(読み)かく(英語表記)shell

翻訳|shell

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


かく
shell

球形タンクなどの容器類の構造にみられるもので,板厚の中央を通る中央面が曲面をなし,曲面の曲率半径および面内寸法に比べて板の厚さが著しく小さいものをいう。曲面板,シェルともいう。平板よりも解析が難しく,一般には簡易化の程度に応じて次のいずれかの理論を適用する。(1) 膜理論 板の曲げモーメントと横剪断力を無視し,板の面内の応力のみを考える。(2) 曲げ理論 板の面内応力と曲げ応力を同程度に考慮する。(3) 伸びなし理論 曲げに対する抵抗のみを取り扱う。変形しても,板の中央面は伸縮しないことに由来して名づけられている。(→シェル構造

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デジタル大辞泉の解説

かく【殻〔殼〕】[漢字項目]

常用漢字] [音]カク(漢) [訓]から
〈カク〉物の表面を覆う堅い外皮。「甲殻耳殻地殻卵殻
〈から(がら)〉「貝殻茶殻籾殻(もみがら)
[難読]苧殻(おがら)枳殻(からたち)

から【殻/骸】

《「空(から)」と同語源》
動物のからだや植物の実・種子をおおう堅いもの。「卵の―」
動物や昆虫が脱皮したあとの外皮。ぬけがら。「セミの―」「もぬけの―」
主要な部分や中身がなくなって用済みになったもの。「弁当の―」「茶―(ちゃがら)」
外界から自己を守る外壁。その外壁に守られた世界。「―に閉じこもる」「古い―を打ち破る」
おから」に同じ。
(骸)魂のぬけたからだ。なきがら。
「―は気疎(けうと)き山の中に納めて」〈徒然・三〇〉

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精選版 日本国語大辞典の解説

かく【殻】

〘名〙 物の表面をおおう、堅いから。外皮。貝殻。甲殻、皮殻、地殻、卵殻など。〔色葉字類抄(1177‐81)〕〔玉篇〕

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世界大百科事典内のの言及

【原子】より

…これを周期律と呼ぶ。周期表で同族の原子は外殻の構造が似ており,そのために類似した化学的性質を示すのである。同位体は周期表では同じ位置におかれる。…

※「殻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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