富士[町](読み)ふじ

  • 富士

百科事典マイペディアの解説

佐賀県北部,佐賀郡の旧町。主集落は温泉のある古湯。高冷地野菜・ミカン栽培を行うほか,林業も営む。川上川急流峡谷が美しく,多くの発電所,佐賀平野灌漑(かんがい)用の北山(ほくざん)ダムがある。2005年10月佐賀郡大和町,諸富町,神埼郡三瀬村と佐賀市へ編入。143.25km2。4995人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

佐賀県中北部,佐賀郡の町。北は福岡県に接する。1966年町制。人口5734(1995)。町域は広いが北部は脊振山地,南部と西部は天山(てんざん)山系で,大部分山間の傾斜地である。谷々の水を集めて中央を嘉瀬川(川上川)が南流する。県の北部山地一帯は山内(さんない)とよばれたが,戦国期には神代(くましろ)氏の勢力下にあり,竜造寺氏との抗争が繰り返された。城のあった畑瀬には神代勝利の墓がある。江戸時代には山内の神代氏旧家臣は郷士の処遇をうけ,佐賀藩山内代官の支配下に置かれた。

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