三国時代 (さんごくじだい) Sān guó shí dài
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 三国分立時代の形成と展開 三国政権の歴史的性格 文化の新傾向 三国鼎立と正閏論3世紀の中国で魏,呉,蜀(漢)の3国が鼎立してい…
三時祭 (さんじさい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古来伊勢神宮において行われる神嘗祭(かんなめさい)と6月,12月に行われる月次祭(つきなみのまつり)の3度の祭りのこと。三節祭(さんせつさい)…
三社祭 (さんじゃまつり)
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- 東京都台東区浅草の浅草神社の夏の例大祭。5月中旬に行われる。浅草神社は,推古天皇のころ宮戸川(隅田川)に出漁して浅草寺(せんそうじ)本尊の観…
三千大千世界 (さんぜんだいせんせかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 仏教思想において巨大な宇宙空間を示す術語。三千世界ともいう。須弥山(しゆみせん)を中心とし,地獄界や兜率天,梵天界などを含み,1個の太陽と1…
三足烏 (さんそくう) sān zú wū
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- 中国の神話伝承にあらわれる3本足のからす。太陽の中に烏がいるという伝承は,馬王堆漢墓出土の帛画(はくが)にも見えるように前漢前期にまでさかの…
三代格式 (さんだいきゃくしき)
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- 日本古代の格式の総称。基本法典である養老律令に対する補充法典として,9世紀から10世紀はじめにかけて編纂された弘仁格式,貞観(じようがん)格式…
三長制 (さんちょうせい) Sān zhǎng zhì
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- 中国,北魏の486年(太和10)警察・徴税機能の強化をめざす李沖の献策を文明太后らが取り上げ実施した隣保制度(隣保制)。5家を隣,5隣を里,5里(1…
三頭政治 (さんとうせいじ) triumvirate
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- 帝政成立前夜のローマで,有力将軍が連携して元老院を制肘(せいちゆう)し共和政体を空洞化させてゆく際の特徴的政治形態。前43年アントニウス,オ…
三統暦 (さんとうれき) Sān tǒng lì
- 改訂新版 世界大百科事典
- 漢の武帝の太初1年(前104)に太初暦が施行されたが,その暦法は前1世紀末の劉歆(りゆうきん)によって補修されて三統暦と名づけられ,王莽(おうも…
三人生酔 (さんにんなまよい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎舞踊。(1)清元。本名題《花江戸絵劇場彩(はなのえどえかぶきのいろざし)》の下の巻。1824年(文政7)5月,3世坂東三津五郎,7世市川団十郎…
三方楽所 (さんぽうがくそ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 雅楽用語。楽所(がくしよ)/(がくそ)は宮中における雅楽演奏家詰所のような意図で948年(天暦2)に設けられたが,やがて,従来は楽舞を管轄して…
三無事件 (さんむじけん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 元軍人らの国史会グループが,池田勇人内閣の閣僚を含む政府要人の暗殺や,国会,警察などの襲撃を企てたクーデタ未遂事件。初め国史会事件と呼ばれ…
三稜石 (さんりょうせき) Dreikanter[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 風の強い砂漠やまれに海岸に形成される三角錐状の風食礫(れき)。風食礫と同じ意味に使用されることもある。風で吹き飛ばされた砂により,磨滅した…
第三世界 (だいさんせかい) third world tiers monde[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1950年代初めに,フランスの人口学者ソービーAlfred Sauvyは,当時インドシナで激化していた民族解放戦争を〈第三世界Le Tiers Mondeの台頭〉と評し…
第三セクター (だいさんセクター)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 政府や地方自治体が出資者に加わっている株式会社,有限会社,社団法人,財団法人などの民間組織をいう。これらは,政府や地方自治体の部局でもなく…
虎渓三笑 こけいさんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本・中国画の画題で、中国の故事を扱ったもの。中国六朝(りくちょう)の東晋(とうしん)に、景勝地また仏教の霊場として名高い江西省廬山(ろざん)に…
三度飛脚 さんどびきゃく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →飛脚
三部経 さんぶきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教において同じ教えを説く三部の経典。中国以降の仏教では、多数の経典のなかから同じ教えを説く三部の経典をとくに選定し重視した。たとえば、浄…
三枚網 さんまいあみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 網漁具の一種。刺網に属し、外網(大目網)2枚の中間に内網(小目網)1枚を挟んだ合計3枚の網によって構成される。普通、底刺網として沿岸各地で用い…
三輪自動車 さんりんじどうしゃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- おもにオートバイの車輪を3輪とした自動車。三つの車輪をもつ自動車の歴史は古く、今日知られる限り史上初めて機械力で走った1769年のキュニョーの蒸…
三浪津 さんろうしん / サムランジン
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 韓国(大韓民国)、慶尚南道(けいしょうなんどう/キョンサンナムド)密陽(みつよう/ミルヤン)市にある邑(ゆう)(町)。人口9201(2000)。京釜(けい…
各務鉱三 かがみこうぞう (1896―1985)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ガラス工芸作家。岐阜県生まれ。東京高等工芸学校を卒業して1920年(大正9)に入所した満鉄窯業試験所時代に早くもガラス工芸に手を染め、27年(昭和…
三階教 さんがいきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国隋(ずい)~唐代に流行した仏教の一派。三階宗、普法(ふほう)宗ともいう。開祖は信行(しんぎょう)。『法華経(ほけきょう)』『大方広十輪経(だいほ…
三鈷寺 さんこじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都市西京区大原野石作町にある西山(せいざん)宗の本山。本尊は金身(こんしん)不動尊。1074年(承保1)天台宗の源算(げんさん)が善峯寺(よしみねで…
