至って(読み)イタッテ

デジタル大辞泉 「至って」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「至って」の意味・読み・例文・類語

いたっ‐て【至て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「いたりて」の変化した語 ) 非常に。きわめて。全く。
    1. [初出の実例]「親子恩愛のいたって切なる事」(出典:曾我物語(南北朝頃)一二)
    2. 「Itatte(イタッテ) ソレホド ゾンゼヌ〈訳〉その事について私はそう深く根本的には知らない」(出典日葡辞書(1603‐04))

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