印象・印像(読み)いんぞう

精選版 日本国語大辞典 「印象・印像」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぞう ‥ザウ【印象・印像】

〘名〙
仏語印影を押したように、形象がはっきり現われること。また、その形。〔大集経‐一五〕
仏像を印刷すること。また、印刷された仏像。
蔭凉軒日録‐永享七年(1435)六月二九日「毎月一万体地蔵印像之新板、同懸之御目
[補注]一説に、かつて中国の人々が、象の存在を知りながら実物を見ないで、ただ脳裏にこれを印したところからいう、とする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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