手形法 てがたほう Wechselrecht
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 実質的意義の手形法とは,広義では手形に関する私法的規定の全体を意味し,これには手形に特有な私法法規 (固有の手形法) 以外に,一般私法の規定で…
統計法 とうけいほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 昭和 22年法律 18号。平成 11年改正。統計の真実性を確保し,統計調査の重複を除き,統計の体系を整備して,統計制度の改善発達をはかることを目的と…
農地法
- 知恵蔵mini
- 耕作者の地位の安定と農業生産力の増進を目的に、農地の所有や利用関係の仕組みを定めた法律。1952年施行。農地の売買や相続による所有権の移転、貸…
請願法
- 知恵蔵mini
- 請願に関する手続きや権利、制限に関する日本の法律。法令番号は「昭和二十二年三月十三日法律第十三号」。日本国憲法施行の日(1947年5月3日)から施…
部族法 ぶぞくほう Volksrechte; Stammesrechte; leges barbarorum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般にゲルマンの諸部族法をさすが,特に5世紀なかば以降に成立した成文法である部族法典のみをさす場合もある。部族法の特色は属人法主義にある。ゲ…
法雲 ほううん Fa-yun
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]泰始3(467)[没]中大通1(529).3.中国,梁の僧。梁の三大法師の一人。光宅ともいう。幼年に出家し,僧成,玄趣,宝亮などに学んだ。建武4 (497) 年…
法均 ほうきん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]天平2(730)[没]延暦18(799).1.20. 京都奈良時代末期の女官。本名,藤野別真人広虫。和気清麻呂の姉。京中の孤児の養育に励み,夫の死後孝謙上皇…
封建法 ほうけんほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中世ヨーロッパで成立した封建君主と封建臣下との間に適用された法体系。封建的家臣関係と知行・封土関係についての人的・物的封建諸関係をめぐる支…
帽子法 ぼうしほう Hat Act
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1732年イギリス議会が北アメリカ植民地に対して発した法律。イギリス本国の重商主義政策による植民地産業規制の一つ。すでにフランスとの競争で苦し…
ハッシュ法 ハッシュほう hash method
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コンピュータのデータの記憶と読出しの方法のうち,内容による記憶読出しの方式の一つ。与えられたデータから,そのデータと関連する情報がどこに入…
藩法 はんぽう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代,諸藩が領内に発布,施行した法令。戦国大名の分国法の流れをくみ,家法,領法ともいう。大別して基本法と施行法とに分けられる。前者は立…
チョーリーウッド法 ちょーりーうっどほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- パンの伝統的な製法を基本的に技術革新し、化学的酸化を基本として1961年にイギリスで完成された製パン法。この方法を開発したフラワー・ミリング・…
追加法 ついかほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 御成敗式目(ごせいばいしきもく)に追加された法の意。最狭義には、御成敗式目に「追加」として書き継がれた三十余箇条を指すが、それ以外に鎌倉・室…
手続法 てつづきほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 実体法(民法、会社法、商法、刑法など)が定める権利・義務関係ないし法律関係の実質的な内容を実現するためにとるべき手続を規定する法。「形式法…
ドーズ法 どーずほう Dawes Severalty Act Allotment Act of 1887
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北アメリカの先住民(アメリカ・インディアン)に対する自営農地法(ホームステッド法)ともいうべき法律。1887年2月8日に制定され、提案者である上…
内閣法 ないかくほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 内閣の組織や運営について定めた法律。昭和22年法律第5号。憲法第5章の内閣に関する規定を補充し、実質的意味での憲法となっている。内閣は内閣総理…
藩法 はんぽう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代、諸藩で行われた法規の総称。藩は元来、大名の領分を意味したが、江戸時代の後半には大名の支配機構をも意味するようになった。各藩が藩治…
武家法 ぶけほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 武士が主要な社会階級として自立し、政治権力を掌握していた期間の法体系。平安末期に始まり江戸末期に終わる。発生律令(りつりょう)制の衰退ととも…
裁判所法 さいばんしょほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本国憲法に定める最高裁判所および下級裁判所について定めた法律。昭和22年法律第59号。裁判所に関する基本的な法律で、最高裁判所の構成、裁判権…
財政法 ざいせいほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には、憲法7章に定める財政諸条項(財政議会主義の原則、租税法律主義の原則など)、およびそれを具体化した財政諸法規の総称として用いられる。…
出版法 しゅっぱんほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には出版活動を規制する法令を意味するが、狭義には1893年(明治26)4月に制定された法律をいう。明治政府は1868年(慶応4)閏(うるう)4月「新著…
消防法 しょうぼうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 火災を予防し、警戒しおよび鎮圧し、国民の生命、身体および財産を火災から保護するとともに、火災または地震等の災害による被害を軽減するための法…
森林法 しんりんほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 森林の管理や森林資源の保続および森林生産力の増進に関する基本的事項を規定する法律。昭和26年法律第249号。林業に関する政策目標と、その基本的施…
清掃法 せいそうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 汚物を衛生的に処理し、生活環境を清潔にすることにより公衆衛生の向上を図ることを目的とした法律。昭和29年法律第72号。廃棄物処理法(昭和45年法…
葬法 そうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →葬制
法系 ほうけい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 甲国から乙国に法が継受された場合、両国の間に「法系」の関係があるといい、甲国を母法国、乙国を子法国という。古代ローマ法を継受したヨーロッパ…
