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田野[町] たの

百科事典マイペディアの解説

田野[町]【たの】

高知県東部,奈半利(なはり)川河口部にある安芸(あき)郡の町。上流に魚梁瀬(やなぜ)国有林をひかえ,大貯木場があり製材が盛ん。ナス,ピーマンなどの施設園芸沿岸漁業も行う。

田野[町]【たの】

宮崎県南部,宮崎郡の旧町。清武川上流域の農山村地域で,サトイモダイコン,葉タバコ,茶を主産し,苗木育成も行われる。サザンカの実からとる〈かたし油〉を特産。日豊(にっぽう)本線,宮崎自動車道が通じる。
→関連項目国富荘

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世界大百科事典 第2版の解説

たの【田野[町]】

高知県南東部,安芸郡の町。人口3575(1995)。奈半利(なはり)川河口西岸に位置し,土佐湾に面する。江戸時代,奈半利川上流の魚梁瀬(やなせ)の木材を積み出すため田野に港が整備され,藩の御用商人を務める米屋(岡氏)など豪商の幅広い活動で,当地は発展した。幕末には安芸郡奉行所が置かれ,併設された田野学館では洋式砲術の教授も行われた。1864年(元治1)当地の豪士清岡道之助ら安芸郡下の土佐勤王党関係者23人が東方,現北川村の野根山に屯集して藩政の転換を求めるという野根山事件が起こり,捕らえられた彼らは奈半利河原で処刑された。

たの【田野[町]】

宮崎県南部,宮崎郡の町。人口1万2428(1995)。清武川上流域の小盆地に位置する。江戸時代は飫肥(おび)藩清武郷に属し,南部を本田野,北部を別府田野と称した。米作主体の農業が主産業であるが,近年はサトイモ,ダイコンなどの野菜をはじめ,タバコや茶の栽培が盛んで,漬物加工や製茶などの工場も建設された。宮崎市の近郊にあって日豊本線,国道269号線が通じ,宮崎自動車道のインターチェンジも設置されたため都市化が進んでいる。

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