H. ボーア Harald Bohr
- 20世紀西洋人名事典
- 1887 - 1951 デンマークの数学者。 元・コペンハーゲン大学教授。 コペンハーゲン生まれ。 原子物理学者のN.ボーアの弟である。コペンハーゲン大学…
ヤコブ・アール・ボンビー ビェルクネス Jacob Aall Bonnevie Bjerknes
- 20世紀西洋人名事典
- 1897.11.2 - 1975.7.7 米国の気象学者。 元・カリフォルニア大学気象学教授。 ストックホルム生まれ。 V.F.K.ビェルクネスの長子で、オスローで192…
藤原咲平 ふじわらさくへい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1884.10.29. 長野,諏訪[没]1950.9.22. 東京気象学者。1909年東京帝国大学物理学科卒業。中央気象台に入り,1941~47年同気象台台長。その間,19…
沈建仁 (しん-けんじん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1961- 平成時代のバイオサイエンス学者。平成2年東大大学院博士課程を修了し,理化学研究所研究員。15年岡山大教授。専門は光合成,植物生理学など。…
田丸卓郎 (たまる-たくろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1872-1932 明治-昭和時代前期の物理学者。明治5年9月25日生まれ。田丸節郎の兄。京都帝大助教授などをへて明治40年東京帝大教授,大正12年同大航空…
熱量 ねつりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱を量的に表すもの。普通1グラムの水の温度を1℃だけ上げるのに必要な熱量を単位とし、これを1カロリーという。熱は熱エネルギーとよばれるエネルギ…
光子
- 知恵蔵
- 光の粒子。光の実体を「粒」とする粒子説と「波」とする波動説の論争は、干渉実験などで波動説が優位に立ったが、1905年、A.アインシュタインは、光…
量子数【りょうしすう】
- 百科事典マイペディア
- 量子力学的な系の定常状態を特徴づけるのに使う整数または半整数の組。たとえば原子内の電子の状態は,主量子数(エネルギー),方位量子数(角運動…
こう‐りゅうし(クヮウリフシ)【光粒子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一九世紀前半まで光の本質と考えられていた微粒子。ニュートンらによって支持された説。光源から放射される高速度の物質粒子で、色によっ…
良溶媒 リョウヨウバイ good solvent
- 化学辞典 第2版
- ある溶質-溶媒系で,溶質-溶媒間の相互作用が溶質-溶質間,溶媒-溶媒間の相互作用の算術平均より小さいとき,この溶媒をこの溶質に対して良溶媒であ…
オストワルトの希釈律 オストワルトノキシャクリツ Ostwald dilution law
- 化学辞典 第2版
- 弱電解質の希薄溶液における溶質濃度cと解離度αの関係を与える古典的法則で,k = α 2c/(1 - α)の右辺が溶質濃度に無関係に一定であること.F.W. Os…
コンセプトナビ
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- ジャストシステム社が開発した、情報収集と情報分析の作業の大部分を自動化することによって膨大なデータの中から今の作業にどんな情報が必要なのか…
ひとゲノム‐けいかく〔‐ケイクワク〕【ヒトゲノム計画】
- デジタル大辞泉
- ヒトゲノムを解読・研究するための国際的計画。ヒトのDNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列を解析し、個々の遺伝情報が組み込まれている場所を解明する…
アンチセンスRNA アンチセンスアールエヌエー antisense RNA
- 化学辞典 第2版
- mRNAの配列を,タンパク質を正しくコードするという意味でセンスとすると,これに相補的な配列をもつRNAはアンチセンスRNAとよばれる.特定の配列を…
地球探査計画 ちきゅうたんさけいかく earth research project
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 世界の各国が資金を出し合い,地殻深部をボーリングして,深部の物質を採取しようとする計画。現在までに,地球力学探査計画 (GDP) ,上部マントル探…
萩原雄祐 はぎわらゆうすけ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1897.3.28. 大阪[没]1979.1.29. 東京天文学者。東京大学天文学科卒業 (1921) 。東京大学教授 (35~57) 。 1946年より東京天文台台長として戦災の…
インフェルト
- 百科事典マイペディア
