「溶剤」の検索結果

1,178件


絶縁塗料【ぜつえんとりょう】

百科事典マイペディア
電気絶縁性のある塗料。表面塗布用(導線用ワニスなど),含浸用(コイル含浸ワニスなど),ワニスクロス用,ワニスチューブ用などがある。特に絶縁…

銀紙 (ぎんがみ)

改訂新版 世界大百科事典
普通の包装用紙をアルミニウム粉末でコートした紙。フレーク状アルミニウム粉末をカゼインや水溶性サイズ剤,ラッカーとともに有機溶剤に加えて塗布…

デカン でかん decane

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルカンに属する炭素10個からなる鎖式飽和炭化水素の総称で、直鎖状のデカン(n-デカン)とその異性体をさす。狭義では、n-デカンCH3(CH2)8CH3だけ…

テトラリン テトラリン tetralin

化学辞典 第2版
C10H12(132.21).1,2,3,4-テトラヒドロナフタレンともいう.ナフタレンを水素添加すると得られる.無色の液体.融点-36 ℃,沸点206 ℃.0.971.1.541…

ベンジン べんじん benzine

日本大百科全書(ニッポニカ)
工業ガソリンの一種で、石油ベンジンともいい、沸点約150℃以下の無色透明の石油製品。低沸点炭化水素の混合物よりなり、軽質留分の多い原油の蒸留で…

過安息香酸 カアンソクコウサン perbenzoic acid

化学辞典 第2版
peroxybenzoic acid.C7H6O3(138.12).C6H5COOOH.過酸化ベンゾイルを0 ℃ でナトリウムメトキシドで分解させるか,無水安息香酸を過酸化水素で酸化す…

ぎ‐さん【蟻酸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 カルボン酸の一つ。化学式 HCOOH 無色で刺激臭のある液体。蟻、蜂などの毒腺、松・樅(もみ)の葉、刺草(いらくさ)の刺毛などに存在する。…

ポリビニルブチラール ぽりびにるぶちらーる polyvinyl butyral

日本大百科全書(ニッポニカ)
ポリビニルアセタールの一種。ブチラール樹脂ともいう。ポリビニルアルコールをブタノール(ブチルアルコール)でアセタール化(この場合ブチラール…

フロン代替化合物 フロンだいたいかごうぶつ alternatives to chlorofluorocarbons

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
国連環境計画 (UNEP) が採択した「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」 (1989年1月発効,同年7月規制開始) で年間使用量の削減を…

ピネン

百科事典マイペディア
モノテルペン炭化水素の一つC1(/0)H16。α‐,β‐の2異性体があり,またそれぞれにd‐,l‐の光学異性体がある。α‐ピネン(沸点156℃)はテレビン油の主成…

みつろう みつろう / 蜜蝋 bees wax

日本大百科全書(ニッポニカ)
ミツバチの巣から蜂蜜(はちみつ)をとった残渣(ざんさ)より、加温圧搾法あるいは溶剤抽出法によって得られるろう。暗赤色または暗褐色に着色している…

アイゼンヒュッテンシュタット あいぜんひゅってんしゅたっと Eisenhüttenstadt

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市。1949~1990年は旧東ドイツに属した。1961年にフュルステンベルクとスターリンシュタットが合併して成立した…

生理食塩水 セイリショクエンスイ physiological salt solution

化学辞典 第2版
生理的食塩水ともいう.細胞膜は半透性の膜であるから,細胞外液の浸透圧が内部と異なると,細胞が膨張したり,萎縮したりする.そのような影響のな…

桑田 勉 クワダ ツトム

20世紀日本人名事典
昭和期の応用化学者 東京大学名誉教授。 生年明治35(1902)年10月24日 没年昭和46(1971)年4月18日 出生地広島県福山 学歴〔年〕東京帝国大学工学部…

灯油【とうゆ】

百科事典マイペディア
ケロシンとも。沸点160〜300℃の石油留分。かつては主として灯火用に使われたのでこの名がある。現在ではこんろ,ストーブなど家庭暖房用燃料として最…

はんだ(半田) はんだ soft solder

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
最も広く使われる低融点鑞 (ろう) 合金。鉛 Pb-スズ Sn系を主調とする。 Sn20~95%の広い組成範囲で多くの種類があり,JISでは 11種に分類している。…

