人文地理学 じんぶんちりがく human geography
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- 人間の生活や文化,社会組織などの人文現象を対象とし,それらの分布や地域構造などのなかから諸通則を見出そうとする一般 (系統) 地理学の二大分野…
心理学主義 しんりがくしゅぎ psychologism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- A.F.フィーアカントの社会学の立場を批判するのに用いた H.フライアーの用語。フィーアカントは,形式社会学をロゴス科学的なものから,心理学的なも…
人類生態学 じんるいせいたいがく human ecology
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- 生物の個体または集団と環境との関係を論じる学問である生態学の対象を,生物の1種である人類に置き換えたもの。人類は独特の生物であるため,その内…
数理地理学 すうりちりがく mathematical geography
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- 天体としての地球を研究対象とするもので,現在の地図学,測地学にほぼ等しい。かつて自然地理学の一分野としたこともあったが,むしろ地理学の隣接…
霊長類学 れいちょうるいがく primatology
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- 霊長類を対象とする学問。霊長類には,ヒトならびに類人猿も含まれるため,単に動物学の一部門とはいいがたく,独特の方法論と意義をもち,形態,生…
連合心理学 れんごうしんりがく
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ミクロ経済学 ミクロけいざいがく microeconomics
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- 個々の経済主体,たとえば家計や企業の行動原理に基づいてさまざまな財をどのくらい生産し,個々の経済主体にどのように配分するかという,資源の最…
比較静学 ひかくせいがく
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経済学原理 けいざいがくげんり Principles of Economics
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- A.マーシャルの主著。 1890年刊。生産における費用面を強調する傾向にあったイギリス古典経済学の伝統と,限界革命後に取入れられるようになった効用…
陸王学 りくおうがく Lu-Wang-xue
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- 中国哲学で,宋の陸象山から始り,明の王陽明にいたる学統ならびにその学統に連なる学説をいう。心学とほぼ同じ。陸,王どちらも「心即理」を根本主…
精神腫瘍学 せいしんしゅようがく psycho-oncology
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- 癌などの難病患者は死への不安や恐怖が強く,うつ状態になりやすいが,こうした心の問題を扱う新しい精神医学療法。アメリカで,外科医の依頼によっ…
ニッチ[生態学] ニッチ[せいたいがく]
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科学社会学 かがくしゃかいがく sociology of science
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- 科学を社会的・人間的営みとみなし,社会学およびその周辺分野の概念や手法を用いて分析しようとする専門分野。 1949年アメリカの社会学者 R.K.マー…
動物考古学 どうぶつこうこがく zooarchaeology
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- 遺跡から出土する自然遺物を中心に分析を行い,当時の遺跡の環境,人間の生活などを解明することを目的とする考古学の新しい学問分野。考古学が編年…
近代政治学 きんだいせいじがく modern politics
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- 現代の政治学のことを指す。近代経済学がマルクス経済学と対比されるように,主としてマルクス主義の側から,戦後発達した経験主義的な政治分析に対…
古人口学 こじんこうがく palaeodemography
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- 近代的な人口統計の行なわれる以前の,過去の人口現象を,断片的な古記録,遺跡の規模や分布,古人骨の死亡年齢の推定などから明らかにしようとする…
経営経済学 けいえいけいざいがく Betriebswirtschaftslehre
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- 通常はドイツ経営学のことをさし,第1次世界大戦後になってこの名称が一般化した。マネジメント研究から生成したアメリカ経営学と比較した場合,経済…
経営心理学 けいえいしんりがく management psychology
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- 産業心理学の一領域で,産業における経営活動を人間の社会的行動という側面から心理的に研究する学問。比較的新しい研究分野で,学問としての領域は…
経済学クラブ けいざいがくクラブ
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形式社会学 けいしきしゃかいがく formale Soziologie
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- 19世紀末頃ドイツを中心に,それ以前の総合社会学の百科全書的性格を批判して,個別科学としての社会学を確立しようとする G.ジンメルを創始者とした…
言語人類学 げんごじんるいがく linguistic anthropology
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- 人類学的立場から言語学上の知識を統合的に理解しようとするさまざまな研究。人類学的言語学 anthropological linguisticsともいう。主としてフィー…
言語年代学 げんごねんだいがく glottochronology
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- 言語における基礎語彙が,一定の意味の枠からとらえた場合,どの言語でも一般にほぼ一定の速度で入替るということが,経験的に明らかになりつつある…
比較言語学 ひかくげんごがく comparative linguistics
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- 共通の起源を有する諸言語を比較研究し,それらの共通祖語を再構し,その祖語からそれらの諸言語への歴史的な変遷を説明しようとする学問。これによ…
比較心理学 ひかくしんりがく comparative psychology
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- ウイルスや植物から人間にいたるまで種々の生物の行動を,その相違と類似,または近縁性の観点から比較研究する心理学の一部門。この名称は 17世紀以…
微分積分学 びぶんせきぶんがく differential and integral calculus
