華美(読み)カビ

デジタル大辞泉 「華美」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「華美」の意味・読み・例文・類語

か‐びクヮ‥【華美・花美】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 色彩がはなやかで美しいこと。また、性質生活などがぜいたくなさま。派手(はで)
    1. [初出の実例]「其物雕華美之極也」(出典権記‐長保二年(1000)一〇月二〇日)
    2. 「頭飾(かしらかざり)衣裳の淡泊清潔にして華美(クヮビ)ならざるは却って奥ゆかしくぞ見えにける」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上)
    3. [その他の文献]〔韓偓‐卜隠詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android