デジタル大辞泉 「神気」の意味・読み・例文・類語 しん‐き【神気】 1 万物のもとになる気。2 精神力。気力。「神気を養う」3 不思議な霊気。「神気森に満つ」4 神々しいような趣。「神気あふれる作品」[類語](2)元気・精神・活気・生気・精気・鋭気・壮気・覇気・威勢・景気・活力・精力・気力・血気・メンタル・心的・内的・精神的・内面的・観念的・心理的・知能・心理・精神力・メンタリティー・スピリチュアル・心こころ・知情意・心神・内心・心情・心魂・内面・気・マインド・ハート・スピリット・エスプリ・精魂・気迫・気概・意力・意志・神経・気構え・気持ち・理念・思想・気風・気性きしょう・心性・性さが 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「神気」の意味・読み・例文・類語 しん‐き【神気】 〘 名詞 〙① 万物を組成する元素。〔礼記‐孔子間居〕② 不思議な雲気。霊気。〔史記‐封禅書〕③ すぐれた趣。〔図絵宝鑑‐三〕④ 心身の力。気力。活力。[初出の実例]「神気が争てある処へ邪気が入たほどに、年少の身ではとりなをしがたいぞ。さるほどに死なれたぞ」(出典:史記抄(1477)一四)⑤ 精神。たましい。心の働き。[初出の実例]「神気に聰明なる処を忘してのくべし」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)四)[その他の文献]〔南史‐蔡興宗伝〕 かみ‐け【神気】 〘 名詞 〙 ( 「かみげ」とも ) 神がついたようす。神がかりの状態。[初出の実例]「この謡ひを謡ひ候へば、すこし神気になり候」(出典:謡曲・歌占(1432頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「神気」の読み・字形・画数・意味 【神気】しんき ふしぎな力。〔礼記、孔子間居〕地は氣を載す。氣は風霆(ふうてい)なり。風霆形を(し)き、庶物露生す。へに非ざる無きなり。躬(み)に在れば、氣志の如し。字通「神」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報