成立する罪。
職分田 しきぶんでん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →職田
consolato
- 伊和中辞典 2版
- [名](男) 1 領事, 領事職;領事館 ~ generale|総領事館 Occorre il visto del ~.|領事の査証が必要だ. 2 〘史〙(中世自治都市の)行政長官の職…
ま・く【任・罷】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 支配者が下の者に対し命令して行動させる意を表わす。① 官職に任ずる。任命する。また、任命してある地につかわ…
税所氏 (さいしょうじ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平安時代以来大隅国曾於(野)郡を本拠とした豪族,在庁官人。税所の検校職を世襲したところから氏名となる。藤原(古くは檜前)姓。1197年(建久8)…
和田氏 (にぎたうじ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 和泉の中世武士。《和田系図》によると右大臣大中臣清麻呂の後胤で,11世紀末ころ和泉国大鳥郡和田郷の開発領主となり,和田氏を称するようになった…
抜井村ぬくいむら
- 日本歴史地名大系
- 長野県:北佐久郡望月町抜井村[現]望月町布施(ふせ)布施川沿い式部新田(しきぶしんでん)の上流に位置し、数ヵ所から湧泉の出ることにかかわる…
せいじ‐そうさい【政事総裁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =せいじそうさいしょく(政事総裁職)[初出の実例]「越前藩主松平春嶽は政事総裁の職に就くやうになった」(出典:夜明け前(1932‐35)〈…
蜂須賀正韶 (はちすか-まさあき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1871-1932 明治-昭和時代前期の華族。明治4年3月8日生まれ。蜂須賀茂韶(もちあき)の長男。明治19年渡英しケンブリッジ大でまなぶ。26年帰国。宮内…
紀麻路 (きの-まろ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代の公卿(くぎょう)。紀広名(ひろな),紀広庭の父。天平(てんぴょう)15年(743)参議となり,天平勝宝元年従三位,中納言。のち式部卿,大宰帥…
じゅ‐かん(‥クヮン)【儒官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 儒者が任ぜられるのを原則とする官。式部大少輔、大学頭、紀伝・明経・明法・算の博士、音博士、書博士、助教、直講など。また、儒学を教…