安め(読み)ヤスメ

デジタル大辞泉 「安め」の意味・読み・例文・類語

やす‐め【安め/安目】

[名・形動]
値段が比較的安いこと。また、そのさま。「―に見積もる」⇔高め
丁半ばくちで、負けのさいの目が出ること。
「―にかかって丸裸」〈洒・新吾左出放題〉
値段の安いものを買うこと。また、その人。
「―でも呼ばざあ買人かひてのねえ面だ」〈洒・多佳余宇辞〉
ひかえめにすること。謙遜
其様そんなに―をお言ひのが愛敬になって」〈人・梅之春〉
[類語](1安値廉価安い安価割安格安低廉安直安上がり徳用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android