分子図 ブンシズ molecular diagram
- 化学辞典 第2版
- 普通,π電子について分子軌道計算により得られる電荷密度,結合次数,自由原子価の3種類の数値を分子の骨格図に記したものをいう.全π電子の電荷密度…
泉福寺洞窟 せんぷくじどうくつ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 長崎県佐世保市瀬戸越にある旧石器・縄文時代の洞窟遺跡。相浦川の浸食で形成された4カ所の洞窟からなる。1970年(昭和45)からの調査で12層の文化層が…
オイラー Leonhard Euler 生没年:1707-83
- 改訂新版 世界大百科事典
- スイスのバーゼルに生まれ,その地の大学のヨハン・ベルヌーイに数学の能力を認められた。18世紀においては,第一線の科学者は絶対主義王権のもとで…
ドップラー(Johann Christian Doppler) どっぷらー Johann Christian Doppler (1803―1853)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オーストリアの物理学者、数学者、天文学者。ザルツブルクの生まれ。その優れた数学的才能を認めた天文学者スタムファSimon Stampfer(1790―1864)の…
同重体 どうじゅうたい isobar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 原子番号が異なり、質量数が等しい原子を、互いに同重体であるという。質量数は原子核を構成する陽子の個数と中性子の個数の和の数値であり、質量そ…
放射光【ほうしゃこう】
- 百科事典マイペディア
- SOR,シンクロトロン放射光とも。シンクロトロンで光速近くにまで加速された電子が,円形リング中を磁場で曲げられるときに放射する光(電磁波)。素…
ペイロードスペシャリスト payload specialist
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- PSともいう。アメリカ航空宇宙局 NASAのスペースシャトル計画で規定されている宇宙飛行士の役割の一つ。スペースシャトルの乗員は,(1) 船長およびパ…
しゃくど 尺度 scale
- 最新 心理学事典
- 尺度とは,対象に数値を対応させる規則およびその規則によって与えられる数値である。尺度は,その性質により名義尺度,順序尺度,間隔尺度,比尺度…
じょう‐げ〔ジヤウ‐〕【上下】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1㋐高い所と低い所。高い方と低い方。「乱気流で機体が上下に揺れる」「棚を上下に仕切る」㋑あげたりさげたりすること。あがったりさ…
ヘンダーソン(Richard Henderson) へんだーそん Richard Henderson (1945― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの分子生物学者。スコットランドのエジンバラ生まれ。エジンバラ大学卒業後、1969年ケンブリッジ大学でX線結晶解析学の博士号を取得。同大学…
絞り【しぼり】
- 百科事典マイペディア
- カメラのレンズを通過する光の量を調節する装置。レンズの中心を囲んで複数の羽根を操作し,円形またはそれに近い多角形の光を通す穴を連続的に変化…
予算統制 よさんとうせい budgetary control
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 全般的経営方針に従って設定された利益計画を具体的に展開するため,予算数値により経営活動の全領域にわたり,将来の一定期間における全社的な達成…
モーフィング morphing
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある画像から別の画像へ連続的に変形させるコンピュータ・グラフィックス CG技術。映画の特殊効果によく使われる。前後の画像データをコンピュータで…
等値線図 とうちせんず
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 統計数値を地図に表現する方法のうち、同じ値の地点を連ねた線を地図上に描いて、分布状況を表すもの。等値線は気候図や天気図に広く用いられ、気温…
地図 ちず map; chart
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地球表面の一部または全部の状況を,普通は縮小して,記号化し,平面上に表現したもの。地図は土地の状態を空中写真のようにそのまま縮小して描いた…
開度 かいど divergence
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 茎につく葉の位置関係を示す尺度。すなわち,茎の中軸と葉の基部とを含む央面 median planeを葉ごとに考えるとき,隣合う2央面のなす角度を 360で割…
超関数 (ちょうかんすう) distribution
