こよない(読み)コヨナイ

デジタル大辞泉の解説

こよ‐な・い

[形][文]こよな・し[ク]
この上ない。格別だ。「―・き幸せ」
「昔の友人に対して―・い弁明の機会であった」〈中勘助・鳥の物語〉
他と比べて、または以前と比べて、ひどく違っている。かけ離れている。格別である。
「年は我に―・く兄(このかみ)にぞおはせし」〈宇津保・蔵開中〉
程度がはなはだしいさま。よい場合にも悪い場合にもいう。
㋐格段にすぐれている。
「やんごとなき人のし給へることは、―・かりけりと喜ぶ」〈落窪・四〉
㋑格段に劣っている。
「おもりかに心深きけはひはまさり給へど、にほひやかなるけはひは、―・しとぞ人思へる」〈竹河

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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