たんそ 炭素
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘化〙carbo̱nio(男);(元素記号)C ◇炭素の 炭素の たんその carbo̱nico[(男)複-ci] ¶炭素と化合させる|carburare ql.co. ¶炭素を…
化学エネルギー かがくえねるぎー chemical energy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 元素または化合物の中に化学結合として蓄えられているエネルギー。したがって、これら化合物(または元素単体)間に化学変化、原子の組み換えがおこ…
アミノ化 あみのか amination
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機化合物にアミノ基-NH2を導入すること。アミノ化の方法には次のようなものがある。(1)直接アミノ化 炭素に結合した水素を直接アミノ基に置換する…
塩化銀 えんかぎん silver chloride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銀と塩素の化合物。天然に角銀鉱(かくぎんこう)として産する。硝酸銀水溶液に塩酸を加えて得られる無色の結晶。融解すると液体は黄色になる。水にほ…
ディー
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] D, d )[ 異表記 ] デー① 英語のアルファベットの第四字。② ( D ) ローマ数字の五〇〇。③ ( d ) 単位のデシの略号。④ ( D ) …
一酸化鉛 イッサンカナマリ lead monoxide
- 化学辞典 第2版
- PbO(223.20).酸化鉛(Ⅱ),密だ僧,リサージともいう.金属鉛の粉末を空気中で加熱すると,黄色(β形)~赤色(α形)の酸化鉛(Ⅱ)が得られる.黄色形のもの…
シクロペンタジエニル錯体 シクロペンタジエニルサクタイ cyclopentadienyl complex
- 化学辞典 第2版
- シクロペンタジエニドイオン C5H5-と金属イオンとの錯体.一般式Mn (C5H5)nで表され,n = 2の場合はサンドイッチ型構造となる.その代表的な化合物…
ハロゲン化物 (ハロゲンかぶつ) halogenide halide
- 改訂新版 世界大百科事典
- フッ(弗)化物,塩化物,臭化物,ヨウ(沃)化物およびアスタチン化物の総称で,ハロゲン元素とそれよりも電気陰性度の小さい元素との化合物をさす…
エピマー epimer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エピ異性体ともいう。多くの不斉炭素原子をもつ化合物 (a) と,そのうちの1つの不斉中心だけが反転した構造の化合物 (b) とがあるとき,(a) と (b) …
りゅう‐さん(リウ‥)【硫酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] zwavelzuur の訳語 ) 無機酸の一種。化学式 H2SO4 無色で粘り気のある重い液体。硝酸に次いで酸性が強い。水を吸収しやす…
分子設計 ブンシセッケイ molecular design
- 化学辞典 第2版
- ある期待される性質,機能などをもつ新規の分子あるいは物質を考案すること.医薬,農薬分野で広く行われ,一定の成功をおさめてきた.期待される性…
白金族元素 ハッキンゾクゲンソ platinum group elements
- 化学辞典 第2版
- ルテニウムRu,ロジウムRh,パラジウムPd,オスミウムOs,イリジウムIr,白金Ptの6元素は,性質が似ているので白金族元素と総称される.18族型周期表…
フェニルヒドラジン フェニルヒドラジン phenylhydrazine
- 化学辞典 第2版
- C6H8N2(108.14).C6H5NHNH2.ヒドラジノベンゼンともいう.ベンゼンジアゾニウム塩を亜硫酸塩あるいは塩化スズ(Ⅱ)などで還元すると得られる.融点23 …
高分子半導体 コウブンシハンドウタイ semiconductive polymer
- 化学辞典 第2版
- 金属(10-4~10-6 Ω cm)のようには電流が流れず,絶縁体(1014 Ω cm 以上)ほどに電気抵抗が大きくない中間的な電気伝導性をもつ物質を,一般に半導体…
ラウール ラウール Raoult, François-Marie
- 化学辞典 第2版
- フランスの物理化学者.1863年パリ大学で学び,ボルタ電池における起電力の研究により,物理学博士号を取得.1870年グルノーブル大学で化学の教授と…
マーキュロクロム まーきゅろくろむ mercurochrome
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 殺菌消毒剤、有機水銀化合物。青緑色ないし帯緑赤褐色の小葉状または粒状で、においはなく、水によく溶け、水溶液は赤色を呈し、黄緑色の蛍光を発す…
