デジタル大辞泉 「是非に」の意味・読み・例文・類語 ぜひ‐に【是非に】 [副]1 どんなことがあっても。ぜひとも。「是非に出席を願う」2 むりに。しいて。「―婿を取るならば、おかちが命はあるまいぞ」〈浄・油地獄〉[類語]強いて・敢えて・むりやり・努めて・できるだけ・極力・なるたけ・なるべく・可及的・必ず・きっと・絶対・是非・是非とも・何としても・どうしても・何が何でも・是が非でも・押して・たって・どうぞ・どうか・くれぐれも・願わくは・なにとぞ・なんとか・まげて・ひとつ・必ずや・必然・必定・必至・不可避・誓って・てっきり・違いない・はず・決まって・すなわち・否が応でも・否でも応でも・否いやでも・否いやとも・なにぶん・平に・心しんから・心こころから・衷心・返す返す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「是非に」の意味・読み・例文・類語 ぜひ‐に【是非に】 〘 副詞 〙① 是が非でも。どんなことがあっても。きっと。ぜひとも。[初出の実例]「是非にやるまいとて不レ出ぞ」(出典:史記抄(1477)一五)「ぜひに推参申さんとて、大幕掴んで打ち上げて、おめず臆せず憚らず御白洲にぞ畏まる」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)② むりやりに。むりに。しいて。[初出の実例]「是非にせいてはかなうまいと思い立たる事ををさへてやめと云へば」(出典:史記抄(1477)一一)「先々こなたへこなたへとぜひに間近く請じつつ」(出典:浄瑠璃・三社託宣由来(1678)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例