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紛れ マギレ

デジタル大辞泉の解説

まぎれ【紛れ】

ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。
「怒った―に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風腕くらべ
他に入りまじって区別がつかなくなること。
「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の―に立ちとまるべく」〈古今・離別〉
他の事に心を奪われること。
「今年は―多くて過ぐし給ふ」〈・若菜下〉
心情を表す形容詞の語幹、動詞の連用形に付いて、その心情に駆られて分別を失うさまを表す。「に」を伴って副詞的に用いることが多い。…のあまり。「苦し紛れにうそをつく」「腹立ち紛れ

まぐれ【紛れ】

偶然の好運にめぐまれること。まぐれあたり。「紛れでトップになる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

まぎれ【紛れ】

まぎれること。入りまじって見分けにくいこと。 「どさくさ-」 「夕闇の道たどたどしげなる-にわが車にてゐて奉る/源氏 空蟬
形容詞語幹・動詞の連用形の下に付いて、感情の勢いに押されて、事の見さかいがつかなくなるさまを表す。「に」を伴って副詞的に用いる。あげく。あまり。 「腹立ち-にけとばす」 「苦し-に大声を出す」 「激した-に如彼ああは云つたけれどね/魔風恋風 天外
乱れ。ごたごた。 「閑院の内裏焼けたる-より/増鏡 内野の雪
心が他のことに引かれること。 「昔物語などせさせて聞き給ふに、少しつれづれの-なり/源氏 明石
他の事に入りまじって起きる思いがけないこと。まちがい。 「ふとしも、あらはならぬ-ありぬべし/源氏 若菜下
[句項目] 紛れもない

まぐれ【紛れ】

思いがけず、ある結果になること。多くよい結果になることについていう。偶然。 「 -で合格する」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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衣笠祥雄

[生]1947.1.18. 京都プロ野球選手。京都の平安高校時代,捕手として甲子園に出場。高校卒業後,1965年広島東洋カープに入団。内野手に転向し,1970年 10月 19日の対読売ジャイアンツ (...

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