- ポーランドの物理学者。量子電磁力学を研究。ナチスの台頭とともに1936年米国へのがれ,アインシュタインの助手として一般相対性理論の拡張に協力し…
カルノー
- 百科事典マイペディア
- フランスの物理学者。L.N.M.カルノーの子。1814年エコール・ポリテクニクを卒業後軍務に服したが,1824年退き,パリで数学,物理学,化学,博物学等…
ボーア半径 ボーアハンケイ Bohr radius
- 化学辞典 第2版
- ボーアの原子理論における水素原子の第一電子軌道(主量子数n = 1)の半径をさし,a0 = h2/(4π 2me2) = 0.05292 nm(ここで,hはプランク定数,mとe…
数値計算 すうちけいさん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 数学的に問題を解く方法には、大別して(1)解析的解法(数式の変形による解法)、(2)数値的解法(数値の演算による解法)、(3)その他(図式解法など)…
量子エレクトロニクス りょうしえれくとろにくす quantum electronics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- おもに量子力学を基礎理論とし、物質と電磁波の相互作用を取り扱う電子工学の一分野をいう。 量子力学によると、物質中に束縛された電子は、とびと…
ガラス転移 ガラステンイ glass transition
- 化学辞典 第2版
- 金属,無機,有機,高分子などの物質を溶融状態から急激に冷却すると,結晶化する余裕がなく,各物質は融体と同様な無定形状態のまま凍結され,ガラ…
計算機【けいさんき】
- 百科事典マイペディア
- 広義には数の計算を迅速・確実に行う器具・機械の総称。そろばん・計算尺・計算図表などの簡単なものから,歯車を用いる卓上計算機・電動計算機,各…
シクロアルカン cycloalkane
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 飽和の環式炭化水素の総称。一般式は CnH2n 。これらのうち炭素原子数3,4のものは合成しにくく,結合角や結合距離にひずみがかかっている。炭素原子…
有害紫外線予測情報
- 知恵蔵
- 皮膚がんや免疫力低下を招くとされる有害な紫外線を有害紫外線指数(UVインデックス)として、0〜13の14階級に分けた予測情報。気象庁が2005年5月からU…
エリトロクルオリン erythrocruorin
- 改訂新版 世界大百科事典
- ミミズ,ヒル,ゴカイ,ナマコ,アカガイ,ヒラマキガイ,その他の無脊椎動物の血球または血漿(けつしよう)中に存在する赤色色素タンパク質。ヘモ…
交流計算盤 こうりゅうけいさんばん AC calculating board
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 送電系統の小型模型。電力系統の特性解析に用いる装置。 1929年アメリカで開発され,日本では 51年に製作された。発電機,変圧器,送電線など,実際…
伊藤清 (いとう-きよし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1915-2008 昭和時代の数学者。大正4年9月7日生まれ。昭和27年京大教授となり,51年同大数理解析研究所長。のち学習院大教授。確率過程を研究し,伊藤…
デカルト(René Descartes)
- デジタル大辞泉
- [1596~1650]フランスの哲学者・数学者。近世哲学の父とされる。方法的懐疑によってすべてを疑うが、疑っている自己の存在を真理と認め、「我思う…
取替問題 (とりかえもんだい) replacement problem
- 改訂新版 世界大百科事典
- 対象物を取り替える際の問題(たとえば最も効率的な取替時期や取替方法を求める問題)をいい,オペレーションズリサーチの研究対象の一つ。取替問題…
思考実験【しこうじっけん】
- 百科事典マイペディア
- 科学の基礎原理に反しないかぎりで,極度に単純・理想化された実験装置・方法・条件(たとえば摩擦のない運動,収差のないレンズなど)により遂行さ…
構造地質学【こうぞうちしつがく】
- 百科事典マイペディア
- 地質学の一分野。地球表層の力学的過程とその原因や産物を考究する。19世紀中ごろに起こり,褶曲(しゅうきょく)山脈の構造とその成因などがおもな研…
ルベリエ
- 百科事典マイペディア
- フランスの天文学者。1854年パリ天文台長。天体力学,特に惑星の運動を研究。水星軌道の近日点の前進が万有引力理論から導出される量より大きいこと…
量子井戸
- 知恵蔵
- 固体中で電子の動きを3次元より低く抑えると量子力学の特徴があらわになる。2次元方向しか動けなくしたのが層状の量子井戸、1次元系は量子細線、0次…
ドルーデの伝導理論【Drude's theory of conduction】
- 法則の辞典
