鹿野[町](読み)しかの

百科事典マイペディア 「鹿野[町]」の意味・わかりやすい解説

鹿野[町]【しかの】

鳥取県中東部,気高(けたか)郡の旧町。主集落の鹿野は1580年以降城下町として発達,鹿野笠能面うちわなど民芸品を特産山中鹿介の墓のある幸盛寺がある。鹿野温泉単純泉,55〜72℃,国民保養温泉に指定。2004年11月岩美郡国府町,福部村,八頭郡河原町,用瀬町,佐治村,気高郡気高町,青谷町と鳥取市へ編入。52.77km2。4431人(2003)。
→関連項目池田騒動

鹿野[町]【かの】

山口県中東部,都濃(つの)郡の旧町。錦川上流の山地を占め,米作畜産蔬菜・果樹栽培を営む。ワサビ,シイタケの産が多い。主集落は錦川左岸の段丘上にあり,徳山〜益田間の交通要地。中国自動車道が通じる。白井ヶ原,石鍋(いわなべ)のスキー場がある。2003年4月,徳山市,新南陽市,熊毛町と合併し周南市となる。181.46km2。4520人(2000)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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