人災(読み)ジンサイ

デジタル大辞泉 「人災」の意味・読み・例文・類語

じん‐さい【人災】

人間の不注意や怠慢が原因で起こる災害水害地震などで、十分な対策を講じておかなかったためにこうむる災害をいう。⇔天災
[類語]天災震災戦災変災災害災難災い被害禍害惨害惨禍災禍被災天変地異地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害災厄凶事禍根舌禍筆禍試練危難国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人災」の意味・読み・例文・類語

じん‐さい【人災】

  1. 〘 名詞 〙 人間の不注意や怠慢が原因で起こる災害。一般に天災とされる水害などについて、十分な対策が講じられていなかったような場合にいう。
    1. [初出の実例]「非常の変あって天災地災人災おこるの時は」(出典:山鹿語類(1665)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「人災」の読み・字形・画数・意味

【人災】じんさい

人為による災い。

字通「人」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android