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ブロイラー ブロイラー Bleuler, Eugen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブロイラー
ブロイラー
Bleuler, Eugen

[生]1857.4.30. チューリヒ近郊ツォリコン
[没]1939.7.15. チューリヒ近郊ツォリコン
スイス精神医学者。チューリヒ大学教授。ウィルヘルム・ブントの実験的アプローチとジグムント・フロイト精神分析との融合を試み,その立場は連合心理学的であった。早発性痴呆症 (→早発痴呆 ) に代わって統合失調症という概念を初めて導入し,またパラノイアにおける自閉的思考の役割などを研究した。

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ブロイラー
ブロイラー
broiler

肉用鶏の一種。語源はアメリカで肉用鶏をロースター (大型) ,フライヤー (中型) ,ブロイラー (小型) と分類したところからきているが,現在では肉用鶏の一種の呼称となり,第2次世界大戦後,日本でも広く普及している。

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デジタル大辞泉の解説

ブロイラー(broiler)

肉をあぶり焼きにする器具。
ブロイル(丸焼き)に適する食肉用の若鶏(わかどり)。日本では、養鶏のひなをほとんど運動させずに、配合飼料で40~70日間育てたものをいう。

ブロイラー(Eugen Bleuler)

[1857~1939]スイスの精神医学者。フロイトの精神分析を取り入れて精神病を研究した。スキゾフレニア精神分裂病、現統合失調症)という病名の提唱者。アメリカ精神医学で統合失調症の基本症状の四つとされている連合弛緩、感情障害、自閉、両価性を挙げた。

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百科事典マイペディアの解説

ブロイラー

肉用若鶏のこと。おもに白色コーニッシュや白色プリマスロック,ニューハンプシャーなど産肉能力の高い品種の一代雑種を用いる。高エネルギー,高タンパク質の飼料を与え,去勢,運動制限などを行って8〜10週間で体重を1〜2.6kgに肥育する。
→関連項目鶏肉ニワトリ(鶏)ブラーマ[種]養鶏

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栄養・生化学辞典の解説

ブロイラー

 肉用に育種したニワトリ

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世界大百科事典 第2版の解説

ブロイラー【broiler】

体重2.6kg以下で,10週齢以内の肉用若鶏のこと。あぶり焼きbroil用の若鶏の意味で,元来アメリカでは食鶏の規格を体重別にロースター,フライヤー,ブロイラーと3段階にわけ,ブロイラーはもっとも小型で体重1.35kg以下とされていたが,現在では一括してブロイラーと称している。ただし国によって利用のしかたが異なるため,屠殺(とさつ)体重,週齢は異なる。日本では正肉としての利用が盛んなので大きく,体重2.6kg(約8.5週齢),イギリス南ヨーロッパでは骨付きの煮込料理用に2.0kg(7週齢),アメリカではフライドチキン用に1.8kg(6.5週齢),ヨーロッパの大部分ではあぶり焼き用に1.45kg(5.5週齢)で屠殺されている。

ブロイラー【Eugen Bleuler】

1857‐1939
〈精神分裂病Schizophrenie〉という用語を初めて打ち出したスイスの精神医学者。チューリヒ大学で精神科の第3代主任教授を30年間つとめ,多方面に国際的名声を博したが,なかでも1911年刊行の主著《早発痴呆または精神分裂病群》は,E.クレペリンが経過や転帰のいかんに即して構成した疾病概念を心理学的な症状論にもとづいて組みかえたものとして,広く深い影響を及ぼした。しかし,それによって精神分裂病の範囲がかなり広まったことも否めない

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大辞林 第三版の解説

ブロイラー【broiler】

肉をあぶる器具。
食肉用に飼育された若鶏の総称。アメリカの規格では、体重1.1キログラム 以下の小型のもの。あぶり焼きに用いられる大きさのものであることから。

ブロイラー【Eugen Bleuler】

1857~1939) スイスの精神医学者。スキゾフレニア(精神分裂病)という病名を初めて提唱。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のブロイラーの言及

【家禽】より

…これらの品種では就巣性は採卵に不利なので遺伝的に除去してあり,繁殖は人工孵化(ふか)によらねば不可能である。肉用種に属するものはニワトリのブラーマ種,コーチン種などがあるが,最近では兼用種と白色コーニッシュ種を交配した雑種を1350gぐらいに肥育して利用するブロイラー養鶏が盛んになっている。このほかアヒルのペキン種,ルーアン種や,ガチョウ,シチメンチョウ,ホロホロチョウ,食肉バトの各品種もこれに属する。…

【畜産】より

…全期を通じての増加年率を畜種ごとに示すと,乳牛4.4%,肉牛0.1%(いったん減って,また増えた。役肉兼用から肉専用への変化がこの間にある),豚7.8%,採卵鶏,ブロイラーを合わせた鶏8.0%となる。飼畜数の増大,畜産生産額の増大にともない,農業粗生産額中の畜産生産額の割合も1960年の14.5%から82年29.0%にまで高まった。…

