華麗(読み)カレイ

デジタル大辞泉 「華麗」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「華麗」の意味・読み・例文・類語

か‐れいクヮ‥【華麗・花麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) はなやかで美しいこと。はでであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「昨日事美麗之由被仰、次参内、午刻許退出、従所々昨日事華麗之由被悦」(出典:中右記‐長治二年(1105)四月一六日)
    2. 「Quareina(クヮレイナ) フルマイ」(出典:日葡辞書(1603‐04))
    3. 「多くの僕を従へ花麗(クレイ)出立」(出典:読本唐錦(1780)一)
    4. [その他の文献]〔魏志‐夏侯玄伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「華麗」の読み・字形・画数・意味

【華麗】か(くわ)れい

はなやかで美しい。晋・陸機〔周夫人の、車騎(夫、車騎の官)に贈るが為に(作る)〕詩 今時、君の書を得たり 聞く君京に在りと 京麗の (さいさん)(輝くさま)として異人多し

字通「華」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android