日吉[村](読み)ひよし

  • 日吉

世界大百科事典 第2版の解説

愛媛県南西部,北宇和郡の村。人口2081(1995)。四万十川の支流広見川の最上流域に位置し,標高900~1000m級の山々に囲まれる。村域のほとんどが山林で,近世吉田藩領時代には〈山奥〉とよばれた地域である。南と東は高知県に接する。江戸時代は日向谷(ひゆうがい)などで製紙業が盛んであったが,1792年(寛政4)吉田藩が紙の専売制を施行したことをきっかけに,翌年大規模な一揆がおこった。中心となった武左衛門は上大野の出身で,吉田騒動武左衛門一揆とよばれる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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