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疎外・疏外 そがい

大辞林 第三版の解説

そがい【疎外・疏外】

( 名 ) スル
よそよそしくしてのけものにすること。きらってのけものにすること。 「仲間から-される」 「 -感を感じる」
ドイツ Entfremdung〕 ヘーゲルの用語。ある存在が自己の本質を自己本来の存在の外に出すことによって、それが自分とは対立する疎遠な他者となること。理念が真実在たる精神に自己還帰すべく、反対物である自然へと受肉・転変すること。また、初期のマルクスでは、資本主義的生産の下で人間的存在や労働の本質が、人間に失われていること。自己疎外。 〔同音語の「阻害」はじゃまをして物事の進行をさまたげることであるが、それに対して「疎外」はのけものにすることであり、また、ヘーゲルの用語としても用いられる〕

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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