デジタル大辞泉 「徳用」の意味・読み・例文・類語 とく‐よう【徳用/得用】 [名・形動]1 値段のわりに利益のあること。安くて得なこと。また、そのさま。「―な(の)洗剤」「―品」2 徳があり、応用の才を備えていること。「汝は坐道場の―を備へたり」〈盛衰記・一〉3 功徳くどくの力。とくゆう。「今この経の―にて…竜女成仏」〈謡・海人〉4 もうけ。利益。「一年に二千両づつ―がある」〈松翁道話・三〉[類語]安い・安値・廉価・安価・安め・割安・格安・低廉・安直・安上がり 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「徳用」の意味・読み・例文・類語 とく‐ゆう【徳用】 〘名〙① 徳によって生ずる働き。功徳の力。※口伝鈔(1331)中「袈裟の徳用(トクユフ)をもて済生利物の願念をやはたすと存じて」② ⇒とくよう(徳用) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報