デジタル大辞泉
「止」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とどめ【止】
① さしとめること。抑止すること。
② 人を殺すとき、その喉
(のど)を刺して
息の根をとめ、死を確実にすること。また、その刺すべき
箇所。喉。
さし【止】
〘接尾〙 (
接尾語「さす」の連用形が転じたもの) 動詞の連用形に付いてこれを名詞化し、継続していたその
動作が中止の
状態になっていること、また、そのものを表わす。
※生(1908)〈
田山花袋〉
二一「
新刊の偕行社記事が読みさしの儘に其上に伏せてあった」
やみ【止】
〘名〙 (動詞「やむ(止)」の連用形の名詞化) 続いて来た
物事が途絶えることや、しようとしていた物事が中止になること。また、
多く他の語と複合して用いる。「雨やみ」「小やみ」など。
とども・る【止】
※大乗阿毗達磨雑集論平安初期点(800頃)
一四「滞
(トドモル)こと无きが故に」
よ・す【止】
〘他サ五(四)〙 やめにする。するのをやめる。
※
談義本・
当世下手談義(1752)五「三十年已前迄聞もおよばぬ言葉づかひ、見ない、きない、よしな、なんどと舌をなやしてぬかしおるいやらしさ」
やま・る【止】
〘自ラ五(四)〙 続いて来た物事が途絶える状態になる。
※悲しき
配分(1922)〈
鷹野つぎ〉「けど、明日で馬鹿が止
(ヤ)まらないと、するとつまんないなあ」
よし【止】
〘名〙 (動詞「よす(止)」の連用形の名詞化) よすこと。やめること。
※浄瑠璃・大塔宮曦鎧(1723)四「宮を害せんとの物語、よしにと云はば即座に斬られ」
やま・す【止】
〘他サ四〙 雨のやむのを待つ。やませる。
※俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)「月さへももらさる松の笠ふりて 秋の時雨をやましてぞゆく〈孝晴〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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