三国史記 さんごくしき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 朝鮮の新羅(しらぎ)、高句麗(こうくり)、百済(くだら)三国の歴史を記した書籍。朝鮮現存最古の歴史書で、古代研究の基本史料。高麗(こうらい)、仁宗(…
みわふく【三輪福】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 大阪の日本酒。酒名は、酒の神として知られる奈良・三輪神社にちなみ命名。但馬杜氏が濃醇な酒を醸す。純米大吟醸酒、純米酒などがある。原料米は玉…
三石羊羹
- デジタル大辞泉プラス
- 北海道日高郡新ひだか町、八木菓子舗が製造・販売する銘菓。北海道産の小豆を使用した羊羹。
安富三育 (やすとみ-さんいく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代前期の医師。肥前多久(佐賀県)の人。西三博(にし-さんぱく)に師事し,長崎で活躍した。
三野村利左衛門
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治10.2.21(1877) 生年:文政4.11.10(1821.12.4) 幕末維新期の実業家。庄内(鶴岡)藩関口松三郎(木村利右衛門)の次男。父が出奔,浪人となった…
三原屋貞右衛門
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 江戸中期,安芸(広島県)生口島瀬戸田の製塩業者。宝暦(1751~64)のころに製塩業の操業短縮を説いて活躍した。生産過剰による瀬戸内…
都三中
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:享保10頃(1725) 生年:生年不詳 江戸中期の一中節の太夫。都金太夫三中とも。初代都一中の娘婿か。上方の出身らしく,初代都一中と共に江戸へ下…
前田真三 (まえだ-しんぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1922-1998 昭和後期-平成時代の写真家。大正11年6月3日生まれ。日綿実業(現ニチメン)に勤務後,昭和42年フォトライブラリー丹渓(たんけい)を設立。6…
三ツ磯(みついそ)
- デジタル大辞泉プラス
- 岩手県宮古市のとどケ埼(「とど」は魚へんに毛)にある無人島。2009年に政府の総合海洋政策本部が策定した「海洋管理のための離島の保全・管理のあ…
地方三役 じかたさんやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 村方(むらかた)三役ともいう。江戸時代の村役人で、名主(なぬし)(庄屋(しょうや))、組頭(くみがしら)(年寄(としより)、長百姓(おとなびゃくしょう…
仁科三湖 にしなさんこ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 長野県北西部、大町市北部にある木崎、中綱(なかつな)、青木の三湖の総称。地名は、中世の豪族仁科氏にちなんでこの地方を仁科地方とよんだことによ…
三章論争 さんしょうろんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6世紀のキリスト単性論派論争において、ネストリウス的異端の疑いをかけられた3人の神学者の教説をめぐる論争。「三章(トリア・ケファライアtria ke…
三C政策 さんしーせいさく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 19世紀末から第一次世界大戦に至るイギリスの帝国主義政策の基本路線。南アフリカのケープ・タウンCape Town、エジプトのカイロCairo、インドのカル…
三時代法 さんじだいほう three-ages system
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デンマークのトムセンが1836年に提唱した歴史の時代区分。トムセンは利器(器具ではない)の材料に基づいて、異教時代を石器時代、青銅器時代、鉄器…
三社造 さんじゃづくり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神社建築様式の一つで、神座が3座並んで設けられた本殿をいう。一般に間口の柱間(はしらま)1間に1座の神座が設けられるので、三社造の場合は、本殿の…
三重水素 さんじゅうすいそ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →トリチウム
三帝会戦 さんていかいせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アウステルリッツの戦い
三頭政治 さんとうせいじ triumviratus ラテン語 triumvirate 英語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 元来は古代ローマの官職「三人委員」をさす。転じて3人の政界有力者が結んで政権を独占することをいう。ローマ史上では、二つの三頭政治が有名である…
薬師三尊 やくしさんぞん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 薬師仏を中尊として、日光(にっこう)、月光(がっこう)の2菩薩(ぼさつ)を左右の脇侍(きょうじ)とする様式。[江口正尊][参照項目] | 三尊像
三次(市) みよし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広島県北部、三次盆地の大半を占める市。北は島根県と接する。1954年(昭和29)双三(ふたみ)郡三次、十日市(とおかいち)の2町と河内(こうち)、粟屋(…
三好松洛 みよししょうらく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年未詳。江戸中期の浄瑠璃(じょうるり)作者。伊予(いよ)国(愛媛県)松山の僧とも、大坂の医師とも茶屋の主人とも伝えられ、その伝は明らかでな…
三次藩 みよしはん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 備後(びんご)国三次地方(広島県三次市)を領有した広島藩の支藩。1632年(寛永9)広島藩を襲封した浅野光晟(みつあきら)は、庶兄浅野長治(ながはる)…
三輪素麺 みわそうめん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大和(やまと)国三輪(奈良県桜井市)特産のそうめん。そうめんは室町時代から南都諸寺院や貴紳の間で非時食として、また贈答品として珍重されたが、…
鳳凰三山 ほうおうさんざん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 山梨県韮崎市(にらさきし)と南アルプス市の境界をなす山群。地蔵ヶ岳(2764メートル)、観音ヶ岳(2841メートル)、薬師ヶ岳(2780メートル)の3山の…
三丘温泉 みつおおんせん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 山口県南東部,周南市熊毛にある温泉。三方を山に囲まれた静かな田園のなかに湧き,数軒の旅館が温泉街を形成している。温泉の発見は古いが,島田川…
安倍晋三 あべしんぞう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1954.9.21. 東京[没]2022.7.8. 奈良,橿原政治家。内閣総理大臣(首相。在任 2006~07,2012~20)。憲政史上最長となる8年 8ヵ月(2期)にわた…