衷心(読み)チュウシン

デジタル大辞泉 「衷心」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「衷心」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しん【衷心】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「衷」はまごころの意 ) 心の中。心のおくそこ。ほんとうの気持。また、まごころ。本心。衷情。心中中心。また、副詞的にも用いる。心から。心底から。
    1. [初出の実例]「各自剖露衷心、傾倒平生」(出典空華日用工夫略集‐永徳二年(1382)七月一九日)
    2. 「勘次は衷心(チウシン)から恐怖したのである」(出典:土(1910)〈長塚節〉一〇)
    3. [その他の文献]〔蜀志‐法正伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衷心」の読み・字形・画数・意味

【衷心】ちゆうしん

心から。〔三国志、蜀、法正伝〕初め孫、妹を以て先に妻(めあは)す。~侍婢百餘人、皆親しく刀を執りて侍立す。先入るに、衷心常に凜凜(りんりん)たり。

字通「衷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む