バイオレメディエーション bioremediation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有害物質で汚染された土壌や河川に,生物を投入することにより浄化する技術。土壌や河川の有機物(→有機化合物)は,本来そこに生息する細菌類や菌類…
カルバーフィルム
- 百科事典マイペディア
- ポリエステルのフィルムベースに,ジアゾ化合物を分散させた熱可塑性樹脂を塗布した感光材料。紫外線により感光した部分に窒素ガスを生じて潜像がで…
にょう‐そ〔ネウ‐〕【尿素】
- デジタル大辞泉
- 窒素を含む有機化合物。無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。生体内でのたんぱく質代謝の最終生成物で、哺乳類やカメ・カエル・サメなどの尿中…
従属栄養 じゅうぞくえいよう heterotroph
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 他養,有機栄養ともいう。生活に必要な炭素化合物を他の動植物がつくった有機物に依存する栄養様式。動物,菌類,多くの細菌などの栄養形式がこれに…
えんか‐ぶつ(エンクヮ‥)【塩化物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 塩素と、塩素より陽性な元素との化合物の総称。希ガス元素以外のすべての元素の塩化物が知られ、塩素が負一価の状態で含まれている。アル…
構造式 こうぞうしき constitutional formula structural formula
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化合物を構成している各原子が、分子または多原子イオン内でどのように結合しているかを図示した化学式。すなわち、分子または多原子イオン内に含ま…
末端基 マッタンキ end group, terminal group
- 化学辞典 第2版
- 高分子主鎖の末端は,主鎖の構造とは異なる官能基が存在する.これを末端基という.重合反応では,一般に触媒化合物の断片が存在し,また停止反応時…
テトラヒドロホウ酸ナトリウム テトラヒドロホウサンナトリウム sodium tetrahydridoborate
- 化学辞典 第2版
- NaBH4(37.83).水素化ホウ素ナトリウムともいう.アルカリ水素化ホウ素の代表的な化合物.乾燥空気中で安定な白色の結晶.エーテルに不溶,水に可溶…
かごうかやくるい【化合火薬類】
- 改訂新版 世界大百科事典
相(鉱物) そう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固体であれば結晶学的および化学的に均質で一定の物理的状態にあると規定できる物質。液体、気体であれば、化学的に均質で一定の物理的状態にあると…
ザンドマイヤー反応 ざんどまいやーはんのう Sandmeyer reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機芳香環化合物の芳香環にハロゲンやシアノ、チオシアノなどの基を導入するのに用いられる重要な有機合成反応の一つ。アニリンなどの芳香族アミン…
アゾキシベンゼン あぞきしべんぜん azoxybenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アゾキシ基-N=N(→O)-をもつ有機化合物をアゾキシ化合物と総称するが、その代表的なものの一つ。 トランス形とシス形とが存在するが、シス形は不安定…
パラ para
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈……を越えて〉〈反対側に〉などを意味するギリシア語paraに由来する接頭語。化学では同種化合物間の違いを表すため,オルト,メタとともに用いられ…
合金の状態図 ごうきんのじょうたいず phase diagram of alloy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 状態図は温度・成分濃度による相状態の変化を示すもので,全率固溶体,共晶,共析,包晶,包析,偏晶,固体偏晶反応など種々のタイプに分類されてい…
オスミウム osmium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Os ,原子番号 76,原子量 190.23。天然の安定同位体には,オスミウム 192 (存在比 41.0%) のほか6核種が知られている。周期表8族,鉄族元…
水 みず water
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学的には酸素と水素の化合物で,無色,無臭,無味の液体。天然には海水,湖水,河川水,井水,温泉水,雨,雪,氷,水蒸気などとして多量に存在す…
テトラリン てとらりん tetralin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂環式化合物の一つ。1,2,3,4-テトラヒドロナフタレンともいう。テトラリンではナフタレンの一方のベンゼン環が水素化されて飽和しているが、他方は…
