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絶対 ぜったいthe absolute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

絶対
ぜったい
the absolute

相対の対立概念。思考においても実在においても一切他者に依存せずそれ自体として自律的に存在し自己のうちに存在の根拠を有するものをいう。認識論的には,そのものについてのわれわれの表象とは独立に存在しているもの,ものそれ自体。宗教哲学ではキリスト教のように超越的な神の別名となる場合と仏教のように悟りの境地を称する場合とがある。

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デジタル大辞泉の解説

ぜっ‐たい【絶対】

[名・形動]
他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。「絶対の真理」「絶対な(の)存在」「絶対君主」
他の何ものにも制約・制限されないこと。また、そのさま。「絶対な(の)権力」
絶対者
(副詞的に用いる)
㋐どうしても。何がどうあっても。「絶対に行く」「絶対合格する」
㋑(あとに打消しの語を伴って)決して。「絶対に負けない」「絶対許さない」「絶対反対」

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典内の絶対の言及

【絶対者】より

…他のものに依存せず,自立的・自発的で自在であり,条件や制約による制限を知らず,完全で究極的な存在をいう。古代以来のフュシス,コスモスとしての宇宙,善のイデア等の実体,一者(ト・ヘンto hen),中世以来の神などは,人間を超越する勝義の絶対者である。近世以降では,精神,理性,自我性,人間性,さらには人間に無条件の服従と承認を迫る理念,知・信念などが,人間界における絶対者として登場する。…

※「絶対」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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