登米[町](読み)とよま

百科事典マイペディア 「登米[町]」の意味・わかりやすい解説

登米[町]【とよま】

宮城県北部,登米(とめ)郡の旧町。北上川が南流,西部平坦地が多く,東部は山間地帯。河岸の主集落登米は伊達氏の一族白石氏の城下町として発達,武家屋敷が残る。米を多産し,みそ,醤油,伝統的な松笠風鈴特産がある。屋根瓦用のスレートも産する。2005年4月登米郡町,東和町,中田町,豊里町,米山町,石越町,南方町,本吉郡津山町と合併し市制登米市となる。45.67km2。6034人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android