保馬法 ほばほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、北宋(ほくそう)の政治家、王安石(1021―86)の新法の一つ。北宋騎兵の軍馬は、甘粛(かんしゅく)や四川(しせん)でウイグル人、チベット人から購…
ホルテンシウス法 ほるてんしうすほう Lex Hortensia ラテン語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ローマの法律。紀元前287年、平民が市外退去(セケッシオ)して貴族と対立したとき、ディクタトル(独裁官)に指名されたホルテンシウスQuintus …
身分法 みぶんほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 民法(明治29年法律第89号)の第四編親族、第五編相続をさして身分法という。広くは、家族に関する法を総称していう。財産法に対することば。身分と…
リゾート法 りぞーとほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正式名称は総合保養地域整備法。ゆとりある国民生活の実現、第三次産業を中心にした新たな地方振興策の展開、民活導入による内需拡大を目的に1987年6…
レルド法 れるどほう Ley Lerdo
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1856年、メキシコで制定された永代所有不動産解体法。名称は起草者の大蔵大臣ミゲル・レルドにちなむ。1854~55年の革命に勝利した自由派が、55年の…
労働法 ろうどうほう labour law 英語 Arbeitsrecht ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 労働者の使用者に対する関係にかかわる法規範の総体をいう。労働法とは何か今日、多くの人は雇用されて働いて、報酬を得ることで生活している。雇用…
トランジット法 とらんじっとほう transit method
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 系外惑星の主星(または中心星、系外惑星が公転する恒星など)の前面を系外惑星が横切るときの光度変化を検出して、系外惑星を発見する方法。食検出…
法源 (ほうげん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 狭義においては,裁判官が裁判において準拠しうる基準すなわち法の存在形式と解される。この意味での法源を論ずる実益は,実定法の究極的淵源をたど…
法琳 (ほうりん) Fǎ lín 生没年:572-640
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐初の護法僧。俗姓は陳。排仏論者の傅奕(ふえき)に対抗して論陣をはり,《破邪論》と《弁正論》を著したが,《弁正論》のなかに唐朝の忌諱…
補間法 (ほかんほう) interpolation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 例えば対数表や三角関数表のような関数値の表は,xのとびとびの値x0,x1,x2,……に対する関数f(x)の値f0,f1,f2,……が与えられているから,表に与…
ニュルンベルク法 ニュルンベルクほう Nürnberger Gesetze
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1935年9月 15日,ニュルンベルクのナチス党大会で A.ヒトラーが公表,発布した法律。ドイツ人とユダヤ人との結婚を禁じ,ユダヤ人から市民権を奪うな…
FTA法 エフティーエーほう Fault Tree Analysis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 労働災害とその原因となる多くの事柄との関係を作図的に解析するとともに,数理的な方法を用いて災害発生の可能性を定量的に推測して災害の予測,危…
KJ法 ケージェーほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 文化人類学者の川喜田二郎の考案した創造性開発技法の一つで,考案者の頭文字をとって名づけられたもの。紙切れ法ともいう。ブレーンストーミングな…
ケベック法 ケベックほう Québec Act
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1774年6月 22日イギリス議会で成立したカナダ統治の法。カナダのケベック地方の行政をケベック植民地総督と植民地議会にゆだね,フランス民法典とロ…
検見法 けみほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 毛見法とも書く。江戸時代における年貢収納の一方法。実際にその年の作柄を調査し,収穫量を認定してから年貢額を決めた。見取 (みとり) 法とも呼ば…
公害法 こうがいほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
恒常法 こうじょうほう constant method
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 閾の測定や等価刺激を求めるのに用いられる精神測定法の一つ。一定数の刺激対象を単独でランダムな順に多数回提示し,その存否の判断を求めたり (閾…
救貧法 きゅうひんほう Poor Laws
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの貧民救済に関する法律の総称。中世においては救貧は慈善として教会などによって行われたが,15世紀以降封建制度の解体によって乞食,浮浪…
教会法 きょうかいほう jus canonicum; canon law
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カトリック教会およびイギリス国教会における信徒団体の生活を規律するために,神と教会から発布された権威的規範の総体として発達した法体系。聖書…
近似法 きんじほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 風俗,習慣,倫理,宗教,政治体制,経済構造の点において近似した社会に妥当している法律をいう。もっとも,これらのすべての点で近似性をもつ場合…
楔形文字法 くさびがたもじほう cuneiform laws
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 3000年頃から前2~1世紀にかけて,法律文書の記載に楔形文字を用いた古代諸民族の法の総称。楔形文字法という観念は,ある民族なり,ある国家なり…
財産法 ざいさんほう property law
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 財産に対する直接および間接の権限を付与する権利にかかわる私法の分野。財産法は他の私法,たとえば,人に関する法,契約法,不法行為および相続法…
浄化法 じょうかほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
商標法 しょうひょうほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 昭和 34年法律 127号。商標を保護することにより,商標を使用する者の業務上の信用の維持をはかることを目的として制定された。自己の業務について使…