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 超関数の例 超関数の算法 偏微分方程式への応用例Ωをm次元ユークリッド空間の中の領域とし,m個の負でない整数の組p=(p1,……,pm)…
血液疾患における新しい展開(血液疾患)
- 内科学 第10版
- 造血の仕組みや各種血液疾患の病態については,日々新たな知見がもたらされている.そのなかでも,最近の鉄代謝研究は著しい進歩をとげている.生…
気象通報 (きしょうつうほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 気象に関する情報を通知することをいう。気象庁など気象業務を専門に扱う機関がこれを行うが,具体的には日本および世界各地の地上気象観測,海上気…
分子モーター
- 知恵蔵
- 細胞内で、ATPの加水分解で放出される化学エネルギーを力学エネルギーに変換、様々な細胞運動をつかさどるたんぱく質の総称。モーターたんぱく質とも…
グラフ理論 グラフりろん graph theory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- グラフのもつ位相幾何学的な性質を解析する数学の一分野(→トポロジー)。ここでのグラフとは,折れ線グラフや棒グラフのような量の変化を図示したも…
ペルツ Perutz, Max Ferdinand
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1914.5.19. ウィーン[没]2002.2.6. ケンブリッジオーストリア生まれのイギリスの化学者。ウィーン大学卒業後イギリスに渡り,ケンブリッジ大学キ…
コルモゴロフ Andrei Nikolaevich Kolmogorov 生没年:1903-87
- 改訂新版 世界大百科事典
- ソ連の数学者。タンボフの農家に生まれ,1925年モスクワ大学を卒業。31年から同大学教授,のち同大学数学力学研究所所長となる。39年から科学アカデ…
正則関数 せいそくかんすう regular function,holomorphic function
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 複素平面上のある領域 D で定義されている複素関数 f(z) は D の各点 z で微分可能な場合に,f(z) は D で正則であるといい,正則な関数を正則関数と…
フォルトラダイアグラム【Fortrat diagram】
- 法則の辞典
- 二原子分子の回転スペクトル解析に用いられるグラフで,横軸に一つのバンドの回転線の波数をとり,回転線の番号(これは回転量子数に対応する)を縦…
探鉱 (たんこう) exploration
- 改訂新版 世界大百科事典
- 金属,石炭,石油などの鉱床の存在を調べ評価すること。同義に使われることもある〈探査〉はより広義である。探鉱法には,地質学的調査のほか,物理…
フーリエ分光 ふーりえぶんこう Fourier Transform Spectroscopy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 分光分析において干渉分光器からの光をフーリエ変換して分光測光する手法。とくに分光に利用できる光量の少ない赤外線での利用が多い。固定鏡と移動…
ハンセン(Peter Andreas Hansen) はんせん Peter Andreas Hansen (1795―1874)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デンマークの天文学者。月運行表の作成者。少年のころは時計修理工であったが、1821年コペンハーゲンのアルトン天文台で計算助手をつとめ、天体力学…
モノクロメーター モノクロメーター monochromator
- 化学辞典 第2版
- 入射光のなかから単色化された任意の波長の光を取り出すのに用いられる分光器をいい,プリズム型,回折格子型,および両者併用型に大別される.出口…
捕そく剤 ホソクザイ scavenger
- 化学辞典 第2版
- 捕獲剤あるいはスカベンジャーともいう.物理化学的反応論において,その反応機構などを明らかにする目的で反応系に加えられる化合物で,種々の反応…
パラトグラフ ぱらとぐらふ palatograph
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 発音中に舌が口蓋(こうがい)に接触することに着目して、その接触パターンを観察、記録する装置。プラスチックの人工口蓋と、接触パターンの検出や記…
混晶 (こんしょう) mixed crystal
- 改訂新版 世界大百科事典
- 2種類以上の物質が原子,または分子のレベルで均一な溶体となった結晶をいう。金属学では同じ意味のことが固溶体solid solutionと呼ばれ,混晶の語は…
AIホスピタル
- 知恵蔵mini
- AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータなどの最先端技術を活用した高度診断・治療システム。デジタル化技術を用いて医療現場から収…