こうしつじき【硬質磁器】

食器・調理器具がわかる辞典
原料に長石を主とした媒溶剤(融点を低くする働きをする物質)の成分を少量用い、施釉(せゆう)後の焼成を軟質磁器に比べて高温で行う磁器。白く緻密…

バルドビネッティ Baldovinetti, Alesso

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1425. フィレンツェ[没]1499. フィレンツェイタリアのフィレンツェ派の画家。モザイク師。ドメニコ・ベネチアーノの弟子とされるが,カスターニ…

N,N-ジメチルホルムアミド ジメチルホルムアミド N,N-dimethylformamide

化学辞典 第2版
C3H7NO(73.10).(CH3)2NCHO.略称DMF.代表的な極性有機溶媒の一つ.工業的には,メタノールとアンモニアとの反応で生成するジメチルアミンに,ナト…

地下水汚染【ちかすいおせん】

百科事典マイペディア
ハイテク産業で多く使われる有機溶剤が貯蔵タンクなどからもれ,地下に浸透して引き起こす公害。環境庁は1982年度以降毎年,全国の地下水の水質汚染…

フェニルアセチレン phenylacetylene

改訂新版 世界大百科事典
エチニルベンゼンethynylbenzeneともいう。芳香族炭化水素のうち,アセチレン結合を有する化合物としては最も簡単な化合物。β-ブロモスチレンを水酸…

トリクロロエチレン trichloroethylene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
有機塩素化合物。揮発性・不燃性の無色の液体で,脱脂力が強く,主として機械部品などの洗浄溶剤として用いられる。1980年代まではドライクリーニン…

ブロモベンゼン ブロモベンゼン bromobenzene

化学辞典 第2版
C6H5Br(157.02).ベンゼンに鉄などの触媒とともに臭素を作用させると得られる.液体.融点-31 ℃,沸点155~156 ℃,43 ℃(2.4 kPa).1.4991.1.5625.…

ウレタン ウレタン urethane

化学辞典 第2版
カルバミン酸エステルH2NCOOR,およびそのN-置換誘導体の総称.狭義には,カルバミン酸エチルをさす.イソシアン酸エステルへのアルコールの付加,塩…

セタン せたん cetane

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭素数16個のアルカンのうち直鎖状のものをいい、命名法ではヘキサデカンという。セテンの水素添加、あるいはパルミチン酸をヨウ化水素と赤リンで加…

ビヒクル ビヒクル vehicle

化学辞典 第2版
絵の具,インキなどの顔料(媒質)を分散させる媒体(一般に樹脂と溶剤の混合物)で,展色剤ともいう.ビヒクルの役割として,顔料を分散させ,流展性を…

ゴム糊 ゴムのり rubber cement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ゴム系接着剤の一種。未加硫ゴム (生ゴム) に増粘剤,加硫剤や促進剤,充填剤などを添加したものを溶剤に溶解した溶液または分散物。6割程度に濃縮し…

木タール もくタール wood tar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
木材の乾留により得られる2層の液体のうちの下層部のもので,沈底木タールまたは重木タールともいわれる。黒褐色粘稠な液体で,成分は原木の種類,操…

天然ガソリン てんねんがそりん natural gasoline

日本大百科全書(ニッポニカ)
ケーシングヘッドガソリンともいい、油井より原油に随伴して産出する湿性天然ガス中の液状成分を凝縮液化して得られる低沸点ガソリン。ペンタンを主…

ピペロナール ピペロナール piperonal

化学辞典 第2版
3,4-methylenedioxybenzaldehyde.C8H6O3(150.14).ヘリオトロピンともいう.バラ科やマメ科植物の花精油に少量存在する.サッサフラス油の主成分イ…

二酸化炭素中毒(有機物質中毒)

内科学 第10版
(3)二硫化炭素中毒(carbon disulfide poisoning) 定義・概念  レーヨンおよびセロファン製造で溶剤として使用され,蒸気の吸入による中毒が多い…

リンデン lindane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ガメキサン gammexaneともいう。 BHCのうちのγ-BHCだけが殺虫剤として有効で,これを 99%以上含むものをリンデンという。殺虫剤として実用された BHC…

グッタペルカ

百科事典マイペディア
ガッタパーチャとも。アカテツ科のパラクイウム属およびパエナ属の植物の乳液から得られる白ないし赤褐色の熱可塑性樹脂。軟化点約50℃。主成分は天然…

