

、その初文は
に作る。
(し)は人の頭部。屍(しかばね)を焚(や)いて、その火の飛ぶことをいう。〔説文〕十上に「火飛ぶなり」と訓して会意とし、上部の形を「
(せん)と同
なり」とする。
は〔説文〕三上に「高きに升(のぼ)るなり」とあって、登
の意と解するが、死者を一時板屋に遷して殯葬し、その風化を待って、改めて埋葬する複葬の法をいう字である。票は焚屍(ふんし)の象。古く火葬も行われ、その火勢のさかんなことを票という。ゆえに軽
・
挙の意があり、
疾(ひようしつ)の意を生ずる。票に従う字は、おおむねその声義を承ける。
・剽・標・
・
・驃・
・漂・嫖・飄など二十三字を収める。おおむね票の声義を承け、
挙・
軽・漂揺などの意をもつ字である。
、
・飆pi
、飄bi
はみな
疾・漂揺の意がある。
pi
、
・剽phi
も同じ。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…宋代ではこれらの手形を交子あるいは会子と称したが,その起源は唐代にあったと思われる。清代になると,銀行的業務の発展によって信用証券もいっそう普及して,通常,票と呼ばれた。銭票と銀票とがあり,現金同様に扱われたが,とくに銀票は商取引に重用され,額面数千両に及ぶものもあった。…
※「票」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...