山名氏清
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明徳2/元中8.12.30(1392.1.24) 生年:康永3/興国5(1344) 南北朝時代の武将。守護大名。時氏の第4子。民部少輔,陸奥守。父の死後分国のうち丹波…
ぶんめい【文明】
- 日本の元号がわかる事典
- 日本の元号(年号)。室町時代(戦国時代)の1469年から1487年まで、後土御門(ごつちみかど)天皇の代の元号。前元号は応仁(おうにん)。次元号は長享(…
大御所政治【おおごしょせいじ】
- 百科事典マイペディア
- 前将軍が隠退後も政治の実権を握りつづけること。鎌倉初期は将軍の父の屋敷を大御所と称したが,のち将軍の父その人,あるいは前将軍をも大御所とよ…
広橋仲光
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:応永13.2.12(1406.3.2) 生年:康永1/興国3(1342) 室町前期の公卿。法名曇寂。父は権大納言兼綱。延文3/正平13(1358)年元服,その2年後蔵人,貞治…
甘泉寺かんせんじ
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:南設楽郡作手村鴨ヶ谷村甘泉寺[現]作手村鴨谷 門前臨済宗永源寺派、翔竜山と号す。本尊釈迦如来。応安三年(一三七〇)近江永源(えいげん…
こううんきこう〔カウウンキカウ〕【耕雲紀行】
- デジタル大辞泉
- 室町時代の紀行文。1冊。花山院長親著。応永25年(1418)、足利義持の伊勢参宮に随行した筆者が紀行文の形にまとめ、応永26年(1419)献上したもの。
伊勢紀行いせきこう
- 日本歴史地名大系
- 一冊 尭孝著 永享五年頃か 国会図書館など 将軍足利義教の伊勢参宮に随行した折の紀行。松本・野路・水口・岩室・土山などがみえる。 群書類従一八
観智院
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 室町幕府6代将軍足利義教の室。日野重光の娘。宗子。同じく義教室となり,義勝,義政を生んだ重子の姉に当たる。田端泰子『日本中世…
峠右近 (とうげ-うこん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 戦国時代の画家。狩野元信(かのう-もとのぶ)(1476-1559)の弟子。足利義輝(よしてる)につかえ,命により節分の宝船の絵をえがいたという。
こうあみ‐は〔カウアミ‐〕【幸×阿▽弥派】
- デジタル大辞泉
- 室町時代以来の御用蒔絵まきえ師の流派。初代土岐四郎左衛門道長は足利義政の近習となり、入道して幸阿弥を名のる。以後、子孫はそれを家名とし、19…
かきつ‐の‐らん【嘉吉の乱】
- デジタル大辞泉
- 嘉吉元年(1441)、播磨はりま守護赤松満祐あかまつみつすけが京都の自邸に将軍足利義教あしかがよしのりを招いて殺し、満祐も播磨で幕府軍に討たれ…
同朋衆 (どうぼうしゅう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 室町時代に足利将軍家に仕え,歴代将軍の殿中にはべって,さまざまの雑用や美術工芸品の鑑定,諸芸能に従事した僧体の特別技能者たちをいう。〈同朋…
執事 しつじ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1院庁(いんのちょう)あるいは摂関家の家政を担当する職。院庁の場合,院別当のなかの上級貴族がその任についた。院政を支える重職。のちに大臣が任じ…
実相院 じっそういん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都市左京区岩倉上蔵(いわくらあぐら)町にある単立寺院。もとは天台宗寺門派大本山。山号は岩倉山。岩倉門跡(もんぜき)、実相院門跡と称する。本尊…
鹿王院 ろくおういん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都市右京区嵯峨(さが)北堀(きたぼり)町にある臨済(りんざい)宗天竜寺派の寺。覚雄山(かくゆうざん)と号する。本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)。138…
沙汰始 (さたはじめ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 室町幕府における行事の一つ。武家社会における儀礼化が進んだ室町期には,幕府の諸事についても吉例,恒例と称して年中行事化されることが多かった…
日野家 (ひのけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 藤原氏北家の流れ。右大臣内麻呂の息男真夏から出て,その孫家宗が山城国宇治郡日野の地に法界寺を創建し,家宗の5世の孫藤原資業(すけなり)が法界…