- 金属中の電子を,古典的粒子からなる気体として取り扱って,比抵抗 ρ についてドルーデは次のような式を導いた. ここで N は1cm3 中に含まれる電子…
k-εモデル ケーイプシロンモデル k-ε model
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数値流体力学に利用される乱流モデルのなかで,設計などの工学的利用に最もよく使われるモデル。乱流によって発生する応力を,分子運動による通常の…
スワンネック変形 スワンネックへんけい swan neck deformity
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 関節リウマチに伴う代表的な指の変形で,白鳥の首の形に似ていることからこの名がついている。指の関節が侵されて伸筋,屈筋の力学的バランスがくず…
変分原理 へんぶんげんり variational principle
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある物理量が微小変化に関して極小値または極大値をとるという変分法の形式で物理学の基本法則を表わしたもの。その例には,力学ではハミルトンの原…
群速度 ぐんそくど group velocity
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 波の速度の1つ。振動数が異なる正弦波を重ね合せて得られる合成波で,各正弦波の位相速度が振動数によって異なる場合,合成波の波形がくずれない範囲…
しづき‐ただお【志筑忠雄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の蘭学者。本姓中野。号柳圃。長崎生まれ。オランダ通詞志筑家の養子となり、本木良永に天文学を学ぶ。語学力に優れ、「和蘭詞品考」「助字…
粒界 リュウカイ grain boundary
- 化学辞典 第2版
- 結晶粒界ともいう.多結晶体の結晶粒の境界をいう.格子欠陥の一種であり,結晶粒の大きい場合には,粒界にそって破断が進む原因となるが,結晶粒の…
堀幸夫 (ほり-ゆきお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1927- 昭和後期-平成時代の機械工学者。昭和2年8月22日生まれ。40年東大教授となる。オイルウィップ(すべり軸受け自励振動現象)の研究で知られる。…
ひょうじゅん‐もけい〔ヘウジユン‐〕【標準模型】
- デジタル大辞泉
- 素粒子間にはたらく三つの力(強い相互作用、弱い相互作用、電磁相互作用)をゲージ不変性に基づいて記述する理論。具体的には量子色力学、ワインバ…
エネルギー Energie[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 エネルギー概念の発展 仕事と力学的エネルギー 熱とエネルギー エネルギーの単位 エネルギーのいろいろな形態 力学的エネルギー…
エネルギー変換 エネルギーへんかん energy conversion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エネルギーが1つの形態から他の形態へ変る過程。自然界では太陽エネルギーにより海水が蒸発し,大きい位置エネルギーをもった雲となり,雨となって降…
ポアンカレ
- 百科事典マイペディア
- フランスの数学・天文学・物理学者。1879年カーン大学,1886年パリ大学各教授。保形関数の理論を創始,天文学の三体問題を論じ,《天体力学》3巻(1…
ソロモン レフシェッツ Solomon Lefschetz
- 20世紀西洋人名事典
- 1884.9.3 - 1972.10.5 米国の数学者。 元・カンザス大学教授,元・プリンストン大学教授。 モスクワ生まれ。 パリで育つ。渡米後、1910年の事故で両…
ヨハネス ヴァールス Johannes Diderik Waals
- 20世紀西洋人名事典
- 1837.11.23 - 1923.3.8 オランダの物理学者。 元・アムステルダム大教授。 ライデン生まれ。 本名van der Johannes Diderik Waals。 気体や液体の…
質点系 しつてんけい system of particles
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2個以上の質点から成る力学系。質点系の各質点に働く力は,系内の他の質点から受ける内力と系外から受ける外力とに分けられる。内力が作用反作用の法…
素粒子の相互作用 そりゅうしのそうごさよう interaction of elementary particles
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 素粒子を相互に転化させるか,または素粒子の状態を変化させる基本過程。相互作用は強さの順に,強い相互作用,電磁相互作用,弱い相互作用,重力相…