コパイバ

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [スペイン語] copaiba ) マメ科の常緑高木。南アメリカ原産。高さ六メートルに達する。葉は偶数羽状複葉で二~五対の卵形の小葉に分か…

溶媒 ようばい solvent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
溶剤ともいう。1つの溶液において,その溶液をつくるにあたって溶かされた成分を溶質といい,溶質を溶かすのに用いた成分を溶媒という。溶質,溶媒の…

トルエン中毒 とるえんちゅうどく

日本大百科全書(ニッポニカ)
トルエンによる中毒。トルエンは代表的な有機溶剤の一つで、ラッカー、シンナー、接着剤の主成分として広く用いられている。高濃度のトルエン蒸気を…

バイオレット violet leaves absolute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
南フランスのグラース周辺で栽培されるニオイスミレ Viola odorataの葉から溶剤抽出法により得られる固溶体で,強いグリーンノート (緑の香り) をも…

しょくいき‐けんしん〔しよくヰキ〕【職域健診】

デジタル大辞泉
労働安全衛生法に基づいて、事業者が労働者に対して行う健康診断。一般健康診断と特殊健康診断に大別される。→職域検診 →特定健康診査[補説]一般健康…

トルイジン トルイジン toluidine

化学辞典 第2版
aminotoluene.C7H9N(107.16).C6H4(CH3)NH2.トリルアミンまたはトルエンアミンともいう.o-,m-,p-トルイジンの3種類の異性体がある.いずれも対…

solvent

英和 用語・用例辞典
(形)支払い能力のある 溶解力のある (名)溶媒 溶剤solventの関連語句keep solvent支払い能力を保つ 支払い能力を維持するremain solvent支払い能力を…

大豆油 だいずゆ soybean oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ダイズから抽出して得た油。オレイン酸,リノール酸,リノレン酸などから成り,食用,工業用原料にする。ダイズの含油分は約 20%と,植物種子の含油…

ニトログリコール ニトログリコール nitroglycol

化学辞典 第2版
1,2-ethanediyl dinitrate.C2H4N2O6(152.06).無水混酸中にエチレングリコールを注入して,ニトロ化すると得られる.無色の油状液体.融点-22.3 ℃…

レザー

百科事典マイペディア
英語のleatherは皮革,なめし革の意だが,日本ではふつう人造の皮革類似品(レザー・クロースleather cloth)をさす。擬革,イミテーション・レザー…

酢酸エチル サクサンエチル ethyl acetate

化学辞典 第2版
C4H8O2(88.11).CH3COOC2H5.エタノールと酢酸とを硫酸の存在下で加熱するか,エタノールを無水酢酸または塩化アセチルと反応させると得られる.特有…

ピペリジン ピペリジン piperidine

化学辞典 第2版
hexahydropyridine.C5H11N(85.15).アザシクロヘキサンともいう.ピリジンを接触還元するか,ペンタメチレンジアミンの塩酸塩を蒸留してつくる.ア…

スルホラン スルホラン sulfolane

化学辞典 第2版
tetrahydrothiophene-1,1-dioxide,tetramethylene sulfoxide.C4H8O2S(120.17).チオラン-1,1-ジオキシドともいう.ブタジエンと二酸化硫黄から得ら…

フーゼル油 フーゼルゆ fusel oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アルコール発酵の際,副産物として生成するアミルアルコールを主成分とする黄色ないし褐色油状の物質。成分は発酵原料や酵母の種類,発酵方法,蒸留…

ギ(蟻)酸【ぎさん】

百科事典マイペディア
化学式はHCOOH。最も簡単なカルボン酸。刺激臭のある無色の液体。融点8.4℃,沸点100.6℃。水,エタノールなどに可溶。皮膚にふれると水疱(すいほう)を…

シックハウス(症候群)

リフォーム用語集
新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の症状。主として住宅の空気質に関す…

乾式紡糸 カンシキボウシ dry spinning

化学辞典 第2版
溶液紡糸の一つ.適当な溶媒に溶解した繊維形成高分子材料を紡糸口金から射出し,溶媒を蒸発させ,凝固した繊維を得る紡糸方法.アセテートの紡糸に…

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大山のぶ代

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん...

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