熊原村くまはらむら
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:神崎郡永源寺町熊原村山上(やまかみ)郷のうちにあり、現大字相谷(あいだに)の字熊原を遺称地とする。永源寺創建の翌年康安二年(一三六…
しば‐よしかど【斯波義廉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町時代の武将。室町幕府の管領。渋川義鏡の子。将軍足利義政のはからいで斯波氏を継ぐ。のち義敏と斯波氏の家督を争い、応仁の乱の一因となった。…
日野富子 (ひの-とみこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1440-1496 室町時代,足利義政の妻。永享12年生まれ。日野政光(重政)の娘。日野勝光の妹。子の足利義尚(よしひさ)を将軍の跡継ぎにしようとして山名…
泉保いずみほ
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:佐渡郡金井町泉保現泉地区に所在した保。観応二年(一三五一)六月二七日筑後守某奉書(本田寺文書)によれば「佐渡国泉保」などが本間貞忠…
三好三人衆【みよしさんにんしゅう】
- 百科事典マイペディア
- 戦国末期の三好氏の家臣で,三好長慶(ながよし)の祖父長秀の甥政康,同長逸(ながゆき),長慶の近臣岩成友通の3名をさす。1564年長慶の没後,幼主義…
宝珠院ほうしゆいん
- 日本歴史地名大系
- 神奈川県:鎌倉市山之内村建長寺宝珠院三五世了堂素安塔所。素安は貞和元年没。応安元年足利義満は下野国簗田(やなだ)御厨懸郷地頭職を寄進(同年…
しょうへい【正平】
- 日本の元号がわかる事典
- 日本の元号(年号)。室町時代(南北朝時代)の1346年から1370年まで、後村上(ごむらかみ)天皇、長慶(ちょうけい)天皇の代の南朝で使用した元号。前…
三好義継 みよしよしつぐ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]天正1(1573).11.16. 河内戦国時代の武将。十河一存 (そごうかずなが) の子。一存の兄長慶の養子となる。初名,重存。長慶の死後,家督を継…
願王寺村がんのうじむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:氷上郡柏原町願王寺村延文三年(一三五八)二月一〇日足利義詮は「栢原庄内願王寺村」を久下貞重に勲功の賞として宛行っている(「足利義詮…
続燈庵ぞくとうあん
- 日本歴史地名大系
- 神奈川県:鎌倉市山之内村円覚寺続燈庵三〇世大喜法欣塔所。山号万富山。貞治元年(一三六二)法欣が円覚寺に住した折、住房として創建されたらしい…
祐乗坊義空 (ゆうじょうぼう-ぎくう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝時代の医師。祐乗坊義存の子。貞治(じょうじ)3=正平(しょうへい)19年(1364)足利義詮(よしあきら)につかえ,民部卿,法印となる。
細川晴元 ほそかわはるもと
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1514~63.3.1戦国期の武将。澄元の子。聡明丸・六郎。右京大夫。法名一清。1527年(大永7)足利義維(よしつな)とともに三好元長に擁されて阿波から和泉…
鎌倉五山 (かまくらござん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉にある臨済宗の五大禅刹,すなわち建長寺,円覚寺,寿福寺,浄智寺,浄妙寺をいい,京都五山に対する。中国南宋代の五山官寺制度が,日本に移植…
九十九町庄つくもまちのしよう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:西宮市九十九町庄現西宮市のうち、宝塚市との境界に近い武庫(むこ)川沿いの地と考えられる(細川両家記)。「民経記」寛喜三年(一二三一…
しじょう‐たかすけ〔シデウ‐〕【四条隆資】
- デジタル大辞泉
- [1292~1352]南北朝時代の公卿。正中の変、元弘の変に活躍し、建武政権に参加。後醍醐天皇の没後、後村上天皇を補佐。のち、足利義詮あしかがよし…
かんぜ‐もとしげ〔クワンゼ‐〕【観世元重】
- デジタル大辞泉
- [1398~1467]室町前期の能役者。観世流3世(実は4世)。世阿弥の弟の子。法名、音阿弥おんあみ。足利義教・義政の保護をうけ、観世宗家として名声…
りゅうおん‐じ〔リユウヲン‐〕【竜穏寺】
- デジタル大辞泉
