華麗(読み)カレイ

デジタル大辞泉 「華麗」の意味・読み・例文・類語

か‐れい〔クワ‐〕【華麗】

[名・形動]はなやかで美しいこと。はでやかなこと。また、そのさま。「華麗舞踏会
[派生]かれいさ[名]
[類語]華やか綺麗きらびやか絢爛華美豪華豪勢豪儀豪奢はではでやか華華しい美美しい輝かしい眩しい麗麗しい華やぐゴージャスデラックスハイカラ身綺麗美しいきらやか鮮やか美麗鮮麗流麗壮麗清麗優美美的麗しい見目好い見目麗しい端正端麗秀麗佳麗艶美艶麗あでやか妖麗豊麗妖美見好い小綺麗美妙典麗ビューティフルピトレスクピクチャレスクラブリービューティープリティー楚楚そそ清楚せいそ瀟洒しょうしゃあか抜けこざっぱり洒落しゃれ小洒落こじゃれスマートシックドレッシー純美玲瓏れいろう着映え洒落しゃれ薄皮のけたよう

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精選版 日本国語大辞典 「華麗」の意味・読み・例文・類語

か‐れいクヮ‥【華麗・花麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) はなやかで美しいこと。はでであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「昨日事美麗之由被仰、次参内、午刻許退出、従所々昨日事華麗之由被悦」(出典:中右記‐長治二年(1105)四月一六日)
    2. 「Quareina(クヮレイナ) フルマイ」(出典:日葡辞書(1603‐04))
    3. 「多くの僕を従へ花麗(クレイ)出立」(出典:読本唐錦(1780)一)
    4. [その他の文献]〔魏志‐夏侯玄伝〕

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普及版 字通 「華麗」の読み・字形・画数・意味

【華麗】か(くわ)れい

はなやかで美しい。晋・陸機〔周夫人の、車騎(夫、車騎の官)に贈るが為に(作る)〕詩 今時、君の書を得たり 聞く君京に在りと 京麗の (さいさん)(輝くさま)として異人多し

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