クロース くろーす Hans Cloos (1885―1951)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの構造地質学者。フライブルク大学を卒業して石油技師となり、のちにボン大学教授となる。多方面にわたる研究のうち、粘土材料を用いての地溝…
主題図 しゅだいず thematic map
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 特殊図 special mapまたはトピカルマップ topical mapともいった。現在は主題図と特殊図を区別するようになったが,その区分は必ずしも明確でない。…
クライオ‐でんしけんびきょう〔‐デンシケンビキヤウ〕【クライオ電子顕微鏡】
- デジタル大辞泉
- たんぱく質をはじめとする生体高分子などを急速に凍結させ、高分解能でその構造を解析する透過型電子顕微鏡。試料をセ氏零下270~160度という低温に…
6つの指標
- 知恵蔵mini
- 新型コロナウイルス感染症の感染状況を4段階に分けて休業要請や緊急事態再宣言などの対策を講じる際に、各都道府県が現状を判断する目安として用いる…
感光度 かんこうど photographic sensitivity; speed
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 写真フィルムや乾板などの写真感光材料の,光に感じる能力を表す数値。単に感度ともいう。一義的に定まるものでなく,写真感光材料の種類,照射する…
許容濃度 きょようのうど tolerance concentration
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 職場で労働者の健康管理をするうえに手引となる有害物の空中濃度。その濃度まで許容されるという意味ではない。有害物に連日8時間ずつ被曝する場合,…
実験式 じっけんしき empirical formula
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 化合物中の原子の組成を表わす最も簡単な化学式。組成式あるいは経験式ともいう。元素分析によって得られる各元素の百分率をそれぞれの元素の原…
アナログ量 あなろぐりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 連続的な物理量をもって数値を表すことをいう。「アナログ」とはギリシア語のanalogia(相似を意味する)からきたことばで、大きさが連続的に変化し…
放電加工 ほうでんかこう electric discharge machining
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- EDMとも呼ばれる。加工液中で工具と加工物体をそれぞれ電極とし,その間で間欠的に火花放電を繰返しながら,加工物表層を微小量ずつ消耗させて加工す…
ボース統計 ボースとうけい Bose statistics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 同じ粒子から成る系で,各粒子のスピンが整数値をとるとき,その波動関数は2つの粒子の交換に対して不変であり,一粒子状態を占める粒子数はゼロから…
小倉 伸吉 オグラ シンキチ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の海洋物理学者 生年明治17(1884)年 没年昭和11(1936)年11月1日 出生地宮城県仙台市 学歴〔年〕東京帝大理科大学〔明治41年〕卒 主な…
せん‐こう【穿孔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 穴をあけること。穴のあくこと。また、そのあいた穴。[初出の実例]「穿孔が終ると、火薬係の手で孔に一つずつダイナマイトが詰めこまれ…
ひょう‐しき(ヘウ‥)【標識】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 目じるし。目じるしとして設けられたもの。しるし。[初出の実例]「一面には汴梁の二字を写(かき)、これを以て標識(ヒャウシキ)(〈注〉…
安静時代謝量
- 栄養・生化学辞典
- 安静時エネルギー消費,安静時エネルギー消費量,安静時代謝,安静時エネルギー代謝量,休息代謝量ともいう.基礎代謝量に特異動的作用によるエネ…
さんぎょう‐れんかんひょう〔サンゲフレンクワンヘウ〕【産業連関表】
- デジタル大辞泉
- 一定期間内における一国のそれぞれの産業部門が生産した財・サービスが、各産業部門と最終需要部門とにどのように配分されたかを、統計数値によって…
とくれいきじゅん‐わりあい〔‐わりあひ〕【特例基準割合】
- デジタル大辞泉
- 延滞税・利子税・延滞金や還付加算金など税金の未納分や過納分に対する利息相当額の算定に用いられる数値。財務省が毎年11月に告示する平均貸付割合…
現像銀 ゲンゾウギン developed silver
- 化学辞典 第2版
- 黒白のハロゲン化銀写真で現像後の画像は,銀の粒子からなっている.現像液の還元力が弱いときは,結晶中の不完全部分(転位など)にそって内部への樹…