- 埼玉県入間郡越生おごせ町にある曹洞宗の寺。山号は、長昌山。開創は永享2年(1430)。開山は無極慧徹。開基は足利義教。江戸時代、曹洞宗大僧録司に…
仁木氏 にきうじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 足利一族。「にっきうじ」とも読む。足利義康の曾孫実国が,三河国額田 (ぬかた) 郡仁木村に住んだのに始る。南北朝時代,頼章,義長が足利尊氏,義…
密厳院跡みつごんいんあと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:熱海市伊豆山村密厳院跡[現]熱海市伊豆山伊豆山にあった伊豆山権現(伊豆山神社)の別当寺で、真言宗。源頼朝が治承四年(一一八〇)の挙…
楠正虎 くすのきまさとら
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]慶長1(1596)安土桃山時代の文筆家。法名長諳 (ちょうあん) 。初め足利義輝に仕え,のち織田信長,豊臣秀吉の右筆 (ゆうひつ) をつとめた。
ひがしやま‐じだい【東山時代】
- デジタル大辞泉
- 文化史・美術史上の時代区分の一。室町時代、足利義政が文明14年(1482)に東山殿の造営を始めてから没年までをさすが、広義には義政の将軍時代から…
ひら‐がま【平釜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 茶釜で浅く平たい形のもの。[初出の実例]「就二漁父絵到来一、平釜事、於二相留一者」(出典:大友文書‐八・(年未詳)(室町後)一〇月一…
岐陽方秀 ぎようほうしゅう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1363〜1424室町前期の臨済宗の僧南禅寺第97代の主で五山文学者。4代将軍足利義持の帰依深く,明使来日の折,博学を称された。主著『碧巌不二抄』『…
ばんな‐じ(バンア‥)【鑁阿寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 栃木県足利市家富町にある真言宗大日派の本山。山号は金剛山。仁王院法華坊と号する。建久七年(一一九六)足利義兼(法号鑁阿)の創建という。開山…
カブラル(Francisco Cabral)
- デジタル大辞泉
- [1528~1609]ポルトガルの宣教師。1570年、日本布教区長として来日、織田信長・足利義昭らにも会い、布教の基礎を固めた。のちインドに行き、ゴア…
明徳の乱 めいとくのらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1391年(元中8・明徳2)に山名氏清(やまなうじきよ)・満幸(みつゆき)らが室町幕府に対して起こした反乱。山名氏は南北朝時代、一族で11か国の守護職…
猿源氏草紙 (さるげんじそうし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代,寛文年間(1661-73)に大坂心斎橋の書肆渋川清右衛門が〈いにしへのおもしろき草子〉を選び,《御伽文庫》と名づけ板行した23編中の一つ。…
光明寺こうみようじ
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:岡崎市東矢作村光明寺[現]岡崎市矢作町 加護畑東海道矢作橋西口の街道南側にある。時宗。鏡立山帝守院と号し、本尊阿弥陀如来。「三河堤」…
しょうちょう【正長】
- 日本の元号がわかる事典
- 日本の元号(年号)。室町時代の1428年から1429年まで、称光(しょうこう)天皇、後花園(ごはなぞの)天皇の代の元号。前元号は応永(おうえい)。次元号…
広瀬郷ひろせごう
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:吉城郡広瀬郷現国府(こくふ)町南部の宮(みや)川沿岸を占める中・近世の郷。武安(たけやす)郷ともいわれた。仁安元年(一一六六)頃の…
覧富士記らんふじき
- 日本歴史地名大系
- 一冊 富士紀行 尭孝著 永享四年頃か 内閣文庫など 永享四年将軍足利義教の富士見物に随行した紀行文。三上山・草津・山前・四十九院宿・小野宿などが…
きたばたけ‐あきよし【北畠顕能】
- 精選版 日本国語大辞典
- 南北朝時代の武将。右大臣、伊勢国司。親房の三男。顕家、顕信の弟。伊勢国を本拠とし、父、兄を助けて足利軍と交戦。のち後村上天皇に従って京都に…
みょうこう‐じ(メウコウ‥)【妙興寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 愛知県一宮市大和町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は長嶋山。正式名は妙興報恩禅寺。貞和四年(一三四八)滅宗宗興が創建。開山は円通大応。後光厳…