可及的(読み)カキュウテキ

デジタル大辞泉 「可及的」の意味・読み・例文・類語

かきゅう‐てき〔カキフ‐〕【可及的】

[副]及ぶかぎり。できるだけ。「可及的速やかに処理したい」
[類語]できるだけ極力努めてなるたけなるべく強いて敢えてむりやり必ずきっと絶対是非何としてもどうしても何が何でも是が非でも押してたってどうぞどうかくれぐれも願わくはなにとぞなんとかまげてひとつ必ずや必然必定必死不可避誓っててっきり違いないはず決まってすなわち否が応でも否でも応でもいやでもいやとも是非とも平になにぶんしんからこころから衷心返す返すとくととっくり重ね重ね無理無理算段無理無体無理押し無理強制的強引強気強行独断独断的理不尽強硬頑強問答無用強要力尽く力任せ腕尽くごり押し断固一刀両断横柄威圧的否応無し頑として横紙破り横紙を破る有無を言わせず腕力に訴える横車を押す押し付けがましいねじ伏せる首に縄を付ける遠慮会釈もない遠慮高圧的高飛車頭ごなし押し通す押し付ける一方的豪腕

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精選版 日本国語大辞典 「可及的」の意味・読み・例文・類語

かきゅう‐てき カキフ‥【可及的】

〘副〙 及ぶかぎり。できるだけ。なるたけ。なるべく。「可及的速やかに止血処置を施す」
※旅‐昭和九年(1934)一一月号・流線型機関車は走る「窓硝子を可及的(カキフテキ)外部に出し」

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