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- 1つの関数 f(x) が与えられた場合に,その導関数 f'(x) を求める計算法を微分法という。この微分法とそれに関連した理論と応用を研究する数学の分科…
ベクトル心理学 ベクトルしんりがく vector psychology
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- 心理的現象に,力学のベクトルの概念および法則を適用しようと試みた K.レビンによる心理学。現実にいかなる方向へ,どのような強さの行動が起るかを…
文化教育学 ぶんかきょういくがく Kulturpädagogik
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- E.シュプランガー,T.リット,G.ケルシェンシュタイナーらによって提唱された教育学説。教育を歴史的文化価値と個人との関連において考察しようとす…
文化社会学 ぶんかしゃかいがく cultural sociology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1920年代にドイツにおいて提唱された社会学。その特徴は社会学の対象を社会関係の形式に限定することなく,社会関係の内容をなす文化形象 (広く経済…
犯罪社会学 はんざいしゃかいがく Kriminalsoziologie
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 犯罪の原因,性質,結果,種類および犯罪の主体などを社会学的に研究する学問。犯罪行為や行為主体としての犯罪者を当該社会の1個の社会現象として分…
実験現象学 じっけんげんしょうがく experimental phenomenology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 素朴自然な態度で現象をあるがままの姿でとらえ、現象をその特性に従って記述分類し、実験的に相互関係を比較し、現象的性格の本質を明らかにしよう…
地質年代学 ちしつねんだいがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →地球年代学
人類遺伝学 じんるいいでんがく human genetics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒトの身体の特徴や精神など種々の正常および異常形質の起源、発現、遺伝様式、あるいは民族など集団中における頻度や変化などを研究する学問。ヒト…
数理心理学 すうりしんりがく mathematical psychology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 数理的方法を用いて研究を行う心理学の一分野。心理学は、E・H・ウェーバーやフェヒナーの感覚の研究以来、エビングハウスの忘却の研究、サーストン…
年輪年代学 ねんりんねんだいがく dendrochronology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1904年アメリカの A.ダグラスによって考え出された年代測定法。樹木の年輪は,通常中央部より周辺部のほうが幅が狭くなるが,毎年の気候変化に伴って…
相談心理学 そうだんしんりがく counseling psychology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 心理学の臨床的分野のうちでも、とくにカウンセリングに関する理論的・実践的な研究を主内容とする学問的体系をさす。「カウンセリング心理学」とほ…
静気候学 せいきこうがく static climatology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気候が各地でそれぞれ変動しないものと考えて、気候要素の平均値を用いて記述する気候学の一分野。動気候学に対する語。通常30年の平均値(平年値)…
生物学兵器 せいぶつがくへいき biological weapon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 病原微生物を分離増殖させて適当な運搬手段を介して敵国に散布し、損害を与えるための兵器。この発想は、ウイルス学が発展する以前は細菌兵器とよば…
生物物理学 せいぶつぶつりがく biophysics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 物理学的な考え方、法則性を基にして、生命現象の基本的・統一的理解に到達することを目ざす学問分野。生体高分子の物性と構造形成、分子遺伝、生体…
こちり‐がく【古地理学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地質時代の海陸、山脈、気候、生物などの地理的状況について研究する学問。示相化石を重要な資料とする。〔英和和英地学字彙(1914)〕
こぶんじ‐がく【古文辞学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 荻生徂徠が中国の古文辞派の主張を発展させて提唱した学問。伊藤仁斎の古義学に反発して、古語の意義を明らかにすることによって経書を中…
こまざわ‐じょしだいがく(こまざはヂョシダイガク)【駒沢女子大学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 東京都稲城市にある私立の大学。平成五年(一九九三)設立。
ひかく‐きょういくがく(‥ケウイクガク)【比較教育学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 各国の教育制度・理論・実際について比較研究し、それによって教育の本質や法則を発見しようとする教育学の一領域。
にんしき‐しゃかいがく(‥シャクヮイガク)【認識社会学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] sociology of cognition [フランス語] sociologie de la connaissance の訳語 ) 知識社会学と同義。また、その一分野であるデュ…
どうぶつ‐こうどうがく(‥カウドウガク)【動物行動学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =エソロジー
ぶっせい‐ぶつりがく【物性物理学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物質の性質を研究する物理学の一部門。原子、分子あるいはこれらが集まってできる物質、たとえば金属または化合物結晶・液体・気体などの…
ほう‐かいしゃくがく(ハフ‥)【法解釈学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 実定法の意味・内容を解釈し、体系的に研究する学問。解釈法学。
しゅし‐がく【洙泗学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 孔子の学問。儒学。洙泗の学。〔盧象‐贈広川馬先生詩〕
しゃかい‐じんるいがく(シャクヮイ‥)【社会人類学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文化人類学の一分野。人間社会の比較研究を行ない、それを機能的、総合的に把握しようとするもの。一九二〇年代、イギリスのマリノフスキ…
しな‐がく【支那学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の言語・歴史・宗教・文化などを研究する学問。一八世紀末のフランスで始まり、一九世紀末にはシャバンヌ、コルディエらの大家が出て…
けいしつ‐じんるいがく【形質人類学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自然人類学の一分野。皮膚や眼の色、毛髪の色や形状、血液型、身長や頭型など、人類の身体の形と質を比較研究して、人種分類や系統関係、…