安価(読み)アンカ

精選版 日本国語大辞典 「安価」の意味・読み・例文・類語

あん‐か【安価】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 値段が安いこと。また、そのさま。廉価。⇔高価
    1. [初出の実例]「此地面を先代が人の善い人にて非常の安価にて人に貸した」(出典:条約改正論(1889)〈田口卯吉〉)
  3. 値打の低いこと。安っぽいこと。いいかげんなさま。
    1. [初出の実例]「此極めて安価なる気燄家は」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む