鹿野[町](読み)かの

百科事典マイペディアの解説

鹿野[町]【かの】

山口県中東部,都濃(つの)郡の旧町。錦川上流の山地を占め,米作,畜産,蔬菜・果樹栽培を営む。ワサビシイタケの産が多い。主集落は錦川左岸の段丘上にあり,徳山〜益田間の交通要地中国自動車道が通じる。白井ヶ原,石鍋(いわなべ)のスキー場がある。2003年4月,徳山市,新南陽市,熊毛町と合併し周南市となる。181.46km2。4520人(2000)。

鹿野[町]【しかの】

鳥取県中東部,気高(けたか)郡の旧町。主集落の鹿野は1580年以降城下町として発達,鹿野笠,能面,うちわなど民芸品を特産。山中鹿介の墓のある幸盛寺がある。鹿野温泉は単純泉,55〜72℃,国民保養温泉に指定。2004年11月岩美郡国府町,福部村,八頭郡河原町,用瀬町,佐治村,気高郡気高町,青谷町と鳥取市へ編入。52.77km2。4431人(2003)。
→関連項目池田騒動

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世界大百科事典 第2版の解説

かの【鹿野[町]】

山口県北東部,都濃(つの)郡の町。人口4907(1995)。中国山地にあり,中央を錦川が南流する。鹿野盆地にある中心地鹿野上は,萩へ通じる山代街道が通じており,江戸時代以降市場町として発達した。山林が町域の大部分を占める林業地帯で,シイタケ,エノキタケ,ワサビの栽培が盛んであり,梨,桃の栽培も行われる。漢陽寺の境内には潮音洞と呼ばれる約300年前に作られた水洞があり,せき止められた渋川の水がこれをくぐりぬけて,段丘上の水田をうるおしている。

しかの【鹿野[町]】

鳥取県中東部,気高(けたか)郡の町。人口4598(1995)。河内川上流域に位置し,鳥取市の西に接する。町域は大山火山帯に属する鷲峰(じゆうぼう)山のすそ野に広がり,北部に低地が開ける。中心集落の鹿野は交通・軍事上の要地にあたり,中世は志加奴氏が支配したが,戦国時代には山名,尼子,毛利各氏の争奪の地となった。1580‐1617年(天正8‐元和3)の間は亀井氏の城下町であったが,以後は鳥取藩領となり,城も破却された。

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