木津[町](読み)きづ

百科事典マイペディア 「木津[町]」の意味・わかりやすい解説

木津[町]【きづ】

京都府南端,相楽(そうらく)郡の旧町。中心集落は木津川京都盆地に出る谷口にあり,かつて木材の荷揚港として栄えた。関西本線奈良線片町線の接続点で近鉄京都線も通じる交通要地。米作,野菜栽培が主で最近は宅地化も盛ん。平城相楽ニュータウンを造成関西文化学術研究都市の一部でもある。2007年3月,相楽郡加茂町,山城町が合併し,木津川市となる。23.62km2。3万9128人(2005)。

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