【鶏肉】より

… 日本で第2次大戦前からあった鶏肉は〈かしわ〉と称される成鶏肉で,大部分が採卵鶏の廃鶏肉であった。昭和30年代に入ってアメリカの影響で肉用若鶏,いわゆる〈ブロイラー〉の飼育が盛んとなり,アメリカから原種鶏,原種卵が輸入された。これらは肉用に高度に選抜された品種(白色コーニッシュ種,白色プリマスロック種,ニューハンプシャー種,横斑プリマスロック種などとその一代雑種)で,産肉性に優れた特徴をもっている。…

【アンビバレンス】より

…両価性と訳される。このような状態を精神分裂病のおもな症状と考えたブロイラーの造語で,S.フロイトが借用し,必ずしも病的でない,さまざまな現象の説明に用いた。日本にも〈かわいさ余って憎さ百倍〉ということわざがあるが,われわれはある人を愛しているとき,意識しているにせよいないにせよ,同時に憎しみをももっているものである。…

【自閉症】より

…すなわち,(1)精神分裂病に多く現れる症状,(2)幼児・学童にみられる重篤な対人関係障害と特異な行動異常を主徴とする症候群,の二つである。 E.ブロイラーは,従来早発痴呆と呼ばれていた精神病を観念の流れの連合の弛緩と感情における両価性(アンビバレンス)が基本症状であるとして精神分裂病と命名したのであるが,そのさい彼は,頭からすっぽりシーツをかぶり,人を避けるように壁に向かって頭を下げ,目をつぶっている重症の分裂病患者をモデルに〈内的生活の比較的あるいは絶対的優位を伴う現実離脱〉を自閉(症)と名づけた。彼は,これを他の人間やその世界との接触において自己内界への指向が優勢なものにまで拡大し,正常人でもさまざまな割合で現実思考と自閉思考(非現実思考)が存在するとしたが,一方では自閉の概念は多くの学者によって精神状態の基本障害としてとり上げられるようになった。…

【精神医学】より

…当時の精神医学は,W.グリージンガーの〈精神病は脳病である〉という周知の言葉がよく象徴するように,疾患の本態を脳内に求める身体論的方向をめざし,他方で,遺伝・素因・体質などの要因を重視する内因論の方向を歩んだが,こうした方向は19世紀の末にE.クレペリンが精神病の記述と分類をなしとげて一応の完成にいたる。20世紀に入るとともに,精神分析のS.フロイト,それを容認して力動的な症状論を展開するE.ブロイラー,現象学の導入により方法論を整備したK.ヤスパースら,新たな勢力が台頭して,19世紀の精神医学に深さと広がりと高さを加える。これらがヨーロッパ全域で豊かな開花をみせるのはとりわけ20世紀の20年代で,ヤスパース,H.W.グルーレ,マイヤー・グロースW.Mayer‐Grossを擁するハイデルベルク学派,R.ガウプとE.クレッチマーを擁するチュービンゲン学派,そしてクロードH.ClaudeとH.エーを中心とするフランスのサンタンヌ学派などがその重要な拠点となった。…

【精神分析】より

…〈夢は無意識にいたる王道である〉とフロイトは考えていた。彼の著作《夢判断》(1900)は,彼の最大の自信作であるが,その中で彼が説いた夢成立のさまざまなメカニズムは,E.ブロイラーとC.G.ユングとによって精神分裂病を心理学的に理解する理論的武器とされた。覚醒生活において無意識が露呈しないことはむしろ健康の印だが,精神分裂病においては,自我が著しく脆弱(ぜいじやく)化して抑圧がゆるむためにこの無意識が露出してくる。…

【精神分裂病】より

…またE.ヘッカーが1871年に思春期に始まって感情鈍麻や意欲減退を示しながら欠陥状態へと至る病像を〈破瓜病Hebephrenie〉と命名し,最後にE.クレペリンが1899年の彼の《精神医学教科書》第6版であとの二つをまとめ,これに〈妄想痴呆〉を加えて〈早発痴呆Dementia praecox〉と呼んだ。しかし,症例の観察を重ねていくと,普通の意味の〈痴呆〉が生ずるのでも,つねに青年期に始まるのでもなく,問題は精神機能の分裂にあることから,スイスのE.ブロイラーが〈精神分裂病Schizophrenie〉という新語を使いはじめ,主著《早発痴呆または精神分裂病群》(1911)を通じてこれが世界中へ広まった。 このように,分裂病が〈疾患〉として成立してから西欧ではまだ100年にも満たないが,東洋,とくに中国の医学には紀元前に早くも〈狂〉の概念が明確に打ち出され,これが一貫して受け継がれて,6,7世紀には日本にも伝えられた。…

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