立体化学 リッタイカガク stereochemistry
- 化学辞典 第2版
- 化合物の三次元構造とその性質との関係を研究する化学の分野.主として立体異性体の立体構造とそれらの物質的化学的性質が取り扱われ,化学反応の結…
星形高分子 ホシガタコウブンシ star(shaped)polymer
- 化学辞典 第2版
- 共通中心から放射状に伸びた枝分れ鎖を3本以上もつ高分子のこと.星形高分子の合成法は,大別して,(1)多官能化合物とリビングポリアニオンとの結合…
プルースト プルースト Proust, Joseph Louis
- 化学辞典 第2版
- フランスの化学者.薬剤師であった父親から,後を継ぐため薬学を学んだが,パリに出て化学を学び,サルペトリエールの病院に薬剤師として一時期職を…
ジーニン ジーニン Zinin, Nikolai Nikolaevich
- 化学辞典 第2版
- ロシアの化学者.カザン大学で数学と化学を学び,西欧に留学して,おもにギーセン大学のJ. Liebig(リービッヒ)のもとで研究した(1837~1840年).帰国…
ゆうき‐ようばい〔イウキ‐〕【有機溶媒】
- デジタル大辞泉
- 水に溶けない物質を溶かす、常温常圧で液体の有機化合物の総称。エタノール・ベンゼン・アセトン・クロロホルムなど。有機溶剤。[補説]毒性があり、…
チオフェン
- 百科事典マイペディア
- 硫黄を含む5員環の複素環式化合物。ベンゼン臭のある無色の液体。融点−38.3℃,沸点84.4℃。水に不溶,有機溶媒に可溶。熱的に安定。濃硫酸に溶かすと…
カルコン(chalcone)
- デジタル大辞泉
- 芳香族ケトンに属す有機化合物の一つ。狭義にはベンザルアセトフェノンと呼ばれ、天然に存在せず、ベンズアルデヒドとアセトンから合成される。広義…
小竹無二雄 (こたけ-むにお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1894-1976 昭和時代の化学者。明治27年11月30日生まれ。ドイツに留学。帰国後の昭和7年大阪帝大教授となる。19年ガマ毒の研究で学士院賞。おおくの…
環境ホルモン
- リフォーム用語集
- 外因性内分泌かく乱化学物質。動物の生体内に取り込まれた場合に本来その生体内で営まれる正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質。内分泌か…
ウォルフ=キッシュナー反応 ウォルフ=キッシュナーはんのう Wolff-Kishner reaction
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カルボニル化合物をヒドラゾンやセミカルバゾンにして濃水酸化ナトリウムまたは濃水酸化カリウム中で加熱し,ケトンをメチレン基に,アルデヒドをメ…
合成香料 ごうせいこうりょう synthetic perfume
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 合成によって得られる香料の総称。各種の天然香料に含有する成分を蒸留,抽出,再結晶などの手段で取出したものと,天然香料の成分を分析しそれと同…
じゅう‐すい(ヂュウ‥)【重水】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 重水素(デューテリウム)と酸素とからなる水。化学式 D2O 無色無臭の液体。普通の水より反応性に乏しい。濃厚なものは吸湿性が強く純度…
有機顔料 ゆうきがんりょう organic pigment
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有機化合物を主体とする顔料の総称。発色成分の有機色素のうち,水に不溶性の有機色素顔料 (ピグメント) と,水溶性の色素を金属塩などを加えて無機…
人工血液 ジンコウケツエキ artificial blood
- 化学辞典 第2版
- 血液の機能を代行するもの.血漿の代用にポリ(ビニルピロリドン),アルギン酸ナトリウムが用いられる.ヘモグロビンをリボソームに埋め込んで赤血球…
デカンテーション デカンテーション decantation
- 化学辞典 第2版
- 傾しゃ法ともいう.溶液中に沈殿が生成した場合,沈殿を沈降させたのち,上澄み液のみを静かに傾けて分離する操作をいう.化学分析や製造化学の場合…
*in・es・ta・ble, [i.nes.tá.ƀle]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 ⸨ser+ / estar +⸩ 不安定な,変わりやすい.tiempo inestable|ころころ変わる天候.carácter inestable|不安定な性格.gobierno in…
ビチュメン bitumen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天然に産出するアスファルトに似た炭化水素混合物。アスファルトと同義に使われる場合もある。黒色または黒褐色の粘稠な物質で,高分子量の脂肪族,…